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複合費の補助部門費化

通信教育の問題です。 「複合費(例えば修繕費)は主として小規模経営において部門別原価計算の代用として利用され、企業規模が大きくなると複合費として把握されている費用は補助部門費(例えば修繕部門費)として扱われることになる。そこで、このような取り扱い(補助部門費化)が必要とされる根拠を2つ述べなさい。」 テキスト等を調べましたがよくわかりません。 何卒ご教示のほどよろしくお願い致します。

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noname#111067
noname#111067
回答No.1

○必要性の根拠1:財務会計(決算)で把握された費用を原価計算のステップとして受益部門へ配賦するために必要です。 財務会計では発生した費用は形態分類された勘定科目で把握します。次にこれを管理責任と関連付けて部門別に分類集計します。この部門が修繕や電力・水道・ガス、家屋など生産活動に補助的な用役やサービスを提供する部門の場合、設問の「補助部門費化」したことになります。補助部門費化された費用は、その用役やサービスを受け取る部門に配賦し最終的に製品の原価を適切に計算するためのステップとなります。 具体的には、財務会計では材料費、人件費、経費等形態分類で会社あるいは事業場の発生費用が把握されます。この各費目の中から例えば修繕部門の場合、修繕部門で発生した費用を取り出して修繕部門費とします。それは修繕部門に修繕というサービスを依頼した部門に適切な基準で配賦するために使われます。 ○必要性の根拠2:部門の管理者と結びつけて部門費の管理責任と効率化を図るために必要です。 修繕部門の責任者は、修繕部門で発生した費用が本当に当該部門で発生した費用であるか、数量、金額は妥当か等について管理責任を負います。さらに修繕単価を引下げるために何をすべきかを考え、実行した結果を評価するために部門費を活用します。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 勉強になりました。