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頭の良さ、回転の早さ、知性を身につけるには。

私は今年高校3年になる者です。今、悩んでいることがあるので相談させてください。 私は、頭のいいひと、頭の回転のはやい人にすごくあこがれを持っていて、自分もそのような人間になりたいと切に思っています。そして、自分には知識や感性が足りないと思い、まずはいろんなジャンルの本を読んでいるところです。しかし、自分の周りの優秀な人たちを見ていると、彼らはどうも知識だけではなく、情報処理の早さ、着眼点の鋭さなども卓越したものがあることに気付きました。 私は、彼らに少しでも追いつけるようになりたいです。 ただ単に、勉強ができるというのではなくて、深い洞察力や論理的思考力、情報処理能力などを身につけるためには、どのようなことをしていけばいいでしょうか? アドバイスをよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • baka_inu
  • ベストアンサー率58% (148/254)
回答No.3

はじめまして すごい高校生がいるものです。  あなたの優れたところを、いくつか指摘させてください。 ○まず目的意識が明確なところ。  「頭のいい人、頭の回転の早い人になりたい」 ○目的達成のために必要なことに見当をつけ、行動したところ。  知識や感性 → 様々なジャンルの読書 ○自分の実践をもう一度ふり返り、必要なことを洗い出したところ。  情報処理の早さ、着眼点の鋭さ ○そして、これらの洞察が全て的確なところ。  観察力、行動力、論理性のある方だと思いました。 そして行動の流れが 目的の明確化→短期目標の設定→目標達成のための行動→目標の見直し・再設定→行動→… といった流れに、自然となっています。この流れって、大学で研究しても企業に入っても遊びでも何にでも応用できる思考法ですよね。以前企業などで提唱されていた、PDCA(Plan-Do-Check-Action)のサイクルになっています。  このまま放っておいても充分に望みはかなう気がします…が、少しだけ書かせてください。  おっしゃる通り、あなたの目的を達成するのに、情報処理の早さ、着眼点の鋭さは必須条件だと思います。そして、それらは「適切な体験を通じてのみ」磨かれるものだと思います。あなたにとって簡単で、考えなくてもよい作業を繰り返し行っていても、情報処理能力は向上しません。逆にあなたの限界に挑戦するような、膨大な情報量や短い時間での処理が要求される状況が「日常的に」あれば、自然と向上します。着眼点の鋭さについても同様です。そういう鋭さを持った人の集団の中に「日常的に」いると、嫌でも向上します。  あと、論理的思考力についても書かれていますが、それは経験によって磨かれるものです。論理パズルみたいな本もあるのですが、実際の状況に役に立つかどうかは疑問です。パズルで実生活の思考力が育つなら、パズルやらなくても育ちそうな…。私は、自ら企画を立案・実行する過程で論理的思考力・論理的説明能力の活用の仕方を学びました。論理的思考力って悪く言えば、屁理屈にも通じる能力だと思うのです。自分の達成したい目的に向かって力を磨くことが大事かな、と。  まずは、自分がこうなりたい、と思う人の多い集団に所属することです。そして、その集団内で自分を磨くことです。それと共に、自分の能力を活用できるような(せざるをえないような)場にも、身を置くことです。車の両輪のように、お互いがお互いを活性化させ、あなたの能力を向上させることができるでしょう。  そして、簡単な作業でも考えながら動くことです。たとえばA、B、Cの仕事が与えられたとき、Aから順番にやる人、好きな順にやる人、やり方は自由ですが、私はまずざっと三者を比較して作業の特性を押さえ、最適な順番や組み合わせを考えます。途中の自動処理に時間がかかる作業と短時間で数多く、繰り返し行う作業を組み合わせ、自動処理している間に短時間の仕事をやる、なんてことです。 たぶん、すでに分かっていることだと思います。 が、効率の良いやり方を考え付く力はもっていても、この場面でやれば良かった、なんて後から気づくケースも少なからずあります。 機会を自ら作って、実践あるのみ、です。 頑張って気づいて実践してください。  最後に、私がこれは良いと思ったことについて、以下に書きます。 参考になさってください。 ◯飲食店のアルバイト  大学のとき、某ハンバーグレストランのキッチンにてアルバイトしていました。30秒でサラダを5つ同時に作りながらハンバーグを載せるディッシュ皿にもサラダの盛り付けまでやったり(両手で処理してましたね)、ハンバーグが落ちたとき、少しずつあとの注文からハンバーグを回していって、時間差がないように調整したり、持ち場の仕事しながら1分だけ時間を作って洗い物に行ったり…。土日の昼食・夕食時のピークタイムは、まさに自分の処理能力との戦いでした。暇なときの下準備の重要性も学ぶことができましたし。最近はマニュアル化・機械化が進みましたが、当時はハンバーグが大小まとめて30枚くらい一気に注文が入ったり、鉄板の温度も場所によって違ってできあがり時間が違ったりして、そういうこと全てを頭に入れつつ、壊れた床の側溝に足を突っ込まないように気をつけて、サイドオーダーの出来具合いもチェックするという、今思えばスリリングな職場環境でした。当時、おばさま達が平日の調理を最低限の人数で平気でこなしていたのは、驚異と言う他ありませんでした。  これに限らず、料理は段取りや発想が大事だから、頭良くなるって言いますよね。バイトの種類ってとても大事で、私は学生時代にどんなバイトを続けたかでその人の仕事の仕方や性格に見当をつけます。受け身のバイトで満足してた人はやっぱり仕事しても受け身がちです。 ◯イベントの手伝い  何でも良いのですが、当事者意識を持ってイベントの企画立案・作業をお手伝いしてみると、色々と気づくことがあります。何をやるだけでなく、どこで、何を準備して、予算はどのくらい、準備日程はどのくらい、係分担はどのように、対外交渉、クレーム処理、事後処理など、自分から気づき・考えて処理する必要のあることは山ほどあります。中心に立たなくても見えることはありますし、中心にいると、周囲の人にどう動いてもらうのがよいのか、ということが分かってきます。自然と自分が手伝うときに、考えて配慮できる人になると言うわけです。  余談です。学生時代に知人に頼まれて、福祉施設のイベントを当日だけ手伝ったことがあります。初めて行くから訳が分からないのですが、知人は中心に立って動いていたので、もっと大変そうで。しばらく様子を見ていたら、他の大学から手伝いに来ていた学生が、その知人(知り合いだった様子)を呼びとめて、「何をしたら良いか指図してください!!指図してもらったら動けるんですから!」と大きな声で言い出したり。自分から「さしず」って…と思いながら、急がしい人に仕事もらうときに、呼びとめて仕事もらうのは余計に忙しくさせるだけだよなぁ、自分で気づくって大事だなぁ、なんて勉強しました。逆に、自分が中心に立ったときにこういう人をどう扱い、動かすかを考える機会にもなり、それも大事な勉強になりました。こういうことって、自分で考えているだけでは気づかいないことですよね。  逆に、劇団四季の舞台の仕込み・片付けの手伝いを1日単発バイトでやりましたが、さすがにプロの準備・片付けと仕切りのノウハウは、細かいところも含めて、とても勉強になりました。自分から学ぼうとすれば、こういうことからも実践力は向上できます。

naokib
質問者

お礼

とても丁寧に説明して頂き、有難うございます。 ぜひ、今後の参考にさせていただきます。また、私の分析もなさっていただいたようで、ちょっと恥ずかしいです。 実際の行動の中で合理的なやり方を学んで行くのが、一番なんですね。常に頭を使っていくことを意識したいと思います。 バイトのお話はとても興味深かったです。自分から気付き、考え、処理していくことは、受け身がちな私にとっては大きな目標となりました。 私は、リーダーシップ能力がほとんどありません。人に、ものすごく気を使ってしまうのです。かつては、武田信玄や徳川家康の家臣の使い方などに憧れを持っていましたが(最近では石原慎太郎など)、この頃になってわかったことは、自分は学者タイプであるということです。豊臣秀長のようなNO.2が、自分が目指すタイプなのではないかと 今は、悩んでいる最中です。

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その他の回答 (3)

  • oinieaga
  • ベストアンサー率12% (95/779)
回答No.4

とりあえず何事にも「楽がしたい!」って考えて見てはどうですか? 自然に、物事を合理的に、考えられるように成りますよ。 低カロリーで動け。

naokib
質問者

お礼

有難うございます。どうすれば早くできるか、ということを意識して生活していきたいです。いままでいかに自分が頭を使っていなかったかを痛感している今日この頃です。

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noname#17327
noname#17327
回答No.2

頭の回転の速さは運動神経などと同じで もって生まれてきたモノが大きいようです。 でも、意識してトレーニングすれば有る程度近づけると思います。 例えばクロスワードパズルなどを、 文字を一切書き込まずに答えを解くとか、 お絵かきロジックなんかでも、簡単なモノなら 何も書き込まずに絵柄をあてるとか トレーニング方法は色々あります。 あと、パズルの本なんか読んでると、 >深い洞察力や論理的思考力 がついてくると思います。 この場合のパズルというのはクイズとごっちゃになってわかりにくいので要注意です。 知っているか知らないかを問うのがクイズです。 例えば、韓国の首都は?とか言う問題は、知っていたら瞬時に答えられますが、知らないと何時間考えても答えようがありません。 これがクイズですね。 パズルというのは 色々考えて答えに辿り着くのがパズルです。

naokib
質問者

お礼

有難うございます。 パズルは子供の頃から、苦手で避けてきた傾向があります。反省!ある程度訓練することで、頭の回転が速くなる と仰っていただき、安心しました。現在、やっている訓練は、読書の時に三色ボールペンで印をつけていくことです。早速、パズル関連も加えてみたいと思います。

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  • sunasearch
  • ベストアンサー率35% (632/1788)
回答No.1

普段からいろいろなことを考えることです。 頭を使わずに頭の回転は速くなりません。 ポイントは以下の2つです。 1.日常のいろいろなことに関して、「なぜ」と考える。 2.いろいろな物事の意味を考える。 学校の勉強で言うと、教えられることをそのまま受け入れるのではなく、なぜそうなるのかを理解することです。そして、それにはどういう意味があるのかを考えること。 この2つを訓練していけば力がつくと思います。 頭の切れとは、対人的には相手の意図を捉えること、物事に対しては本質を見抜くことです。

naokib
質問者

お礼

とても重要なご指摘、有難うございました。 普段、頭を使うという行為を怠りがちであることを痛感しております。なぜ、そうなるのかを常に意識していきます! 頭の切れについても、わかりやすく説明して頂き、大変参考になりました。

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