起承転結は漢詩の作法=近代詩=絶句形式(起句・承句・転句・結句の四行詩です)からきています。この形式は、ロジックを展開するためには不適切です。起承転結で書かれている論文をみたことがありますか。ないと思います。詩文の作法を論文に使うのはもともと無理があります、徒然なるままにものする随筆ならばよいでしょうが。ロジックの形式は3段論法(定言3段論法)が基本です。序論・本論・結論でもよいですが、現代的には、提起→論拠・論証→帰結と表現されることが多くなっています。質問者は、4段にはどのような形式があるかと言っていますが、何段であろうと3段論法のアレンジとみることができます。論拠・論証のところを、第1フェーズ、第2フェーズと展開させていけばいいだけです。また、段落といっていますが、この正確な意味がよく分かりませんが、論文の全体構成(序論・本論・結論の構成)、各論の構成、各フレーズの構成、パラグラフの構成、これらはすべてコンテキストの構成の仕方ということになりますが、大きくは先ほどの提起→論拠・論証→帰結で、小さくは命題(判断の言語化・定義化)の構成、これを展開させていくだけです。これがロジックの展開、論文の書き方、文章のまとめ方です。
(追伸)質問の文章は正確に記述してください。「3段落で書くときは序論本論結論4段落で書くとき起承転結意外に何がありますか?」とありますが、読点がなく、誤字もあります。また、段落のことを問題にされていますが、ここで質問されているのは段落のことではないでしょう。