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体内時計について?
人はまったく光の入らない所で生活すると、周期が1日25時間になるそうですが、コレはなぜなんでしょうか? 一応生存競争に勝ち残って現在にいたってるわけなので、環境に適応させて1日24時間のサイクルにプログラムされててもいいんじゃないかと思ったのです。何か25時間に設定することで大昔は利益を得ていたんでしょうか? 猿とかも25時間サイクルなんでしょうか?
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あまり普通でない環境におかれたとき、「1日は24時間」という原則は簡単に崩れるからです。 原始時代は、現代と違っていつも同じ時間に寝て起きてを繰り返せるわけではありませんでした。 いつ敵が襲撃してくるかも分からないし、獲物がつかまらなければ昼も夜もなく働かなければならないわけです。 なので、24時間サイクルきっかりでないと変調をきたしてしまう身体だと、競争に勝ち残っていけないわけですね。 そんなわけで、どっちみち1日1回調整を行う機能は必要だったことになり、そういう機能があるのなら「体内時計が24時間に設定されている」ことの意味はなくなります。 ではなんで23時間でも26時間でもなく、25時間なのかというと、ほんの少しの寝不足くらいなら、この1時間分のバッファで吸収してしまえるようにです。 体内時計が23時間しかないと、生活リズムが狂ったときに、いつもより早く眠くなってしまうことになります。それでは、不測の事態が起こったときに残業できません(^_^; これが25時間あることで、たまに通常より長く活動(狩りなど)しても、翌朝になればリズムを取り戻せるようになっているのです。 しかし26時間だと、寝不足が過剰に多くなって体内の疲れが蓄積しやすくなり、返って危ないことになります。 ゆえに、25時間くらいがちょうどよかったわけですね。 よって、基本的には猿とかも同じはずです。
お礼
きっちり24時間で余分無し。っていうのは逆に生物にとって不利益なんですね~なんか考えてみたら納得です(^^)ありがとうございましたっ。