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フィリッピン人の宗教
フィリッピンでは約90%がカソリックで、4%がイスラム教だそうです。 カソリックが多いことは、スペイン統治の歴史が長かったことから、うなずけるのですが、何故太平洋の中の島にイスラム教が根付いているのか、以前から不思議に思っています。 また、イスラム教は、南部の方、例えばミンダナオ島に集中しているそうです。 この現象を見ると、どうやら「古くはイスラム教の支配下にあり、カソリックの布教活動によってこれが駆逐されたが、南の島にまでは布教活動が及ばなかったために、イスラム教が残った」のではないか、という気がしています。 なぜ、太平洋の中の島に、イスラム教が根を下ろしているのでしょうか? どういう歴史的背景があるのでしょうか?
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前提としてインドネシアやフィリピンはマレーシアやインドに地理的に近いせいもあって文化は影響をうけています。 特にインドでは仏教が廃れて以来ヒンズー教とならんでイスラム教がさかんな地域であり数々のイスラム系王朝が誕生しています。 よってイスラム教の勢力が強い南アジアや東南アジア諸国の影響を受けているため、フィリピンもスペインやアメリカの統治時代がなければ国民のほとんどはイスラム教であったと察することができます。 <参考> http://www.21ca.ac/21c/philippines.html http://www.uraken.net/rekishi/reki-tonan08.html
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- tokimune
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フィリッピンのミンダナオにイスラムがねずいているのは、1500年ごろアジアではじめてのイスラム マラッカ国が誕生し貿易のルートに沿って東南アジア にイスラム教が広がっていきます、当時フィリッピンの貿易の中心はミンダナオのダバオにあったため、 ミンダナオにイスラム教が広がったのです、 その後、スペインがセブに上陸、のちにマニラを中心として占拠植民地とし、キリスト教の布教に努めましたが、 すでにイスラム化していた、ミンダナオをキリスト教 にすることは、できなかったようです。 このことが現在でもミンダナオにイスラムのゲリラが 活動している原因です。 http://www.sqr.or.jp/usr/akito-y/tyusei/89-islam9.html おり政府軍と戦っている基なのです。
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迅速なご回答有難うございました。
- char2nd
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