>申請方法や実務経験の内容がわかりません。教えて下さい。
*試験で3種、実務経験で2種を取得した者です。
資格要件(卒業学校・実務期間・経験電圧等)は、
先の回答者のリンクを参考にしてもらうとして、
実際の認定取得時の注意点等を参考に記載します。
1,実務経験の種類
1)電気工作物の保守・点検
2)発送配電所の運転管理
3)電気工事
私は、主に1)と3)の実務経験でしたが、
電気工事での2種(電圧1万ボルト以上)は工事業務の作業工程表の提出を求められ、
係官の言では、その中の特高関係に従事した日数のみ(22日を1ヶ月としてカウント)
が該当するとの事です。(3種だと電圧500V以上)
社内の他者の例では、「保守・点検」の期間だけで取得するのが容易なようです。
(運転管理も勤務時間で、カウントされる)
2,実務経歴書
資格要件を満たす電気工作物について従事した事柄だけを記入します。
私の場合(2種)、高圧(6KV)関係工事の経歴を一生懸命に記載して行きましたが、
高圧関係は全て削除を求められました。
保守・点検業務は、「保安規程」の遵守を厳しく云われました。
点検規準・周期は保安規程を守っていることが重要です。
(保守・点検業務の従事者で「保安規程」の事が判っていない人は
認定取得を言い出すのは、ほぼ駄目でしょう)
係官は「実務経歴書・単線結線図」を読みながら「質問」を浴びせてきます。
その質問に正確に・、素早く返答出来なければ、実務をこなしてきたとは
認められない可能性があります。
(学校を出て、実務を経験せず、年数だけ経った人は「経験での取得は出来ません」)
私の社内の古い経験者の話しでは、彼は単線図を持って行かなかったので
「その場で、経験業務箇所の単線図の作成を求められ」、
彼は、当然素早く正確に書き出したので、それを見た係官はOKを出したとの事です。
私が申請の為、部屋で待っていた時、その時申請していた人は「リレー試験」の事を質問され
何も言えずにいたら、係官は「勉強して再度来なさい」とのニアンス(直接には言っていないが)で
経歴書の書き方を指摘していました。
以上、リンク情報には出ていない事でした。