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靖国問題 : どうしてアメリカから抗議が出ない?

小泉首相の靖国参拝に関して、中国や韓国、最近では台湾からも抗議の声が上がったように聞きます。 靖国神社には独特の歴史的経緯があるため、関係各国から様々な思惑が絡んでの動きがあるように思われます。 ところで、太平洋戦争では日本は主にアメリカを相手として総力戦を展開したはずですよね? また南方戦線では捕虜になったイギリス兵やオランダ兵、あるいはオーストラリア兵などが、(事の真偽は別として) いわゆるB級戦犯やC級戦犯により虐待を受けたとの説もあります。 そのため、これら多数の 「戦犯」 とされる人々も処刑されましたね。  昔、「私は貝になりたい」 という、フランキー堺さん主演で、BC級戦犯をテーマにしたドラマや映画があったくらいです。 となれば、歴代首相の靖国参拝が本当に 「戦争責任を反省していない」 と考えられるのであれば、中国や、当時日本の一部であった韓国から抗議が出る前に、本来はアメリカや他の連合国側から大規模な抗議運動が出て、国際問題になっているはずなんですが、聞いた事がありません。 実際はどうなんでしょうか?

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  • shigekomo
  • ベストアンサー率39% (38/96)
回答No.10

ブッシュ大統領は先の訪日時、日本側に自身の靖国参拝の希望を打診してますが、外務省がそれを断っているのです。これより、アメリカの靖国神社に対する評価は明らかです。靖国を貶めているのは日本人自身です。 正論5月号 平成16年より抜粋  何よりも断罪しなければならないのは、ブッシュ大統領との靖国神社参拝を断わったことである。米大統領が靖国神社への参拝を望んだ。これは日本を裁いたアメリカの、もはや靖国に祀られている英霊たちは戦犯などではない、東京裁判は無効だと認めている証拠に他ならない。ブッシュ大統領の意向を受けて、小泉首相が共に靖国神社に参拝すれば、内外にこの事実を示すことになる。近隣諸国の「A級戦犯が合祀されている」という非難も根拠を失う。日本が謝罪国家から脱出する絶好の機会だった。また靖国神社に祀られる英霊は、戦犯などではないことを示せば、戦後半世紀、日本人を蝕んできた自虐史観を払拭する契機にもなる。その千載一隅の好機を、中国に気兼ねしてあっさりやり過ごした外務省と小泉首相の罪は誠に大きいと言わざるをえない。(前野徹 アジア経済人懇話会会長)

noname#174737
質問者

お礼

有難うございました。 小泉政権は長年の懸案事項を一挙に解決できる絶好のチャンスを自らつぶしてしまった事になるんでしょうか ・・・ なぜアメリカ側の提案を断ったか、これこそ国会で責任追及してほしいですよね。

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回答No.15

日本というもの知っているからだろう. あるいはそういうものを”へ”とも思わないでいられるような状態にある.

  • SCNK
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回答No.14

抗議する必要がないからです。アメリカは日本において十分に利益を受けていますし、敵対してもなんら得はないからです。 支那や南北朝鮮、それから台湾の外省系が抗議するのは、靖国問題が日本をたたくのに便利だからです。つまり目的ではなく手段であるわけです。

noname#174737
質問者

お礼

アメリカは日本と敵対してもなんら得はない ・・ ここでしょうね、中国や韓国と大きく違うのは。 有難うございました。

  • karaimo45
  • ベストアンサー率40% (11/27)
回答No.13

>台湾からも抗議の声が上がったように聞きます。 確かに台湾の先住民・高砂族の高金素梅が靖国抗議に来たニュースがありましたが、あの人は台湾でも良く知られた親中の国会議員・活動家で、多くの台湾人の持つ意識とは違うようです。台湾側からも「高金素梅は台湾人の代表ではない」という声明が多く出ています。 親日派を公言すれば吊るし上げにされてしまう韓国と違い、反日も公然と活動できるのは、台湾は進んだ民主国家の証ともいえるのでそれはそれでいいことなのかもしれません。 また、インドネシア大統領が先日来日したときに「国のために戦った兵士のためにお参りをするのは当然」と理解を示したニュースもありましたね。

noname#174737
質問者

お礼

有難うございました。 やはり反日運動が盛んなのは中国と韓国・朝鮮だけのようですね。 でも日本のお陰で経済発展しているはずなんですけどね ・・・

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.12

戦争時、米軍が不倶戴天の敵としたのは、山本五十六海軍大将でしたね。山本大将により真珠湾で米国太平洋艦隊が壊滅的打撃をうけたということですね。残念ながら山本大将は米軍にねらわれ結果命を落としましたね。米軍からみればこの時点で軍としてのうらみは晴らしてますね。イギリス・オランダが憎んだのはマレーのトラといわれた山下大将でしょう。その恨みは戦後はらしてますね。戦争は国家がするものですが実際に撃ち合うのは軍隊ですから、軍人同士の遺恨で終わりますね。欧米はローマ軍の慣習をついで敗戦将軍に優しいですね。戦争はそれ以上のものではないのですね。平均的アメリカ人はA戦犯といわれてもしらないでしょうね。一方、中国はそのような戦歴がないので恨みの解消の方法がないのでしょうね。

noname#174737
質問者

お礼

なるほど、欧米と中国の戦争に対する考え方の違いが出ているんですねえ、有難うございました。

  • scu77
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.11

shigekomo さんの言葉初耳です 確かにアメリカの大統領がそうすれば 今の小泉総理は今までの苦労はなかったはずです 違う目で見ることも出来ますね 今の小泉総理だからこいう発言ガ出た 人に信頼を与えるのは極めて難し事です 今の小泉総理はそれをやりました 私はNhkで小泉総理の国会会議をたくさん聞きました もう2年超えるんです 私が一番驚いた事は小泉総理の政治人らしさてすね 一人で責任をとって他人を非難しない 国民に優しい 今の靖国も御自分の心の問題たと話しますようね 小泉総理の言葉一つ一つが私は気に入ります

noname#174737
質問者

お礼

有難うございました。 たしかに小泉首相だからこそ、靖国に対する中韓の思惑が明らかになったように思えますね。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.9

 靖国神社についての、他の質問を参考にしてもらえば明らかです。  戦争責任および戦争時の人道上の責任について、国民全体にあるはずのものを、東京裁判では戦犯に押し付けた形で終結させ、その後サンフランシスコ講和条約では、連合国側の諸国と平和条約を結びました。  この条約には、戦犯についての規定もあり、連合国側の承諾があれば戦犯も免責されることになっていました。  講和条約締結後、戦犯の免責を求める署名活動が日本国民の間で盛り上がり、(国民全体で取るべき責任を少数の戦犯に押し付けたと言う意識を、当時多くの日本人が持っていたようです。)その世論をバックに日本政府が連合国側諸国に戦犯の免責を求めたところ、あっさり認められました。  というわけで、連合国だった諸国は公式に戦犯の免責を行なっているのですから、連合国側政府が戦犯の戦争責任を問題にすることはありません。  尚、中華人民共和国と韓国・北朝鮮はサンフランシスコ講和条約には参加していません。  

noname#174737
質問者

お礼

有難うございました。 > 連合国だった諸国は公式に戦犯の免責を行なっている ・・ そうすると、連合国によって行われた極東軍事裁判で戦犯と断定された人たちは、同じく連合国によって免責された事になるんですねえ。 という事は、もはやA級戦犯という立場も存在しない、従って靖国問題というのも存在しないという事になるのでは、と感じますね。

  • scu77
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.8

こんにちは 暑い夏ですね 小泉総理と岡田さんの話を聞きましょ 開会日 : 平成17年6月22日 (水) 会議名 : 決算行政監視委員会 岡田克也(民主党・無所属クラブ) 靖国の問題が出ます 最初はお酒話が出ますようね 靖国に関して小泉総理の答弁はほんとに多いんです それに付きまして話す野堂の人も多いんですね それ以外に安住淳さんの紙芝居もありますね

参考URL:
http://www.shugiintv.go.jp
noname#174737
質問者

お礼

面白いサイトをご紹介頂いて、有難うございました。 何だか価値観が違う人といくら討論しても時間の無駄のような気分になりますねえ。

  • yuhkoh
  • ベストアンサー率48% (350/723)
回答No.7

 外交としての「首相・閣僚の靖国神社参拝問題」は、中国・韓国(含む北韓<北朝鮮>)の2カ国が、日本に圧力をかけるための外交カードとして有効だと思っているからでしょうが(それ以外の国は有効な外交カードとは思ってはいない)、そのようなこと以外で別の視点、西洋的近代国家の成り立ちから考察した、興味ある一文がありました。 『isaの同時代フィールド・ノート 』 http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200506210000/ 「靖国に参拝し続けることこそが日本の近代国家たる証しである 」 <心の平安と、その宗教の教義全体を受け入れることとは別だというだけの話だ。これは私に限ったことではなく、近代における宗教とはそういうものなのである> <東京裁判を否定する靖国神社の歴史観が紹介され、その上で、靖国に参ることはその歴史観を受け入れることだ、などという学者先生のご高説が添えられていた。だったら、と、この学者先生に問いたい。ブッシュ大統領が教会に行くことは、そのまま天地創造説を一方的に支持して進化論を否定する行為なのか> <信仰を持つことと、その宗派の教義を受け入れることをごたまぜにする議論は、ドグマ(教義)によって社会が組織されていた中世の尺度を現在に持ち込むようなようなもので、聖と俗の分離を否定する裏返しの原理主義に他ならない> <少なくとも中世を否定した近代では、ある宗教の教義全体を受け入れることと、その宗教を信仰することとは別である> <近代においては、ある個人がある宗派に属し、その礼拝の方法でお参りをしているからと言って、その個人がその教義全体を受け入れているわけではない(略)このズレを許容するのが近代というものなのだ> <ところが中世的国家には、この微妙なズレが理解できない。ドグマに依って個人を組織する中世的国家では、社会のボンドとしてのドグマの全面的な受け入れが個人に要求されており、そこではドグマと個人の意識のズレなどあってはならない事態なのだ。たとえば中国や北朝鮮では反日的共産主義が、韓国では反日的歴史主義がドグマであり、これが中世的なドグマである以上、その社会に属す個人には、少なくとも公的空間においてはその教義の全面的な受け入れが要求される。そこでは近代的な意識のズレは許容されない。  そして厄介なことに、このような中世的国家は、隣国も同じような中世的国家だと思い込み、自らのドグマによる宗教的な争論を仕掛けてくるという性向を持つ。すなわち靖国や歴史教科書が日本のドグマであると思い込んで宗教戦争(イデオロギー闘争)を仕掛けてくるわけだ> <ここで、もし、中世的国家のノイジィさに負けて靖国参拝をやめたらどうなるか。  靖国が日本のドグマでないことの証明になるだろうか。とんでもない。中世的国家はそんな発想はしない。自分たちのドグマが正しかったのだと勝利宣言しつつ、日本もまた間違ったドグマを抱いただけの、自分たちと同じ中世的国家だったのだと、更に錯覚を強めるだけだろう。  逆説的に聞こえるかも知れないが、靖国に参拝し続けることこそが日本の近代国家たる証しである>  つまりドグマ(教義)によって社会が形成されるという中世的価値観を否定したのが、欧米諸国などの西洋近代社会なので、宗教の教義を受け入れることと、個人の信仰は別物という判断が行える。しかし、中世的価値観が生きている世界では、その宗教を信仰することはその教義を受け入れること、つまり多様な価値観を認めることができない、均一なる価値観によってのみ社会が形成されるという考え方です。  よって、 「靖国神社が大東亜戦争を拝呈的にとらえている」 「その靖国神社に不戦の思いを込めて参詣する」 西洋型近代的価値観で形成されている国家の反応 「靖国神社の教義を受け入れることと、個人の信仰観・思いは別物であることは理解できる」 中世的価値観で形成されている国家の反応 「戦争を拝呈的にとらえる靖国神社に参詣することは、その考えを支持することであり、自国を否定する行為ととらえる」

noname#174737
質問者

お礼

大変、興味深い説をご紹介頂き有難うございました。 中世と現代社会における宗教上の教義に対する差異、なるほどと感じました。 その意味では中国も南北朝鮮も、まだまだ中世のレベルから進化していないとも考えられますね。

  • poor_Quark
  • ベストアンサー率56% (1020/1799)
回答No.6

 いくら戦争とはいえ原爆や都市空爆といった非戦闘員に対する大規模で無差別の殺戮は許されるものではなく、米国はその責任論が蒸し返されるのをひどくいやがっているのではないかと思います。終戦直前ソビエトロシアとの間にすでに冷戦構造は存在し、特に戦後の日本の支配権をめぐって米ソ間で水面下の外交上のはげしいかけひきがあったとされています。米国にとっては日本の降伏を1秒でも早め、ロシアより先に日本を手中に収めることが至上命題であり、そのためには多数の民間人の命など眼中になかったのでしょう。結果としてロシアなどに占領されてしまうのはもちろん嫌ですが、そのために何百万もの国民の命が犠牲になるのは決して正しいバランスではないはずです。  靖国が編纂した遊就館図録といった書物にあらわれた近代史は強烈な反米思想に貫かれており、それを考えると米国も決して愉快ではないでしょう。ただし郵政民営化に対する米国の強い思惑があり、それを推し進めるためには多少の不愉快には眼をつぶろうとしているのではないでしょうか。この件については「郵政民営化」「米国債」といった語句を使ってグーグルなどで検索をかけるとさまざまなアーティクルを読むことができます。  もちろん米国の言動がモラル的によいとかわるいとかの話ではなく、例えばイギリスやロシアや中国といった国々にも焦点を当てれば、同じような冷徹さやそれに端を発した非人間性というものが歴史上存分に現れてきます。結局現存する大国のそれぞれの外交政策の究極の目的は他国の屈服であり、その目的のためには何でもするし「靖国」をめぐる問題もカードの一枚なのではないでしょうか。今後中国の国際的プレゼンスが良くも悪くも高まるにつれて、ことの行方は否応なく流動化していくものと予想しています。 >南方戦線では捕虜になったイギリス兵やオランダ兵、あるいはオーストラリア兵などが、(事の真偽は別として) いわゆるB級戦犯やC級戦犯により虐待を受けたとの説もあります。  イギリス兵やオランダ兵がなぜそこにいたかというと宗司国として植民地の支配権と権益を守るためであり、それを奪うために侵攻してきた日本軍と戦って出した犠牲者に対しては彼ら自身が多少の後ろめたさを持っているのではないでしょうか。報道によるとオランダ兵などの捕虜虐待に関しては一部には根強い禍根が残っていて、そのことが原因かはわかりませんが、歴史上あれだけ長く続いたオランダとの関係が廃れてしまった感があります。ただヨーロッパでは靖国をめぐる問題はあまり知られてはいず、知っている人間ほど親日的であるため日本(首相の行動)に同情的だと感じます。また天安門事件(最近の方)などを始めとする人権問題では中国に批判的な空気が強く、その影響もあるかと思います。ともあれヨーロッパではこの問題で世論を形成するほど情報が行き渡っているわけでも、関心が高まっているわけでもないと想像しています。  オーストラリアは第二次大戦中日本軍が小規模ながら空爆を行った国であり、北部のごく一部ですが根強い反日感情を感じることはあります。オーストラリアには2,3回行った程度であくまでも私見ですが、一般的には戦後築いた経済的関係や文化的交流によって多くが親日的であるような空気を感じます。親日的であることが首相の靖国参拝を認めることと同じではないのでしょうが、それが歴史だ伝統だ文化だと言われるとそういうことになってしまうのではないでしょうか。

noname#174737
質問者

お礼

詳細なご意見、有難うございました。 じっくり読ませて頂きました。 実はアメリカも後ろめたいところがあるのでしょうねえ。 考えれば原爆はもちろんの事、各地の大空襲なんて正に 「無差別殺人」 の体をなしていますものね。 戦闘要員のみならず、実に多くの老人や子供が犠牲になっていると思います。 それを考えると、やはり勝者が敗者を裁判にかけた東京裁判というのは、おかしいように感じますね。

noname#70707
noname#70707
回答No.5

日本は講和条約を受諾しており更にこの条約に対してが異論を唱えるにしても、日本政府が正式にこの条約の「受諾」を肯定している以上、価値観を共有できる民主主義国家は、あえて抗議などをすることは有りません。 しかし、戦争は突然勃発するものではなく時間の流れが有りその中でのかかわりあいで双方が己の利益のために行動することは当たりまえではありませんか。 東条が一番後悔したのは、やはり戦争に負けたことなのです。

noname#174737
質問者

お礼

有難うございました。 > 価値観を共有できる民主主義国家は、あえて抗議などをすることはない この部分なんですが、中国や韓国も、自称 「民主主義国家」 を標榜していると思ったのですが ・・・ アレッ、違ったかな?

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