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自己破産と債務整理、国民年金・健康保険について(長文です)
多重債務者(4社350万円、親族200万円、国民年金・国民健康保険未払い金併せて30万円以上)です。 自己破産か、債務整理を考えています。 それで、教えていただきたいのですが、 1. 自己破産をする場合、債務に国民年金や国民健康保険の未払い金も含められるのでしょうか? もし含められるのなら、現在は派遣会社の社会保険に加入していますが、退職(契約終了)した場合、国民年金・国民健康保険は、会社を辞めた次の月から再加入できるのでしょうか? また、国民健康保険の資格・将来の年金の受給はどうなるのでしょうか? (現在の社会保険料は、強制加入・強制徴収で、拒否すれば仕事の契約を切られるので、やむなく支払っています) 2. 現在の手取給料では、普通に(衣食住の最低ラインで)生活するだけでもギリギリなので、基本的には自己破産が適していると思いますが、インターネットの情報で知ったのですが、私の場合は、利息制限法で計算しなおすと、借金がゼロまたはマイナスになる可能性があるようです。 もしマイナスになるのなら、債務整理にしたいのですが、最初に(弁護士に)債務整理を依頼して、後で自己破産にすることは可能でしょうか? また、(履歴を請求して計算する以外の)費用が余分にかかってしまうのでしょうか? 3. 自分で計算することも考えているのですが、自分で金融会社に履歴を請求しても、すんなり出してくれるものでしょうか?また、履歴を請求後、自己破産も債務整理もしなかった場合でも、ブラックリストに載るということがあるでしょうか? (借りている会社は、NICOS・セゾン・オリコ・OMCです) 4. 直前に借り入れがあると、破産ができない場合があるとのことですが、直前とは、どのくらい前のことでしょうか?1か月以内だとしたら、毎月借り足しているので、いつでも直前に借り入れがあることになってしまうのですが…。
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>1. 自己破産をする場合、債務に国民年金や国民健康保険の未払い金も含められるのでしょうか? だめです。公租公課(税金やご質問のような公的な支払のもの)は免責対象にはなりません。 >退職(契約終了)した場合、国民年金・国民健康保険は、会社を辞めた次の月から再加入できるのでしょうか? 国民健康保険は滞納分から順番にということになります。 加入は出来ますが制限がつきます。 国民年金については社会保険がなくなった場合にはそのときから加入になります。督促はされるけどあまり強制はされません。理由は罰則として年金金額の減額や支給しないという形が取られるからです。 >国民健康保険の資格 大抵は保険証を交付してもらえず、代りに資格証明書の発行となり、医療機関では一度全額医療費を支払い、後で役所で保険負担分(7割)の還付を受けるという形になります。 保険を使わない自由診療だと保険適用の2倍位の金額になり上記還付も受けられませんから、不便なだけとということです。 >将来の年金の受給はどうなるのでしょうか? 20才から60才まで40年加入が義務です。この40年には国民年金だけではなく厚生年金などの加入期間も合わせて考えます。 そこで、この加入年数が25年に満たないと一切年金は出ません。25年以上であれば加入年数に応じて受給額が変わります。満額は40年です。 >強制加入・強制徴収で、拒否すれば仕事の契約を切られるので、やむなく支払っています やむなくではなく支払わねばなりません。 >2.私の場合は、利息制限法で計算しなおすと、借金がゼロまたはマイナスになる可能性があるようです。 借り換えのようなことをせずに長い年月借りているということですか? 借り換えをした後は借り替えたときからの再計算ですよ? それで可能性があるということであれば、弁護士に頼んで任意整理でも良いですが、自分で特定調停を申し立てるのが費用的にも安く一番簡単です。(こちらは自分でも出来ます) 特定調停でも利息制限法により引きなおしが行われます。 >最初に(弁護士に)債務整理を依頼して、後で自己破産にすることは可能でしょうか? 債務整理をした後に自己破産というのはおかしいですよね。整理したのだから。 債務整理を試みたがうまくいかないのでやっぱり破産・免責申請するというのは別にかまわないです。 >3. 自分で計算することも考えているのですが、自分で金融会社に履歴を請求しても、すんなり出してくれるものでしょうか? すんなりとはいきません。特定調停を通じてだと出してくれるでしょう。 >自己破産も債務整理もしなかった場合でも、ブラックリストに載るということがあるでしょうか? 当初契約どおり支払っている限りは事故歴はつきません。 (ブラックリストというものはありません。クレジットヒストリーに事故歴が記載されるだけです) >4. 直前に借り入れがあると、破産ができない場合があるとのことですが、 破産はできます。免責が出来ないことがあるということです。 >毎月借り足しているので、いつでも直前に借り入れがあることになってしまうのですが…。 そういう話の範囲は問題になりません。一番まずいのはまとめて借り替えた時、まとめて大きな金額を借りた後ということです。単純に期間の問題ではないです。
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- nawa100
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参考になりそうなサイトを見つけました。 これで質問者様の疑問がかなり解消されるかと。 とはいえ、一度専門に相談したほうが宜しいと思います。任意整理だと専門が絡むと絡まないとでは大きな違いだと聞きますし、仮に自己破産されるとしても手続きに不備があって免責おりず。。。では厄介だと思いますので。
お礼
nawa100様 いろいろ検索して調べたのですが、このページは初めて見ました。 勉強になります。 ありがとうございました。
お礼
mickjey2様 とても詳しくご説明いただいて、ありがとうございます。 1.やはりそうですか…。これだけでも数十万円なので、残るとかなりつらいのですが。 文字数制限で、どうしても説明不足になってしまいました。 「やむなく支払っている」というのは、現在、完全に毎月借金をしないと食べることすらできない状態なので、事実上支払能力が全くないのに、借金を増やしながら無理して支払っているという意味です。 2.今のお給料では、普通に生活するだけでもギリギリなので(国民年金・健康保険料の未払い金が残るのなら、なおさら)、任意整理のための計算をしてもらって、支払額がゼロ又はマイナスにならないのなら、自己破産・免責申請に切り替えるという意味です。 それは可能なんですね。 3.やはりそうなんですね。特定調停も考えて、色々調べましたが、自分の性格上、直接交渉しなくてはいけないのでは無理なので、実際の交渉は専門家にお願いするつもりです。 ブラックリストというものは存在しないというのも調べた中で知りましたが、履歴が数年間残るというのは事実らしいので、便宜上この言葉を使いました。 4.これに関しては、大丈夫そうですね。 本当にありがとうございました。