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靖国神社参拝について
小泉首相が靖国神社参拝の理由は、「戦争で犠牲になった人々を弔う。それの何が悪いのか。」というのみです。 首相は、A級戦犯が合祀されていることに対しては、どのような見解なのでしょうか? なぜそのことに言及しないのでしょうか。
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- toshi-tsugu
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他の方が、小泉首相の国会答弁を引用されています。小泉総理の考えは、そのとおりだと思います。 中国・韓国との間で、日中平和条約・日韓条約を締結し国交を回復しています。それ以後、賠償という観点から日本は多額の経済援助をしてきたと思います。過去の戦争責任については、東京裁判の判決は別にして日本国内(日本国自身の手)では決着していなのではないでしょうか。A級戦犯といわれる方々の合祀は国会決議した経緯から、いまさら決着することはできないでしょう。 このような観点から、いつまで「靖国参拝」を議論するのでしょうか。小泉首相が指摘しているように、中国・韓国との間の問題は、「靖国参拝」だけではないと思います。政治的なプロパガンダと指摘する方もいます。それに載せられないためにも、小泉首相は、過去の国会決議なども踏まえて「A級戦犯の合祀」については答えないのではないでしょうか、 ご質問の趣旨と異なる点はご容赦ください。
- shkwta
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No.2です。(No.2に書いたのは小泉首相の発言です) 回答者の意見ではなく、小泉首相がどう言っているかという質問ですよね。 -------------------- ○靖国神社がA級戦犯を合祀していることについては言う立場ではないそうです。 平成16年02月10日 衆議院予算委員会 「私は、A級戦犯の合祀を問題にして靖国神社に行ったわけではございません。A級戦犯がいようがいまいが、多くの戦没者に対する、犠牲の上に今日の日本の平和と繁栄はあるんだ、二度と戦争は起こしてはいけない、そういう思いを込めて靖国神社に参拝いたしましたので、A級戦犯の合祀の問題について、とやかく言う立場にございません。」 ------------------------ ○極東軍事裁判の結果については受諾しているのでいう立場ではないそうです。 平成17年06月02日 衆議院予算委員会 岡田克也氏:総理は、極東軍事裁判、いわゆる東京裁判、これについてどういった見解をお持ちでしょうか。 小泉内閣総理大臣:これは、第二次世界大戦後、極東軍事裁判が行われましたけれども、我が国は、我が国を含む四十六カ国が締約国となっておりますサンフランシスコ平和条約第十一条により、極東国際軍事裁判所、この裁判を受諾しておりますし、この裁判について今我々がとやかく言うべきものではないと思っております。 岡田克也氏:今、総理は、サンフランシスコ講和条約第十一条によって極東軍事裁判所の裁判を受諾していると。それは事実であります。 その上で、今おっしゃったことが、とやかく言う話ではないというふうに聞こえましたが、どういうことですか。従来の政府答弁は、異議を唱えるものではない、こういう答弁ですね。同じですか。 小泉内閣総理大臣:受諾しているということは、異議を唱えるものではない、とやかく言うものではない。 岡田克也氏:総理、いろいろな国会での答弁、後でまた申し上げますが、すごく誤解を招きやすいんですよ。総理ですからきちんと答弁していただきたいと思いますが、受諾している、したがって同裁判には異議を唱える立場にはない、こういうことでよろしいですね。 小泉内閣総理大臣:たびたび答弁しておりますように、受諾しているものであり、異議を唱える立場にはございません。 岡田克也氏:そうしますと、その東京裁判、極東軍事裁判で有罪判決を受けた二十五名、うち七名が死刑判決を受けておりますが、この人たちに対してA級戦犯という言い方を通常するわけでありますが、このA級戦犯に対して総理はどういうお考えをお持ちですか。 小泉内閣総理大臣:私は、東京裁判におきましては、A級戦犯のみならず、B級戦犯、C級戦犯、数千人の方々が有罪判決を受けている。それについて、A級戦犯についてどう思うかという御質問だと思いますが、私は、受諾しているわけですから、それについて異議を唱える立場にはございません。 ---------------------------- ○A級戦犯にではなく、圧倒的多数の戦没者に参拝しているそうです。 平成17年06月22日 衆議院決算行政監視委員会 「追悼施設のお話でありますが、私は、先ほど申し上げましたように、特定の人に対して靖国神社に参拝しているわけではないんです。心ならずも戦場で命を失わざるを得なかった多くの方々、この方々が圧倒的多数なんです、A級戦犯のことを問題にされますが。私は、そういう戦没者に対して追悼の念を持って参拝している。どの国でも、私は、その国のために、家族のために命を失った方々に対して追悼の念をあらわすというのは自然なことだと思っております。」
- okstism
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いわゆるA級戦犯と呼称するのは、戦後処理の連合国による不平等裁判の結果と聞いたことがあります。 そもそもA級戦犯が合祀されているから中国・韓国などが激しく抗議しますが、特に中国が言いがかりをつけて様々な政治的優位に立とうとしていることは明らかです。 かつて村山談話で決着済みにも拘らず、イチャモン付ける中国こそ非難されるべきです。中国はチベットを侵略しながら、その歴史を正当化したり、日本からの莫大なODA援助資金を軍備拡張や、アフリカ諸国に流用して援助国面しているそうです。 いわゆる「靖国問題」を作ったのは中国側です。中曽根氏が「公式だ私的だ」などと分けたこと、中国に文句言われて「やめた事」などが、いまだに尾を引いているのです。日本の考え方からすれば、A級戦犯は存在しないことで、一様に戦没者と言うことだと思います。小泉総理は現在の日本の繁栄は、犠牲になった戦没者の礎によってこそ成り立つのだ、と説明していますから、私は中国がとやかく言う筋合いはないと思います。
- panda_
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No.1です。 すみません。訂正です。 No.1でA級と書いたのはBC級の間違いでした。 どちらにせよ靖国で祀られているようですが。
- Senna_FF
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ANo.1のpanda_さんのおっしゃってる方々はA級戦犯とは 呼ばれないのでは? (すいません。ちょっと気になったので) さて、本題ですが非常に難しい問題ですね。 過去ログ検索してもさまざまな意見がきかれますよ。 ちょっと参考までに http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1392449
- shkwta
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「罪を憎んで人を憎まず」ですね。 平成17年5月16日の衆議院予算委員会での小泉首相の発言です。国会会議録 http://kokkai.ndl.go.jp/ より。 今日の日本の繁栄は、あの六十年前、過酷な戦争で日本国民も大きな犠牲を受けた、そして、当時、家族を持ちながら、戦場には行きたくなかった方も心ならずも国家のために戦場に赴いて命を落とさなければならなかった、そういう方の犠牲の上に今日の日本の平和と繁栄があるのではないか。そういう戦没者に対して心からの追悼の誠をささげるというのがなぜいけないのか、私は理解できません。そして、日本は二度と戦争をしてはいけないという気持ちでお参りをする。現に、六十年間日本は、二度と戦争にも巻き込まれず、戦争もしていないんです。そういうことに対して、靖国参拝してはいけない、この理由が私はわからないんです。 民主党の中にも、靖国参拝すべしという議員がおられます。国民の中でも、すべきである、しない方がいい、した方がいいといろいろな議論があります。しかも、中国が、胡錦濤国家主席との間でも、あるいは温家宝首相との会談でも、靖国の問題が出ました。靖国参拝はすべきでないというお話もありました。しかし、今のような理由を私は申し上げました。現に東条英機氏のA級戦犯の問題がたびたび国会の場でも論ぜられますが、そもそも、罪を憎んで人を憎まずというのは中国の孔子の言葉なんです。 私は、日本の感情として、一個人のために靖国を参拝しているのではありません。心ならずも戦場に赴いて命を犠牲にした方々、こういう犠牲を今日の平和な時代にあっても決して忘れてはならないんだ、そういうとうとい犠牲の上に日本の今日があるんだということは、我々常に考えておくべきではないか。現在の日本というのは、現在生きている人だけで成り立っているものではないんだ、過去のそういう積み重ねによって、反省の上から今日があるわけでありますので、戦没者全般に対しまして敬意と感謝の誠をささげるのが、これはけしからぬというのはいまだに理由がわかりません。
- panda_
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そうですね。 ただ、A級戦犯の中にも、こんな人達がいるようです。 「自分は赤紙で連れてこられただけの一般兵隊。 墜落した米軍機パイロットの捕虜を殺すように 上官に命令された。 捕虜を殺すのはどうかと反発したら、 殺さないなら反抗したとしてお前を殺すと言われ、 仕方なく殺した。」 こんな人も戦後捕まえられA級戦犯として処刑されたそうです。
補足
そうです、小泉首相の見解について質問しております。