- ベストアンサー
無安定マルチバイブレータ
非安定マルチバイブレータについて勉強中なのですが、これはコンデンサの特徴だと思うのですが、コンデンサが充電された状態で、+側の電圧が0になったとき、ベース電圧がマイナスの電位から始まるのはなぜですか?それと、このLED点滅回路の仕組みを初心者に分かりやすく教えてください。 回路は↓のような感じです。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/PDF/34481/3448_8syo.pdf 本当に困っています。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>> -5Vから充電されてスレッシュホールド電圧の0.7Vになったら、相手のトランジスタがONになるということでいいのでしょうか?これだと、ー5Vになる=放電であるということになると思うのですが << 帰ったら素早いレスが付いてて驚きました!(数日放置が普通なのでw ) コンデンサの両端電圧に着目して語ると、おっしゃる通り -5V から 0V まで「放電」してから引き続き +0.7V に「充電」され、反転過程では保存され、反転後はコレクタ抵抗経由で充電され…となります。 一方、「回路の振る舞い」を話すとき、電圧が(1-exp(-t/τ)的に上がる波形や操作を「充電」、exp(t/τ)的に下がる波形や操作を「放電」と形容することが少なくありません。(充放電とはコンデンサの事だと決めてしまうと conflict するでしょうが。) お示しのpdfの文もこの用法で「充電」と書いてたので私もすんなり書きました、通じてなかったらご免なさいです。今後この分野の資料を読むときの参考にしてください。(専門用語は専門的になるほど素朴な意味から拡張=別な意味や逆の意味をも吸収合併=することが多いです。 数学で引き算を途中から「負の数を足す」と言うようにですね。)
その他の回答 (2)
- dojustice
- ベストアンサー率61% (140/226)
>-5Vから充電されてスレッシュホールド電圧の0.7Vになるまでの・・・ この区間のコンデンサの動きは、「端子電圧の減少」ですから、「放電」です。(tb=C1Rb2) 「充電」は、このときの反対側のコンデンサの動き・・・tc=C2Rc2で、「コンデンサ端子電圧が上昇」していく過程が充電です。
お礼
回答ありがとうございます。 充放電について理解することができました! ありがとうございました!
- Teleskope
- ベストアンサー率61% (302/489)
>> Tr1がOFFからONになる瞬間、C1は+5Vが充電されています。Tr1がONになると、C1の+側がグラウンドされたことになるので、Tr2のベースは-5Vになります。 << のところですね? コンデンサの電気抵抗は、1/(周波数×静電容量) の形をしてます。反比例の式だから 信号の周波数が大きいと小さいのです。 コレクタ波形が変化する時間はすごく短いですね、変化の早い信号は大きな周波数と同じです。ゆえにその瞬間の電気抵抗がとても小さいのです。Rbよりずっと小さい。 だからコレクタの波形変化がほとんどそのまま相手側のベースに行きます。そのベースは 逆向きには電流が流れないので邪魔しません。 結果、コレクタの「電圧スイング」がほぼそのまま相手側ベースに。 Trが完全にONすると、グランドに接続されたのと同じになりますね。それ以降は、Rb経由で静かに充電が続くだけです。 参考までに;コレクタの変化がすごく早い理由は、2個のトランジスタが相手の動きを促進しあってるからです。正帰還 positive feedback と言います。
お礼
回答ありがとうございます。 ベースがマイナスの電位になることは理解できました! しかし、まだ分からないところがあるのですが、相手のベースがー5Vになった時、その電位がどのようにして、上昇していくのかがわかりません。ベースが0.7Vにならないと、そのトランジスタはONにならないですよね? >Rb経由で静かに充電が続くだけです。 ということですので、-5Vから充電されてスレッシュホールド電圧の0.7Vになったら、相手のトランジスタがONになるということでいいのでしょうか?これだと、ー5Vになる=放電であるということになると思うのですが、正しいでしょうか? すみませんが、これらも回答していただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 波形によって充放電を形容するとは知りませんでした。大変参考になりました。だいぶ理解できたと思います。 ありがとうございました!