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外国の新聞について
日本の新聞は、右寄り、左寄り、又は、英米寄り、大陸寄り(?)などなど色々あると言われ、私もそのように感じることも多いのですが、外国の新聞にも、そのような色々な傾向というものはあるのでしょうか。 米、英、仏、中、韓、その他、どの国の新聞でも結構ですので、傾向がお分かりになるものがあれば教えて下さい。 1番知りたいのは「親日的」新聞はあるのかなぁということですが、多分それは無いんでしょうね...。
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トルコが親日的な理由は、日露戦争があるようです。 (ちょうどロシアに脅かされていたタイミングで日露戦争が起こり、日本がロシアに勝ってしまったため) 外国の新聞事情ですが、「日本新聞年鑑」(日本新聞協会編/発行:電通)という本が毎年出ており、これにいろいろと書かれています。そこそこ大きな図書館に行けばあると思いますので、暇な時にご覧になっては如何でしょう。 外国の新聞の傾向は、その国の“言論の自由がどこまで利いているか”に大きく関わってきますので、日本は良い意味でも悪い意味でも“自由に書ける”といった感じですね。 手元にある「DATA BOOK 日本の新聞2004」(日本新聞協会)によれば、 2001年のデータでは、世界で一番日刊紙の発行総数の多いのは、中国、日本、アメリカの順ですが、人口1000人あたりの部数に直すと中国はダントツに低く、1位はノルウェー、日本は2位だとのこと。 以下余談ですが、 世界一発行部数の多い新聞ということでギネスブックに載っているのは、日本の読売新聞らしいです。
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- Natt
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まず他の人も回答しているように、アメリカなどでは新聞が、それぞれの政党を支持しているところも多いです。 日本のように中道でなければいけないというようなものではないですね。 さらにその上で、タブロイドと高級紙に分かれます。 また各地域でそれぞれの地方紙がかなり活発ですので、日本の新聞を右・左・英米・大陸寄りなどという以上の偏りがありますね。 高級紙に関しては、一応は客観的報道を主眼としているものが多いので、明らかな偏りは嫌う傾向がありますが、それぞれ肩入れしている政党により論調がことなります。 アメリカの共和党寄りの新聞か、民主党寄りの新聞かによって。 そして親日政策をとるような政党の新聞であれば、論調も親日的なものになりますね。 また新聞に限らず、親日といえば南アジア一帯はかな~り親日的です。 トルコの例は他の人も挙げられていますが、以前よりトルコの親日は有名です。 また他の国を見ると、イラクなどもこの前の戦争以前は非常に親日的でした。 その他中東諸国を見てみると、日本のイメージというと「おしん」のイメージが一般的らしいです。 このNHKドラマのおしんは、中東諸国(東南アジア諸国でもヒットしましたが)では非常に高い高視聴率をマークし(聞いた話では80%超えの地域もあったとか)、そのため日本=おしん=日本女性への幻想(w)もあいまって、親日ムードがありますね。 ただしこの前のイラクでの戦争でどう変化したかは定かではありませんが。 また太平洋諸国を見てみると、パプアニューギニアなどは非常に親日で有名ですね。 あそこは大統領からして日本びいきという話しです。 またインドネシアもデヴィ夫人(個人的には…な感じですが)のイメージもあってか、それほど悪くはないようですね。 またフィリピンでは、以前、大阪でフィリピン人女性が殺された事件をきっかけに、日本は怖いところというイメージは広まりました(確か90年代頃だったと思います)。 そのため以前のようにジャパニーズ・ドリームの地というイメージは減少しているようですが、それでもまだまだジャパンマネーの魅力は強いようで。 さらにベトナムを見てみると、最近はどうか知りませんがドイモイ政策の始まりの頃、非常に日本は人気がありました。 特に日本人男性が。 日本人女性が海外でもてるという話はよく聞きますが、日本人男性がピンポイントでもてる話しを聞いたのはベトナムくらいでしょうか。 日本の経済力への憧れが、日本人男性への憧れともなったのかもしれません。 良家の子女を日本人の奥さんにするという夢を抱いていたお金持ちもかなりいたようです。 ただここも最近はかなり発展しましたし、日本との交流も盛んになってますので、もしかしたら今は幻滅されてるかもしれませんのが…。 また台湾は親日的な国民性らしいです。 何人かの知り合いの台湾人(女性)の話を聞くと、イメージとしてはジャニーズらしく…。 男性には最近はアニメの国というイメージも強くなっているようですね。 そのため日本語を勉強する人も多いです。 日本語といえば忘れてはいけないのがオーストラリア。 第二外国語で日本語を選択する人が一番多い国です。 まだ実際に訪れたことがないため聞いた話ですが、やはり日本に悪い感情を持ってはいないようですね。 オーストラリアにとっては、日本は第一位の貿易相手国ですし、観光地として日本人相手の商売で生活が成り立っている人も多いので。 そういった事情からでしょうか。 ざっと思いつくまま書いてしまいましたが、長文・乱文失礼しました。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 (お礼が遅くなってすみません) アメリカでも、やはり日本以上に偏っているのですね・・。なるほど・・。でも、キチンと支持政党を明らかにしておくのもいいかもしれませんね。あくまでもそれは、「政策支持」ということであり、事実についての「不公正な報道」とは違う、という感じがしました。 >親日政策をとるような政党を支持すれば、論調が親日的になる.. ・・これもなるほどと思いました。道理ですよね! アメリカには、タブロイド紙と高級紙があるんですね。この辺も日本とはちょっと違う感じがしますね。 おしん、ジャニーズ、アニメ・・・やはり、文化の力って強いですよね。中国あたりでもアニメはやっていると聞いたことがありますが、もっともっといろんな文化を伝えて、日本のことをわかってもらう努力をすべきかもしれませんね。 パプアニューギニアは親日的、インドネシアもそんなに悪くない・・ですか。デヴィ夫人も少しは役に立つようですね 笑・・(失礼)。 フィリピンやベトナムでは、まだまだジャパンマネーのイメージが残ってるんですかね~。何だか哀しいような・・。でも現実を知って幻滅されるのもちょっと寂しくもあり。複雑ですね。 オーストラリアで第二外国語に日本語をとる人が一番多いというのも初めて知りました。嬉しいですね~。でもあそこも何だか不思議な位置?ですよね。 >オーストラリアにとっては日本は第一位の貿易相手国・・ そうなんですか~。もうちょっと日本人もこういう国に目を向けるべきかもしれませんね。 たくさん知らないことを教えて頂き、大変助かりました。どうもありがとうございました。
補足
この場をお借りして・・・皆さん、ご回答本当に有難うございました。アバウトな質問で、答えにくかったと思いますが、たくさんの情報を頂き感謝致します。おかげで外国の新聞事情についてよくわかってまいりました。 しかし、皆さんの回答全てが役に立った分、逆にポイントをつけるのが、とても難しくなってしまいました。今回ポイントをお付けできなかった方々、誠に申し訳ありませんm(_ _)m。これに懲りずにまた私の質問にお答え頂ければ幸いです。
- juzube
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5で回答したものですが、 すいません! 間違えました。 タイのある新聞は、中国で起こっている反日運動に対して、 「日本側に」理解を示した論説を載せたのでした。 日本の占領時代のことにも言及しつつ、しかし、中国の態度を批判する内容でした。 失礼しました。 ちなみに台湾や中国の親日ぶりは、なんかもう、お国柄というしかないかなあ、って気がしています。 戦争のことはちゃんと知ってるけど同じアジア人だし、経済発展してがんばってるし、お金も落としてくれるし、中国みたいに威圧的じゃないし、 と普通に考えれば、怨念の強くない大らかな熱帯地方のお国柄ですから、日本のことはけっこう好きになってくれるのでは、と。 このあたり、そうしたところの人と知り合いのかたとか、住んでるかたとかのご意見をお聞きしたいですねえ。
お礼
タイは>「日本側に」理解を示した論説・・だったんですか。ほぉ~。 日本の占領時代のことにも言及しつつ、冷静な意見も述べられるというのは理想ですね。タイという国はなかなか大人なんだなぁと思いました。 >怨念の強くない大らかな熱帯地方のお国柄・・ ・・やっぱりそれですかね~。 >住んでいるかたとかの意見をお聞きしたいですね。 ・・全くそうですね。それこそ日本の新聞を読んでると、自分達はこう書きたいというストーリーがあるのでは、と思うことがあるので、直に聞きたいですね~。
- juzube
- ベストアンサー率43% (149/341)
まったく不確実な答なんですが。 トルコほか中東などは、白色人種の支配に対抗して唯一勝ったことのある有色人種ということもあり、総じて親日と聞きます。 イラク、イランなど、日本人のかつての英雄の名前を子供に付けている人がけっこういるとのこと。 「カミカゼ」を見てそれに習い、自爆テロが始まった、ということも聞いたことがあります。 ということで、あちらの新聞は総じて親日だと「思います」。 (そんな親日具合も、自衛隊派遣などあまりにアメリカ寄りなので大分崩れて来ちゃってるんじゃないかと心配しますが……) また、第二次大戦の時に、日本が侵略したおかげで長い西洋の支配から逃れられて、かつひどい被害を受けていないところは親日でしょう。 非難すべきことは非難しますが、先日もタイの新聞が、中国の反日運動に理解を示した論説を載せましたね。 知ってる限りでは、台湾やフィリピンも親日っぽいです(戦時中日本軍がした虐殺を映像で見せるなど、歴史教育はたっぷりしてるようでが)(台湾人のママに聞いた話)。 なので、この辺の国が出している新聞も、親日の気が強いと「思います」。 曖昧模糊とした話で恐縮ですが、ご参考までに。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 トルコ以外の中東の国々も親日なんですか。それは知らなかったです。確かにイラクは報道で親日と言っていたのを聞きましたが、中東全体がそうなんですね。 近隣諸国のニュースが多いので、日本ってよっぽど嫌われてるんだなぁという概念に囚われてしまっていましたが、世界を見渡せばそうでもないんですね。 タイは反日運動に理解を示す論説を載ましたか~。やはり戦争の傷跡って深いんですね。 台湾はいつもどうなんだろうと疑問に思う国のひとつですが、そんなに歴史教育をたっぷりされても親日の部分があるというのは不思議ですね。「敵(中国)の敵(日本)は味方」ということもあるのでしょうか..。そうすると冷静な記事もあるということですね。 フィリピンも本当は迷惑かけたような気がしますが、なぜか楽天的な印象がありますね。 やはり中国や韓国では、領土問題などでの日本の言い分を冷静に載せられる新聞というのは、まだまだ無理なのでしょうかね~。 受けた被害の大きさの違いとか、色々な要因があるようですね。 ありがとうございました。
- koba-shonen
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3です。 補足ですが、日本ほど戸別配達が行き届いている国は珍しいと思いますよ。 宅配制度を全廃した代わりに新聞代がメチャ安い、と言うケースもあるようです。(日本の新聞代は、高いです)
お礼
再びご回答頂きありがとうこざいます。 >日本ほど戸別配達が行き届いてる国は珍しい なるほど、それが発行部数の多さに繋がっているのかもしれませんね。 戸別配達のシステムは確かに便利ではありますが、それが故に値段が高くなってるのだとしたら・・やっぱりちょっと考えてしまいますねぇ・・。配達は無くても安い方がいいかも・・^^:。 追加情報ありがとうございました。
- B-rapid
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個々の新聞については、知識がありませんので控えておきますが、欧米の新聞・テレビは日本以上に政治的なスタンスを鮮明にしていまして、「自社は○○党を支持します」なんて記事が出たりします。 日本では、テレビは放送法の規定で禁止されていますし、新聞も曖昧にしていますから、欧米の先進国からすれば、日本のマスコミのスタンスのほうが異常に見えるかもしれません。
お礼
早速のご回答どうもありがとうございます。 参考URLを拝見致しましたが、確かにびっくりしますね。 「サン」ってダイアナさんの話題ばかり載せてる新聞かと思ってましたが、労働党支持ですか..。 >メディア王のマードック氏の傘下にある同紙は、ブレア政権が誕生した97年の総選挙で従来の保守党支持から転換... ↑これもビックリです。 日本の新聞だと、あの新聞は自民党寄りで、あの新聞は民主党寄りかなぁとかなんとなく思うこともありますが、確かにはっきり宣言することはないし、もしやったら、色々論争になるかもしれませんねぇ~。う~ん、どっちがいいのでしょうか。 イギリスは日本と同じ島国ですが、大陸寄り(親仏、親独)の新聞とか、そうでない新聞とかは無いのでしょうかね~。
- yetinmeyi
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トルコは、「親日的」と聞きます。
お礼
早速のご回答どうもありがとうございます。 へぇ~そうなんですか!トルコの大体の新聞は親日的という感じなのでしょうか。 何でかわからないけど、ちょっと嬉しい感じがしますね~。 参考URLもありがとうございました。英語や現地語なのでちょっと難しいですが..(^-^:)。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 「トルコの親日」の理由はそんなところにあったんですね~。日露戦争ですか..。やはりあの戦争に関しては、割と日本の評価が高い場合が多いようですね。。。トルコは自国に対し、助かったという記憶があるんですね。とても勉強になりました。 「日本新聞年鑑」という本に色々書いてあるんですか。図書館には時々行くので、早速探してみます。情報ありがとうございます。 言論の自由・・・確かにそうですね。「○○支持」なのか「偏向」なのか「癒着」なのか、その線引きがあるのどうかさえ、まだ私にはわかりませんが、多様であることはいいことかもしれませんね。 中国の新聞購読率がそんなに低いのは、びっくりですね。共産主義だと各家庭に配布されてるようなイメージさえありましたが、違うんですね..。う~ん、考えさせられます..。 読売新聞が発行部数世界一なんですか..。何故かなぁ。巨人ファンのおかげでしょうか(笑)。