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ダイエー、そごう、マイカルの破綻について

なぜ破綻したのでしょうか?そして現在も経営をしているということは買収されたのでしょうか?あと破綻に陥った経緯を知りたいです。

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  • code1134
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回答No.1

(NO1453378の質問に対する2つの回答がより詳細ですから、そちらも参照される事をお勧めします。)  さて、ダイエーを中心に話を進行して見ますが、「土地神話」が半永久的に続くと過信し過ぎ、銀行(金融機関)から、借金し、その資金で不動産(店舗、敷地)を買い込み、大規模にスーパー網を展開した訳です。  確かに不動産価格が上がり続ける局面ではこの手法は粗正しい、と言えますし、不動産の含み益(買値と時価の差とのプラス分)がある時には、それも担保に更なる銀行からの借入をバネに雪だるま式に店舗網拡張もあり得ます。  この点を(創業者にして、破滅の引金役の)中内氏(一族)は信じて一切疑わなかったのでしょうね。これに対して、ライバルのイトヨーカドーやイオン(旧ジャスコ)は自前分がゼロとは思えませんが、リース方式を導入して、「含み益」消滅事態へ曲りなりにも備えていた、と聞きます。  この点の欠落の差がダイエー自滅の主要因だと私は考えていますし、事業規模が拡大しても「俺について来い」式が通用すると考えて再考しなかった、中内氏(一族)の思考停止が自滅を早めたと言えそうです。  矢張り(事業分野は異なるにせよ)故松下幸之助氏の様に始めは「俺について来い」式でも、中規模になれば「みんなで事業を進める」式に変え、業界有数規模になれば「私1人ではとても手に負えません。皆さん宜しくお願いします」式へ更なる変化を意識しなかった、が故に、ダメになったと言われても仕方ないと私は捉えます。  会社(民事再生?)法に私は知悉していませんが、旧会社更生法時代には管財人が選定され、「会社を解散させるか?或いはリストラ等を進めつつ、再度事業を継続するか?」の方向性を明確にし、対処していた記憶があります。  (例えるなら「ボロ家を解体し、新築するか?リフォームして、生かすか?」と言う事です。)  「日本マクドナルトも\100メニューの導入で客数は増加したものの客単価(1人一回の買物代金の総額)の方が芳しくなく、相当低迷した」との報道がありました。  「マクドナルドでさえそうなのなら、缶コーヒー等を\50台で売る事もあるダイエーなのですから、むべなるかな」と言う事ではないでしょうか?  尚、「現在も経営しているということが買収に即直結しているか?」の法的解釈等に関しては法律のスレで、再度質問されたら如何でしょうか? 私は経済学部在学中、会社法関係の授業を受けた経験ゼロですから、殆ど自身無しです。    最後に、マイカルは廃業同然と記憶していますし、そごうは西武(百貨店)と経営統合したニュースは耳にしましたが、ダイエーの場合程にカキコむネタ(苦笑)を仕入れていませんので?ご了承下さいね。 では・・・

その他の回答 (1)

  • kobakoba3
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回答No.2

 破綻にいたった経緯は#1で既出です >そして現在も経営をしているということは買収されたのでしょうか?  そごうは西武百貨店と二人三脚で、マイカルはイオングループに儲かりそうなお店だけおいしく食べられて、ダイエーは産業再生機構の支援を受けてリストラ・経営陣相入れ替えなど厳しい脱皮を強いられる、買収といっても、おもむきは3者3様です。  全ての店が赤字ではありませんから、黒字の店まで無くすのはもったいないですし、簡単につぶしてしまうにはあまりに規模もでかいし数も多いです。  では「なぜ破綻したか?」  怒らないで下さいね、、、一番の原因は「不況」です(爆)当たり前すぎるかと思うでしょうが、事実そうなんですから。それ以外の理由は「不況」の前ではちっぽけな理由にすぎません。

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