- ベストアンサー
三国志(5)(吉川英治)の冒頭文を教えてください
最近、図書館から三国志を借りてきて読んでいて、4巻読み終えました。 今まで、「吉川英治歴史時代文庫」の三国志を読んでいたのですが、帰宅後今日借りた第5巻を見てみると、「吉川英治文庫」のものでした。 「吉川英治文庫」の「三国志(5)」は赤壁の巻のつづきで、「渦巻く水、山のような怒涛、そして・・・」で始まります。 読み損なってしまう部分があったら嫌なので、「吉川英治歴史時代文庫」の「三国志(5)」をお持ちの方がいらっしゃれば、冒頭が上記のものと同じかどうか教えていただけませんか? くだらない質問ですみません。どうぞ宜しくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「吉川英治歴史時代文庫」の「三国志(五)」の最初からですが。。。 赤壁の巻(つづき) 亡流 一 渦まく水、山のような怒涛、そして岸うつ飛沫。この夜、白河の底に。。。 「吉川英治歴史時代文庫」の「三国志」は全8巻。間違いないと思います。 ちなみに、最後の8巻「後蜀三十年」の下りの部分は涙モノです。吉川英治という作家は本当に格調高い文章を書かれていたのだなぁ、と感動しました。 その感動部分ですが、魏将鄧艾(とうがい)の軍門に下り、成都開城により蜀が滅亡した後にこう続けています。 「昭烈廟の松柏森々と深き処、この日、風はいかなる悲愁を調べていたろうか。定軍山の雲高き処、孔明の眦はいかにふさがれていたろうか。なおなお、関羽、張飛、そのほか幾多の父、幾多の子、また、無数の英骨、忠臣、義胆の輩はいかに泉下の無念をなぐさめていたろうか。。。。」 あっ、あまり続けちゃうと楽しみがなくなっちゃいますねw。 ともかく、間違いではないと思います。
お礼
どうもありがとうございます!! 全く同じみたいですね。これで安心して読み進めることができます。助かりました!!