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大家の個人情報保護法対策
現在、30戸程度の賃貸マンションを家族で有限会社を作り経営しています。 この4月から個人情報保護法が施行されますが、 大家としてどのような対策をとれば良いのかよくわかりません。 入居時に店子さんに書いてもらった契約書、身上書を鍵付きのキャビネットで管理すること。 くらいは思いつくのですが、他に大家として対策をとる必要があることはあるのでしょうか? それと、防犯意識を周りに見せるためだけに、正面玄関とエレベータ内に設置し、 それを住居兼事務所の一室でテレビモニタに流し続けています。(録画はしていない) これも、通常の(録画されている)防犯カメラと同じように、「防犯カメラ動作中」などの掲示が必要なのでしょうか? どこか参考になるサイトでも良いので教えてください。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
個人情報保護法は、個人を特定できる情報を、 1.提供を受けた目的以外に使用しない。 2.正当な理由がなければ、第3者に開示、漏洩してはならない。 3.個人情報の持ち主が、情報を持っている業者側に、自分の情報の内容の開示と、情報が違っている場合に訂正を申し出ることができる。 などの内容になっています。 まず、皆さんが書いておられるように、個人情報保護法の対象事業者ではありませんから、この法が本格施行される4月以降にすることはありませんが、従来同様(つまり、この法律には関係なく)個人情報を第3者に漏洩すると、機密漏洩などの罪に問われたり、損害賠償を請求されることがありえますので、取扱いは慎重にしてください。 従って、店子さんの情報を、金融機関などに開示するなどというのは、もってのほかということになります。 ビデオを撮ること、録画することは、そもそもが個人情報ではないことや(関係者でないと、個人が特定できない)、防犯のためという正当な事由がありますし、事件が発生して警察などに提供することも、第3者開示の正当な理由になりますので問題ありません。 「防犯カメラ動作中」という表示は、個人情報保護法とは全く関係なく、犯罪を未然に防止するという観点から表示するようにしてください。 整理しますと、 1.今後の賃貸借契約書に、個人情報をどう扱うかを明記した方がベターかもしれません。 2.店子さんの情報は、警察からの捜査要請などの場合を除いては、第3者に開示してはなりません。 3.ビデオも同様です。誰が何時頃誰と一緒に帰ってきたかなどという、個人のプライバシーを覗くことは絶対にしないようにしてください。
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- saruebi
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#3です、自分の回答の表現が変だったかなと思い、補足です・・・。 「現時点(4月1日時点)」で対象ではない、と書きましたが、 要は、「この法律でいう事業者には該当しません。 でも、将来もずっと対象外かということまではわかりません。」と 言いたかったのです。 法律では「小規模な事業者は対象外」と定め、 「小規模な事業者」の具体的内容を、 政令で「5000人」と定めてあるのですが、 具体的内容を法でなく政令で定めたのは、法律より改正が簡単で 世間の状況にすばやく対応できるからだと思われます。 なので、世間の要望が高まれば、もっと規模の小さい事業者も 対象とする改正がなされることは大いにありえます。 とはいえ、30人規模を対象とすると、ほぼすべての自営業者が該当するでしょうから、 改正前からかなりニュースになりますでしょうし、 「知らないうちに改正されていた」ということは 絶対にないと思いますが。 以上、蛇足ですが・・・。
お礼
saruebiさん、回答ありがとうございます。 2件回答をいただきましたが、お礼はこちらにまとめさせていただきます。 5000人という制限があるのですね。 確かにそれですと制限に含まれないですね。 sarubeiさんも仰っているように、 今後、どのように改正されるかわかりませんが、 まずは情報に関する保護意識を十分に持つよう家族と話してみます。 参考URLもありがとうございます。 内容を確認させてもらいます。
- saruebi
- ベストアンサー率19% (6/31)
私も専門ではありませんので、参考までに、ですが、 まず、大前提として、質問者さんは、現時点(4月1日時点)では、この法律により直接罰金等の発生するような義務が課せられるわけではありません。5000人以上の個人情報をデータベース化している事業者が対象となっているからです。(政令による)。 もちろん、法の対象とならないからと言って安心せずに、個人情報の取扱に注意されたほうがよい、というのは言うまでもありませんが。(その際、この法律を参考にされるのはとてもよいと思います。) その際、他の回答者の方もおっしゃっているように、情報を第3者に提供してしまうことが一番気をつけるべきことだと思います。大原則として、本人の同意なしには、事業上入手した個人の情報を他人に漏らしてはいけない、当面はこの意識をご家族と確認されてはいかがでしょうか。 なお、参考までに、内閣府のページですが、事業者向けのパンフレット、QAなど載っています。
- MK1
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法律家ではないので、参考意見です。 個人情報は、基本的に他用しないこと、管理者以外が閲覧できないように措置されていれば、それ以上に厳重にする必要はないと思います。 一番いけないのは、出入りの銀行マンなどに店子=居住者の家族構成など家庭の事情を話すことで、居住者の耳にはいるとこれからは訴訟騒ぎを覚悟しないといけないでしょう。 それが守られれば、とくに神経質になることはないと思います。 防犯カメラは何のためにつけたんでしょうか。電気工事屋の言うなりにつけてしまったものですか。多分何の効果もないと思います。電気代が無駄なので消しておいた方がいいでしょう。 防犯カメラは芸能人やVIPの住む都心の高級億ションで玄関に管理人室があり、常勤の管理人がいる場合なら各所に監視カメラを設ける意味がありますが、それ以外では万引きのある店舗や常時監視が必要な場所を遠隔監視するものですから、マンションには基本的に不要の設備です。空き巣や不法侵入の防止には効果はありません。ただ、録画記録していれば事後に役立つ可能性もありますが、相手がプロの場合はそれも問題外でしょう。 むしろ、住人が監視されている不快感を持つ方が問題だと思います。この点は一度住人全体から防犯対策に関するアンケートをとってみたらいいのでは。効果云々よりも住民が求めるならカメラ監視もありかと思います(一種の住人サービス)。エレベーターのカメラ設置は密室化を防ぐ心理的効果がありますが、実際は常時監視しているわけではないので、逆に何か起こったときに管理責任を問われる事態も想定した方がいいのでは。 設置継続の際は録画が必要なら、コマ撮りのHD仕様が低コストで手間要らずです(下記URL)。作動中のシールは美観を損ねる欠点はあります。 本当の空き巣対策としては、ピッキング防止錠、二重カギ設置(自己負担)、低層階の昼間/夜間不法進入路の防止対策などが重要テーマでしょう。 オートロック玄関の場合に、玄関以外が手薄になる傾向があるようで、避難階段出口や隣の塀越し、駐車場の車越しに簡単に入れるマンションは多いようです。
お礼
MK1さん、回答ありがとうございます。 >一番いけないのは、出入りの銀行マンなどに店子=居住者の家族構成など家庭の事情を話すことで、居住者の耳にはいるとこれからは訴訟騒ぎを覚悟しないといけないでしょう。 普段、家にいて、取引先の銀行の方と一番よく話すのが80歳を過ぎた母ですので、少々心配ですが、よく言っておきます。 銀行側も得た情報を他で話すということは問題となりえそうなので、そのようなことはやらないと思いますが・・・ 防犯カメラは、以前は年を取った父・母が外に出ずして(まさに)管理するために自らの意思で設置しました。 「管理人というからには、監視しながら管理する必要があるだろ」と言っていました。 以前、近くに若者が集まる店があり、そこの若者がたむろしていたという経緯もあり、それも監視したかったようです。 確かに、MK1さんが指摘しているように、店子さんには不快に感じてらっしゃる方もいるかもしれませんが、入居時に説明しているので、本当に嫌であれば入居しないでしょうし、常にモニターしている(あまり意味がないのはわかっているのですが)多少の安心材料にはなっているようです。 父は既に他界していますので、母が父と同じ意識でいるのを改善して、録画できる環境を提案してみようと思います。 24時間稼動などの点で問題が発生するかもしれませんが、パソコンで画像を保存し、規定日数が経過したものを自動的に消去する方法も考えています。
- gamasan
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えっと 専門家ではありませんが 個人情報保護と防犯カメラって直接関係ないように 思います ちょっと気になるのは設置してるものの中に 録画してるものが あるのか無いのかです 文面からでは通常と同じようにと書かれていますから 録画するのが当然と思ってらっしゃるのですよね もし 録画していないのであれば 厳しい事を言うようですが モニターの前に 24時間誰かが張り付いていますか? そうでないなら 専門の警備会社に同じ映像が見れるようになってるとか (まぁ考えられないですよね) 防犯カメラというものは 撮られてるぞという意識が 防犯に繋がるのであって その意味ではダミーのカメラを 目立つように設置しても構わないですし もちろん でかでかと防犯カメラ作動中と掲示して。 掲示していない あるいは本当に隠れていて気がつかないというようなもの では管理人の趣味の盗撮と思われても仕方ありません 本当は録画したほうがbestです もし何かあった場合 普通音声がありませんから ちょっと目を離していれば終わりです モニターを見てかけつけるということも重要ですが その後の犯人特定を助ける為のものですからね
お礼
早速の回答ありがとうございます。 今朝のニュースで共用スペース(街の電柱に防犯カメラを設置している商店街とかマンションの入り口などにありますよね)の防犯カメラには、「防犯カメラ作動中」などの掲示及びビデオテープの管理基準が必要だと言っていたので、気になって、このような投稿となりました。 防犯カメラも確かに録画していれば良いのですが、 そのコストが大きいのと、自宅にはほぼ誰かがいるので、 実際の映像を見て、何かがあったら出向くというように使っています。 せっかくカメラが付いているので、有効に使う方向で考えようと思います。
お礼
tokioyasubayさん、回答ありがとうございます。 まとまっていて、よくわかりました。 第3者への開示は個人情報保護法によらず違法性があるということですね。 この点、家族にも良く伝え、意識しなければならないと考えます。 一番不安なのが、世間話の中で・・・というのがあるので、家族によく注意しておかなければ。 ビデオについても、正当事由があるのであれば、(誰にでもというわけではなく)開示可能ということですね。 「整理しますと」に書かれていることも、 今後、実現していくよう考えていこうと思います。 どうも、祖母の世代では、長屋意識が強いせいか、個人という意識が低く困ってしまうこともあります。