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叙述トリックの出来れば短編
ファンの方は「いきなり叙述って、お前、読んでいきなりそれってわかるのが叙述の醍醐味だろう」とお怒りになるかもしれませんが、叙述トリックの出来れば短編をGWにイッキ読みしたいので、おススメをお教えください。よろしくお願いします。
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No.1でGOTHがもう挙げられてしまっているので‥ まどろみ消去(著:森博嗣 講談社文庫) 工夫を凝らした叙述とトリックが上手い、短編集です。ミステリィとしての手法は乙一によく似ています。むしろ、乙一が森ミステリィの手法を受け継いだと言った方が正しいのかもしれません。 耳すます部屋(著:折原一 講談社文庫) 日本ミステリ界における叙述トリックの名手にして第一人者、折原一の短編集です。10作からなっています。叙述ミステリィの魅力が、この本には詰まっています。
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- ojisan_ojisan
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貫井徳郎『光と影の誘惑』 短篇というか、中篇かも知れないですが。4篇ですが、それぞれに巧さがあります。貫井氏の作品の中ではかなり地味な中篇集ですけど、1・2を争う傑作だと思います。 あと、同じ貫井氏の作品で、『被害者は誰?』。 『光と影の誘惑』とは対照的にかなり軽いノリの連作短篇集ですけど、巧さは十分に生きていると思います。
お礼
お返事ありがとうございます。<光と影…>は読んだことが無かったです。お教えいただいてありがとうございました。
こんばんわ。 「叙述トリック」と判っていて尚且つ、「巧い!」と唸ってしまうようなもの...... ガチガチのものではなく、 『 瓶詰地獄 』 『 少女地獄 』 夢野久作 などは如何でしょうか。読んで損なし。 夢野久作というとなんだか、マニアな感じがされる方もおられるでしょうが、そんなことはございません。 流れるような文体で頁を繰るのももどかしく、物語にグイグイひっぱられ、最後にはせつない気持ちで 本を閉じる....、 そんなエンターテイメント性たっぷりの極上の読書体験を味わえる稀有な作家の一人なのです。 [ 夢野久作全集 8 ]( ちくま文庫 ) が手に入れば、両方とも収録されているので、お得です。同収録の『 木魂 』もオススメです。
お礼
お教えいただいてありがとうございます。早速、アマゾンで購入しました。久作さんは<ドグラマグラ>を書いたかたなんですね。面白く読んでおります。
- 3gatu
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乙一の「GOTH」はどうでしょう。 連作短編集です。 ただ有名なのでもうご存知かもです。
お礼
遅くなってしまってすみません。お返事ありがとうございます。<GOTH>は確かにもう、読んでしまいましたが、改めてもう一度読んでみようかと思います。ありがとうございました。
お礼
お答えありがとうございます。森さん、折原さんともにアマゾンで購入しました。森さんのほうはミステリーだけではなかったですが面白かったです(特に最後の数学者のはなしとか)。ありがとうございました。