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読経やお参りのときに数珠を上げる理由は?
坊さんの読経や葬儀の焼香や墓参りの時に手に数珠を被せるのか、その理由がわかりません。 どなたか、ご教示いただけませんか。
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もともと数珠は読んで字のごとく、数を数える道具で、古代インドで用いられていたそうです。これがバラモン教から仏教にはいって、真言や念仏つまり「おまじない」を何回唱えたかを数える道具に転用されました。 日本の仏教でも真言や陀羅尼や念仏をとなえる宗派がさかんになると、それらを数多く唱えること自体が修業であり功徳である(さらには数珠を繰ること自体も)とみなされ、一般信者も使うようになりました。 また、数珠の基本型は108珠で,これは百八煩悩にして百八尊の正しくして動じない心をあらわすとされています。
お礼
具体的に教えていただきありがとうございました。