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基礎工事について
現在、新築中で基礎工事の事ですが、 布基礎の部分を明日にもコンクリート打設するとの ことですが、既に前日までの雨で2cmほど溜まり、 さらに今日大雨が降っていて、現場を見てはいないのですが、かなりまた溜まっているかと思います。 前にもベースのところ、同じようにゴミと雨が溜まっていたのですが、簡単に5,6個のゴミだけ取って大丈夫だからと言って構わずに、そのままドボドボと、生コンを流し込みました。 そういう前のようなことがあって、今度は何としても水を取るようにと言ったところ、雑巾でふき取り、ジェットヒーターで暖めるからと言ったので、そんなものでは間に合わないから、ポンプか何かで吸い取るようにと頼みましたが、果たしてこちらが見ていなければ、構わず水がたっぷり溜まったまま、生コンを流し込むような気がします。こんな状態でできた基礎は果たして強度的には大丈夫なんでしょうか?宜しくお願いします。
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建前で答えますと・・・、 コンクリートは所定の配合以上に水分を取り込むと、強度が落ちます。また、水が抜け切らない箇所は空洞が残ったり、乾燥時の収縮が大きくなってクラックが発生しやすくなります。 そういう理由で、水は除去させてください。(ただし、打継ぎ部や型枠は湿り気がある方がコンクリートのためには良いですから、ジェットヒーターで乾かす必要はありません) 以上が建前で、本音を少し言えば、 その程度でコンクリート強度が致命的に劣化することはありません。業者の姿勢を正すことは必要ですが、そのことをもって必要以上に心配されることはありません。
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- houng
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水の比重が1.0に対してコンクリートは2.3です。水が溜まった中にコンクリートを流し込むと下に溜まっている水を押しのけてコンクリートが打ち込まれることになります。 (なので、杭とか海の中とかでもコンクリート打設できるのです。ただし、この場合は水中コンクリートの扱いで通常よりも配合が若干違います。) 溜まった水が閉じ込められないようにコンクリートを打ち込めば(ごく普通に型枠の上から流し込めばOK)、強度的にはそんなに神経質に成るようなことでは有りません。 ただし、泥は良くありません。泥は不純物としてコンクリートに取り込まれるので、できる限り除去したいところです。 また、住宅の基礎程度でしたら、多少の強度低下をまねいても十分に設計基準強度以上の強度発現はすると思います。(だからといって杜撰な施工を許せとは云いませんが。) コンクリートの打設は、神経を集中させてより密実に打ってもらう方が重要です。密実なコンクリートは強度的においても耐久性においてもすべてにおいて優れたものになりますので、コンクリート打設の直前にあれこれ注文をつけてやらせてコンクリ打ちの時に注意散漫にならないように仕向けた方が賢明だと思います。 (結局、施工するのは人ですからね。)
お礼
ありがとうございます。御礼が遅れまして申し訳ありません。早速、業者に言いましたら、流し込むのは明日にまた延期になりましたが、その前に泥を取るのに、しぶしぶ雑巾で拭き取ることを約束してくれました。いづれにせよ、そんなに強度のことでは心配しなくてもいいとのことで安心致しました。貴重な参考意見をありがとうございました。
お礼
「強度が致命的に劣化しない」とのことで、少し安心しました。でも、業者の方には jyamamoto様が教えて下さった理由で水の除去をしてもらうように、もう一度頼んでみます。大変参考になりました。ありがとうございます。