- ベストアンサー
腸閉塞の予防法・又は手術
ひとつき前に胃が何も受け付けず吐く事一週間、徐々に回復しました。今回二日通便が無いと思ったら右腹の一点が鈍く間欠的に痛みだし、病院で20年前の盲腸手術を原因とする腸閉塞だろうと診断されました。触診聴診だけなので私は「可能性の一つ」と思ってますが。 さて、行ったのが内科専門医だったせいか「手術なんていらないよ」と言われましたが痛み出すと寝られぬほど苦しいので今後繰りかえすようなら切ってしまいたいと思います。手術は盲腸程度の軽いものでしょうか? あと、今後起きないようにする予防法は有りますか? 元々朝は食べないで一日2食だったのを半年前から一日1食にして6kg減量したのですがこれは影響あるでしょうか? 4日目まだカラキジばかりです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
お腹の手術を受けられたかたが、腸閉塞をおこすケースは よく見られることです。原因は胃や腸を切除した時の 傷が治る時点で「ひきつれ」を起こし、腸のその部分が 細くなるためです。また長時間、内臓を触ったり空気に さらすために、腹膜(内臓を包んでいる膜)が炎症を起こし、腸の一部分にくっついてしまい、結果的に腸をしめつけている場合があります。 こういった方が腸閉塞をおこす引き金として、暴飲暴食、 冷え、ストレス、過労、風邪など体調が悪くなることが あげられます。 症状としては、吐き気、嘔吐、お腹の張った感じ、 間歇的にくる痛み、排便、おならが出なくなる、などが 一般的です。 治療としては、入院し絶食、点滴を行い体力の回復と共に、腸閉塞の回復を待ちます。それでも全く改善が見られない、または腸の閉塞部分が捻転(ねじれている事)している場合は、手術療法が必要となります。その場合の 手術は全身麻酔下による開腹手術となります。 ssbbniroさんの場合、盲腸の手術はどの程度のものだったのでしょうか?腹膜炎をおこしていたとなると、 やはりそれが原因かもしれません。 しかし、便秘で便がつまり気味になっても、腸閉塞をおこすこともあります。この場合便さえでれば、問題はありません。 そのどちらでもない、または繰り返し起こるようであれば、腫瘍などが原因でおこることもありこの場合は 精密検査が必要です。 まずは、ムリな減量はやめて便通をよくすることが大事です。それでも繰り返すようなら、外科受診をお奨めします。
その他の回答 (3)
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
腸閉塞症(イレウス)というのは、小腸の通過通過障害で、腸の中で食べたものがほとんど通過しない、或いは、まったく通過できない状態を指します。 イレウスの原因には大きくわけて二つあります。 腸が細くなったり、塞がってしまったために起こる器質性のものと、腸の構造は正常なのに蠕動運動が弱まってしまったために起こる機能性のものの二つです。特に後者は重症になりやすいので注意が必要です。 一般的には腹痛・膨満・無排便・嘔吐などが症状で現われるものですが、進行状態や原因によって、現われ方は異なってきます。 上部小腸の閉塞が起きている場合、膨満感は軽くても大量の苦味の強い緑色を帯びた吐寫物があります。閉塞部分が腸管の下の方であれば濁った糞便臭のある吐寫物が出てきます。ただし、麻痺性のものや大腸下部に病位がある場合は初期の段階では嘔吐はほとんど認められません。 膨満は腸に溜まった食べ物・分泌液(消化液)・ガスなどで腸が物理的に膨らんでしまうことによって起こります。末期になると腹水を伴い、腹部の膨満は外観からもわかる程の状態となります。なお、下部小腸の閉塞では腹部全体の膨満が見られますが、上部小腸ではあまり膨満はひどくありません。 症状が進行すると、排便や放屁がなくなってしまいます。逆にこれらが再開すれば、良くなってきた兆しといえるでしょう。 最後にイレウスに伴う腹痛について述べて見ましょう。 突発的に腹部全体に激痛が走る絞扼痛 腸が膨らみ周囲を圧迫し腹部全体に持続性の痛みが起こる膨満痛 閉塞部より上部腸管が蠕動するために、特有部位に周期的に襲う疼痛である疝痛 進行したイレウスによって腹膜炎となって起こる持続的な疼痛である炎症痛 これらが典型的なイレウスによる腹痛です。 さて、ssbbninoさんの場合、嘔吐が続き、次いで、便通がなくなり、腹痛が起きたのですネ。 おそらく、右腹の痛みのある部分の少し下の腸管部位が閉塞気味なのでしょう。触診や聴診だけでも蠕動や膨張などはかなりの精度で分かります。 食事については、あまり食べないほうが無難でしょうネ。 食べれば食べるほど膨満し、溜まった食べ物が腐敗し、また、食事の刺激による蠕動が原因の疝痛が起こりやすくなる恐れがありますので。 手術を受けられる場合、開腹手術で盲腸とは違った大掛かりなものになります。排便がなくなり、疝痛が起きているのであれば、一度外科での診察を受けられることをお勧めします。 以上Kawakawaでした
お礼
いつも詳細な回答ありがとうございます。先月は二日酔いのような胃の不快感が強くお腹の痛みは気が付かず病院でも診断不明で胃薬だけくれたようで。今回同じお医者さんにかかって「前回もこれだね」と言われました。症状はもう治まってしまったので今度出たら外科の方でも見てもらいます。伯父も若い頃腸ねん転で開腹しているので腸が暴れる家系なのかな?
- DR-K
- ベストアンサー率29% (16/55)
眠れないほど痛むのであれば、他の疾患も考慮する必要があると思いますから、血液検査やバリウム検査などの精密検査を1度受けられた方が良いかもしれません。術後の癒着性の腸閉塞の場合は手術に至らないことがほとんどですが、繰り返す場合や重篤な場合は手術の対象になります。手術は癒着部の剥離と切除になりますが、その手術のための癒着性腸閉塞が起こる場合もありますから保存的に治療できる場合は、積極的には手術はしません。 又、1日1食とのことですが、水分は十分摂取されていますか? 普段の便は硬いですか柔らかいですか? 1日1食は生理的にいっても無理がありますし、便秘のひいては腸閉塞の大きな要因になります。2食にするなら朝夕の2回で水分は十分とることが必要です。
お礼
具体的なアドバイスありがとうございます。手術が原因で又癒着ではいたちごっこですね。便秘が引き金にならないように気をつけて暮らします。午前中は甘い飲み物でしのいで人の2倍は水分を取ってると思います。理想体重に成った事だしこれからは暴食を控えて2食に戻します。
医学書で調べたところ、こんな記述がありました。 お大事に 腸閉塞(イレウス) 腸閉塞(麻痺性腸閉塞、無力性腸閉塞症)は、腸壁の正常な収縮性の動きが一時的に止まる状態である。 機械的閉塞のように、腸閉塞は腸の内容の排泄を妨害する。しかし機械的閉塞と異なり、腸閉塞はめったに穿孔にまで進まない。 腸閉塞は、腹部内の感染症や凝血塊、腸管への血液供給を減らすアテローム性動脈硬化症、腸の動脈や静脈への損傷などによって引き起こされる。また腸閉塞は、腎不全や、例えば低カリウムや高カルシウム血症などの電解質異常といった、腸管外の疾患によっても引き起こされる。腸閉塞のその他の原因は、ある特定の薬物と甲状腺機能低下である。腸閉塞は腹部の外科手術の24~72時間後によく起こる。 -------------------------------------------------- ▲症状と診断 腸閉塞の症状は、腹部の膨満、嘔吐、重篤な便秘、けいれんである。聴診器を通しても医師は腸音が全くあるいはほとんど聞き取れない。腹部のX線写真は異常に膨らんだ腸管を示す。時折、状況を調べるために結腸鏡検査(観察用チューブを使った結腸の検査)を行う。 -------------------------------------------------- ▲治療 腸閉塞によって引き起こされたガスと液体の増加は軽減されなければならない。時により圧力を緩和するために管(チューブ)を肛門から大腸の中に入れる。さらにまた管を鼻から胃や小腸の中に通し、圧力と膨張を緩和するために吸引を行う。疾患が峠を越すまで患者の飲食は禁止となる。液体と電解質を静脈から注入する。 --------------------------------------------------
お礼
あっという間の回答ありがとうございます。医者の言い方が「食べないようがいいよ」と言う軽いものだったので食欲はないのに少しずつ食べていました。「峠を越すまで禁止」なんですね。あぶなく症状を重くする所でした。
補足
医者に貰った薬袋を見たら「食後に服用」と書いてある。さて、どうしたものか?
お礼
回答有り難うございました。思い当たる事ばかりで大変参考になりました。盲腸は余り痛くなかったので気づくのが遅れて化膿してひとつきの入院でした。暴食してますし仕事が変わったストレス、寒くなってレギュラーコーヒーも呑みだしたし。今朝便通があって落ち着いたようなので今度痛くなったら外科の方で受診してみようと思います。