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エコトイレ/バイオトイレと合併浄化槽の違い
エコトイレ/バイオトイレと 家庭に設置する合併浄化槽は どんな違いがあるのでしょうか?
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エコトイレの定義が明確には分かりませんが、エコロジカルな(自然環境に与える負担が小さい)トイレの総称で、節水あるいは水を使わないもの、排水を浄化して再利用するもの、し尿を処理して堆肥(コンポスト)にして再利用するもの、太陽光電池などで使用エネルギーを節減するもの、し尿処理によって発生する汚泥を資源化するものなど、作者がエコトイレと言えば何でもと言う感じです。北海道の利尻山には麓で吸収用袋を貰い、山にあるトイレにセットして使用後持ち帰り麓の収集箱で回収しています。これもエコトイレでしょうか? バイオトイレはエコトイレの一種でし尿や紙、生ゴミを微生物の作用で分解し、無臭の有機質肥料を作るもので、微生物をオガクズの中で繁殖させるものが多いようです。基本的には水を使いませんが、お尻洗浄器程度の少量は使えるそうです。山小屋や国立公園など自然環境を守らねばならぬ所に多く設置されています。先月登った大雪山の黒岳石室にもありました。使用後攪拌のためかスポーツジムの自転車のペタルを前に20回、後に10回回転するもので、200円の協力費を払いました。発生する堆肥を降ろしたり、維持には必要な費用でしょう。http://www.toilet.or.jp/ http://www.oride.net/olddiary/olddiary.htm 合併浄化槽はし尿や台所、風呂などの排水を併せて、含まれる有機物を活性汚泥(水中に浮遊する好気性微生物のかたまり)などの作用によって炭酸ガスや水に分解するものです。酸素が必要なので空気を吹き込むためブロアー(金魚水槽のエアーポンプの大きいもの)が動いており電気を使い、処理水を水路に放流せねばなりません。最近の高度処理型合併浄化槽は窒素、燐の除去機能も強化されています。維持管理には一定の負荷が必要で、処理が不完全だと環境を汚染することになり、山小屋でエコトイレが使われるようになったのでしょう。http://www.zenjohkyou.net/
- 参考URL:
- http://www.toilet.or.jp/