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A級戦犯はもう罪人ではない?
自民党の森岡正宏氏はA級戦犯はもう罪人ではないと言ったそうですね。靖国では中国がイチャモンをつけてると思ってましたが、こうなると中国側にも理はあるんじゃないですか?
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占領下で勝者が敗者を裁いた東京裁判については不満を持つ人が大勢いて当然です。 しかし、日本は1951年に調印したサンフランシスコ講和条約で東京裁判の結果を受け入れています。戦後日本の国際協調体制がこの条約に出発している以上、日本政府としては異議をとなえることができないでしょう。 もし、政府がそれをすると、日米安保条約も成立しませんし、国連にも加盟していられないし、また日韓基本条約に不満を持つ韓国の「基本条約を改定せよ」という主張を認めなければならなくなります。 個人としては、A級戦犯とされた指導者たちは、裁判があろうとなかろうと、みずから敗戦の責任をとるべきであったと考えています。東条の自決失敗が報道された時、一般国民の感情もそうだったと聞いています。
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- M0FUM0FU
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もちろん無関係な話だよね?どこか別の質問と誤爆したんだろうけど。もちろん信じてるとも。こんな寓話もどきと日本を重ねる人がいるわけないって。 まぁ万一のことを考えて、突っ込んでおこう。いや、もちろん誤解だろうとは理解しているけどね。 乱暴者を退治したのも、乱暴者に虐げられたのも、主に隣町の乱暴者なんだが何故いたのか、何故戦う羽目になったのか、それらについて全く考えていないのが非常に斬新だ。結局どういった理由で戦いが起き、負けたかを全く理解していないな。村をアジアとするなら横暴村長の跡目争いに乗じて日本が活躍してしまっただけで、他の村民とは大して戦っていない。むしろ村民は乱暴者同士の覇権争いに右往左往していただけ。 戦犯と称して虜囚を殺されまくったり、賠償金や資産放棄で散々経済的に譲歩したりしたのを謝っただけで許してくれたとして戦勝国や第三国に感謝しているような理屈も理解できないが。村を追放するのを許したって、皆殺しにしないでくれたとか、火の海にしないでくれたとか、そういう意味かね。国際法上許されるわけないというに。 なんで日本を悪く言う人って国際法をまったく理解できてないんだろう。 と、寓話もどきを日本と重ねてると仮定してみたけど、想像以上に難しかったよ。やっぱりどこかと間違えたのかな。 とりあえず、当時の日本の国際的な善悪は死人をさらに罰するかどうかには全くの無関係だけどね。
- speeddrive
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No.16の方が言う話の悪者が戦犯の立場だとしたらそれは違います。 なぜなら、罪を償ったからです。処刑されたりしたではないですか?....罪を認めて謝罪しただけではないはずです。 だから、罪人ではないです。過去に罪人であったことは事実ですが。 この手の話で気になるのは、同じ日本人なのに、戦争指導者だけが悪い人間だと決め付けること。その人達だけが野蛮で非情で、狡猾だと一括りにして他の日本人は被害者だというのは違うと思います。
補足
一億総ざんげ論は違うと思います。政党政治家がたくさん殺され、海軍まで反対していた戦争に、ひきずりこんだ人々の責任は免れません。
ある村に、とっても周りの村民に迷惑になる男がいました。男は近所の畑を勝手に自分のものだといって占領したり、周りの村人たちに暴力を振るったりしていました。 いい加減、我慢の限界になった村人たちは、一致団結してその男を懲らしめ村八分にしようとました。男は村人たちに囲まれ、逃げ場がなくなり、遂に「オレが悪かった、謝る。だから、頼むから村八分にしないでくれ」と懇願しました。 村人たちは集まって話し合いました。そして、男を許すと決めました。その代り、男は自分の犯した罪を認め、みんなに謝罪すること。そして必死に村のために働くこと。そのことを約束するなら、罪を許し、村から追放するのを辞め、また村の一員として受け入れてやろう。 男はその提案を受け入れ、村人たちと固く約束をしました。 ・・月日が流れ、男はそれから必死になって働きました。金持ちになり、村の有力者とのつながりも強くなり、もはや彼の存在なしには村の経済は回らないぐらいに彼の力は強くなりました。 そんなとき、彼は突然、かつてのことを持ち出してきました。 「あのとき、オレが悪かったと謝ったが、あれは嘘だ。オレは悪くない。だいたい、あんなのはちゃんとした裁判でもなんでもない。お前たちが勝手にオレが悪いと決めつけただけじゃないか。オレは悪くないぞ!」 男の取り巻きたちも、コネのある実力者も男のいうことを「そうだそうだ」といいました。 ・・さあ。彼のいい分は正しいでしょうか?
補足
おっしゃることはよくわかります。ただ寓話は寓話にすぎませんね。いい意味でも、悪い意味でも。
- M0FUM0FU
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法治国家において、法の下に裁かれた者がその後に罪人として扱われるのは二重処罰といって禁じられています。NHKとからめて書いてる人がいますが、それとは全く違います。というかそもそも海老沢氏はなんらかの権威ある裁判で裁かれたわけではなく、自分で勝手に辞めただけです。海老沢氏が置かれた立場はかわりません。 東京裁判が法理的に正当であればこのように現在は罪人ではなくただの死人です。一応当時の日本の責任者として日本人を代表し死んでいったため靖国神社としては英霊と言えるでしょう。 国際法があると言えど、いつ作られた法か、当時の日本に適用できるか、本当にその法に違反したのか、責任はあるのか、そういった問題に真っ当に反論できれば、彼らは冤罪で処刑された身となり、やはり罪人ではありません。 これが東京裁判について反対している人の立場です。 まぁ、これらの反論が認められても、現在の秩序の根幹を揺るがすような条約の変更はしないし、誰もさせようとは思わないでしょうけど、胡散臭い訴訟が減るんじゃないかと期待はしています。 どっちに転んでも中国に理はありませんね。 墓荒らしで前王朝を辱めてきた文化を日本に持ち込まないで頂きたいものです。
お礼
確かに胡散臭い訴訟が多かったですね。平衡していました。どうにか減らしたいものです。
補足
閉口←平衡
小学生の頃 「A級」が「永久」と聞こえてました。 頭の中では「永久に戦犯」と勝手なイメージでした。 そもそも言葉の音が悪いです。 攻めなければ、降伏が待っている状態での「平和に対する罪」って一体どういうことでしょうか? 当時、国際法を一番守っていたのは日本ではないかという意見もあります。 そうなると、何が有罪で何が無罪なのかの定義がかなり曖昧ではないかと思ってます。 「勝てば官軍」という言葉が一番中国の態度ではないでしょうか? 責任の取り方まで他国に決められたんですから、そのあとどうしようが日本の自由だと思います。 他の宗教の方に供養のしかたを注文つけられても、どう対応すればよいのでしょうか。
補足
日ソ中立条約違反や非人道的武器の使用など、確かに国際法を一番守っていたのは日本ではないかという印象はあります。中国はそこでは比較の対象から無視されていますが・・・ ただあの時点の攻めなければ待っている「降伏」は満州からの撤退や三国同盟の撤回ですから駐留をゆるす降伏とはいえないでしょう。
- cyokokichi
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共産国家は違うかも知れませんが、裁判では負けて罪人にはされたものの、犯罪者は、罰で罪を償って、死刑でなかったら罰と指導で更正するんですから、その当時裁判で負けて罪人だっただけでもうA級戦争犯罪人は罪人ではないと思います。 でも、ラストエンペラーは確か戦争犯罪人で思想改造されて、釈放されて庭師で死んだんですよね。 共産国家から見た日本の元戦犯は永遠に戦犯なんでしょうかね。 難しい問題ですね。
お礼
確かにラストエンペラーは確か戦争犯罪人で思想改造されて、釈放されましたね。彼らは溥儀のことはもう戦争犯罪人とはいいません。彼の場合、死刑より軽い刑でしたので、日中戦争の死刑になったA級戦犯5名とはちがうということなのでしょうか?
- disease
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日本国内では罪はないと言ってもいいでしょうが、対外的には問題でしょうね・・・ でも不公平な気もしますね。 ただ最後の戦争で負けた立場にいたという所為で犯罪者扱いされるとは・・・ 中国・韓国にも戦争中に日本に対して罪を犯した人たちはたくさんいるのに、勝った国の人間だという理由でその罪を問われることはありません。 アメリカも同様でしょう。 そもそも中国・韓国は自力で日本に勝てなかった弱小国です。 連合国の勝利のおこぼれに預かっているだけの国なのに、すっかり戦勝国きどりです・・・ しかも日本から何億もの援助を受けているのに、全く感謝もしないとは・・・
補足
韓国は確かに弱小国ですが、中国は当時は国内の混乱で自力で日本に勝てなかったとはいえ大国です。今日、中国は軍事的にも強国になりました。だからこそ寛容の精神で歴史に臨んでほしいものです。毒にも薬にもならぬ神様を拝むより核をもっている中共の方が数倍平和をおびやかしているのに・・・
- nacam
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大きな事故、事件、戦争などの場合、必ず責任をとる人が必要です。 イザという時、責任をとるために、上司、経営者、司令官がいます。 A級戦犯の人達は、その責任をとらされたのです。 JR西日本の社長が、「列車事故は、運転手の責任、日勤教育は、指導者の責任で、自分に責任は無い」で、世間の人は納得しますか? 三菱自動車の社長が、クレーム隠しは、「全社長時代のことなので、自分に責任は無い」と言ったら、世間ではどのように思いますか。 「A級戦犯に戦争責任は無い」と言うことは、これと同じ事です。 当然世界が納得するはずはありません。 「死んでしまったから、罪が消えたから問題ない」との意見は、NHKの元会長が、「会長職を辞めたので、全ての罪が消えたから、顧問になっても問題ない」との考えと同じです。 それで、世間が納得したでしょうか? 日本の場合、責任の所在がはっきりせず、うやむやになってしまい、傷口を広げる事が多すぎると思います。 責任の所在をはっきりさせる事と、何のために上司が、経営者が、上官がいるのか、真剣に考える事が大切だと思います。
お礼
お説の通り「死んでしまったから、罪が消えたから問題ない」との意見は、NHKの元会長が、「会長職を辞めたので、全ての罪が消えたから、顧問になっても問題ない」との考えと似ています。
罪人であるとか、違うとかはそれぞれの考え方、見方などがあるでしょうが、 中国の人が言う気持ちも私は分からないでもありません。 例えば、日本のA級戦犯は罪人ではないからと擁護するようにヒットラーを扱ったらどのような結果になるか 火を見るよりも明らかではないでしょうか? それと同じように中国人もユダヤ人がヒットラーを考える同じ感情になると思います。 それに何故に総理大臣および一部の政府の人が中国人の感情を無視してまで靖国に拘るのか、どうしても理解出来ません。 そんなに戦争の英霊を称えたいのなら、なにも目立つように靖国へ参拝などしなく、 自宅ででも靖国へ向かってすればいいと考えます。 どうしても靖国へ参拝したかったら、要人でなくなった時にいけばいいと思うのです。 (役人は権力に執着するので、それは無理でしょうが・・・)
補足
確かに今の中国は強国ですが、それに屈するのですか?中共は米国のような紳士の国ではありません。米国に降伏したときのような展開は望めないでしょう。
- sophia35
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おはようございます。 私も、そも「罪人ではない」と言う他の方の意見と同じです。日本は敗戦国となり、有無を言わさず東京裁判にて「戦争責任」を問われる立場となりましたが、実際には日本を擁護する声は東南アジアや当の中国からも挙がっていますし、日本の無実を獲得する為に尽力したインドのパール判事の例もあります。(彼は、米国から最後通牒である『ハルノート』を、米国からの「最終的宣戦布告」であると指摘しています) また彼は、A級戦犯にも戦勝国が主張するような違法行為は無かったと論証し、全員無罪を主張、「戦勝国による集団リンチに他ならない」と言って、東京裁判の無効性を主張しました。 しかし、他の方の言うとおり「勝てば官軍」です。それを鵜呑みせねばならない状況下において、東京裁判は行われ、A級戦犯として裁かれた訳です。ですのでこれは、罪人と言う位置づけにはならないでしょう。 で、仮に中国側が言う通りに「A級戦犯=罪人」と決め付けたとしても、それは東京裁判で「法的」に裁かれ、その罪はその方達の命をもって償いとされました。 罪を償ってもなお「罪人」と呼ばれる・・・それもおかしな話ではないでしょうか?
補足
罪を憎んで人を憎まずといいますが、やはり感情はどうにもなりません。だから償ってもらうわけです。彼らはもう自らの死により罪を償いましたので、「人を憎む」感情にはさらされなくていいわけです。だからといって「平和に対する罪」という東京裁判の判決を否定してはいけません。もう二度とこのような不幸な事件があってはならないという気持ちは何より大事だと思います。 また米国からの『ハルノート』は、断じて「最終的宣戦布告」ではありません。パール判事は、「平和に対する罪」の被害者ではないので、全員無罪を主張したのでしょう。
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お礼
東条は自決しようとしたのですか。潔く裁きを受けたのかと思ってました。 お説のように日本はサンフランシスコ講和条約で東京裁判の結果を受け入れています。現在の安保条約も国連加盟も日韓基本条約も全てはこの上に築かれた秩序でしたよね・・・