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正信偈について教えて下さい(浄土真宗西本願寺派)
浄土真宗西本願寺派です。 正信偈を覚えようとCDを借りてきたのですが、 2種類の発音の仕方があり、どちらを覚えて 普段の勤行に使えばいいのか変わりません。 1つは、節にそれほど関係なく、4行目毎の最後3文字分を 音を下げて読みます。王佛所(お↓ぶつ↓しょー↓)とか 大弘誓(だい↓ぐー↓ぜい↓)といった感じで、 また「上」の印のある箇所で声が高くなりません。 もう一つは、節通りに読み、「上」ではきちんと声が高くなるものです。 前者のほうでは、正信偈最後の「唯可信斯。高僧説」の「斯」を 「しー」とあっさり読むのに対し、後者では節通り「しーしー~しー。。。」と 長く発声します。 違いと、どちらを覚えればいいのか教えてください。
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> 浄土真宗西本願寺派です。 最初に揚げ足取りのようで申し訳ありませんが、教団の名称としては、「浄土真宗本願寺派」(本山:通称・西本願寺)=略して「お西」ともといいます。 「本願寺派」といい「西本願寺派」とはいいません。「浄土真宗西本願寺派」という宗派名は包括宗教法人として存在しません。念のため。 さて、ご質問の正信偈ですが読誦方として何通りかありますが、通常CD等に収録するのは「草譜」と「行譜」です。 ご質問の前者が「草譜」で、後者が「行譜」です。 日常勤行では「草譜」を用います。 最初の「歸命无量壽如來」から途中で区切れる「至安養界證妙果」までは4行目毎にドレミで言いますと、 「レ・レ・レ・レ・ド・ド・↓ラ」と下がります。 帰命無量寿如来からは「壱越(ハ調のレ)」 善導独明仏正意からは「双調(ハ調のソ)」 初重念仏は「壱越(ハ調のレ)」 二重念仏は「平調(ハ調のミ)」 三重念仏は「黄鐘(ハ調のラ)」 回向(願以・・)は「平調(ハ調のミ)」の音程です。 まず、門徒さんが暗記して覚えるのは「草譜」です。草譜(そうふ) は日常の朝夕の勤行として用います。 「行譜」は日常よりも丁寧な法要時に用います。行譜(ぎょうふ) が宗祖親鸞聖人と四祖(覚如・蓮如・顕如・先師)のご命日の晨朝、または報恩講などの法要に用います。ご家庭では亡き方の月命日や祥月命日の朝のお勤めで用いればよいでしょう。 更にm本山専用でしかも年1回なのが「真譜」(しんぷ)です。本山の御正忌報恩講の1月16日の晨朝に御影堂で唱えられます。(CDにはありません。) 頑張ってね。 amida3@本願寺派の坊さんでした(^。^)
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- amida3
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No3さん指摘の >前者のほうでは、正信偈最後の「唯可信斯。高僧説」の「斯」を「しー」とあっさり読むのに対し、後者では節通り「しーしー~しー。。。」と長く発声します。 は、実は気になっていました。CDがどこの何のものなのかが確認が取れませんのですが、普通に、これを聞くと「大谷派の草四句目下」のことを言っていると聞こえます。ただ、そうなると3行目で下がるので「4行目毎の最後3文字分を音を下げて読みます。」(本派草譜)と矛盾します。 したがって、No1での回答時には無視しました。 質問者さんも、きちんと覚えるのでしたら、本願寺出版社のCDで覚えてください。 参考URL:の本願寺出版で、商品検索に「576」(半角)と入力してでるものです。
- akira36
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つかぬことをお尋ねいたしますが、本願寺派の正信偈は、草譜、行譜共に、最後の「唯可信斯高僧説」は同じ勤め方ではなかったでしょうか? >前者のほうでは、正信偈最後の「唯可信斯。高僧説」の「斯」を「しー」とあっさり読むのに対し、後者では節通り「しーしー~しー。。。」と長く発声します。 の意味がよく分かりません。 専門家の方々、よろしくご教授ください。
- abcdef123456
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「行譜」は日常よりも丁寧な法要時に用いますが、基本的には晨朝のお勤め時です。 寺院の報恩講では用いる寺院もありますが、寺院ごとに異なります。ちなみにうちではまた別の十二礼の節です。 自宅での年回法要は阿弥陀経をはじめとする三部経でお勤めすることが多いです。地方にもよりますし、寺院によっても異なります。自宅で報恩講をされるというと浄土真宗の盛んな地域のようですが・・・これもみんなでお勤めするのを優先するお寺さんもあり、いろいろです。 行譜をお勤めするお寺さんかわかってから覚えるのでも良いと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました。 そうですね、地域性などもあるでしょうね。 お盆前に自宅へお寺さんがいしゃるので、その時に いろいろ聞いてみます。
お礼
回答ありがとうございました。 発声の仕方が数通りあるんですね。 > 「行譜」は日常よりも丁寧な法要時に用います お寺さんに自宅に年回法要や報恩講で来て頂いたときは 行譜であげられるものですよね。ある程度は、行譜の 音程も知っておいて、お坊様と一緒にお唱えすれば いいものなんでしょうか?