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イタリアの女性ジャーナリストが米軍に銃撃された事件
イタリアの女性ジャーナリストが解放され、車で空港に向かっていたところを米軍から誤射を受けた とされる事件についての質問です。 この報道の中で、女性ジャーナリストはイタリア機関員から「アメリカの中には、あなたの事を良く思わない勢力があるようだから気おつけてください」といった趣旨の説明を受けていたと報じられています。 このイタリアの女性ジャーナリストを良く思わない勢力とは、何なのでしょうか?イラクに関し、いろいろな情報が飛び交っていますが、イラク戦争のこれまでの経緯から考えたとき、このアメリカ内の勢力とは、何のために動いている組織なのでしょうか。 こんな話が報じられているなどありましたら、書き込みよろしくお願いします。 (アメリカはあくまで誤射と主張しているようですが、アメリカが嘘から始めた戦争という事で、あえてここではイタリア側の話を前提として書き込みさせていただきました。)
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英語ですが、つい先日(25日)このイタリア人ジャーナリストにインタビューしたナオミ・クラインの報告がありました。(本人は怪我とは別に体調が優れないとのことで、代理報告みたいな形ですが。) 当時の状況(背後から撃たれたために、運転手だけは無事だった、など)やなぜ主なメディアで問題化されないのかが語られています。 (ちなみに、アメリカの独立メディア団体がやっているニュースのサイトなのですが(だから英語ですが)、毎日ニュースも見れますよ。) ↓トランスクリプト http://www.democracynow.org/article.pl?sid=05/03/25/1516242#transcript
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- yuhkoh
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「誘拐されないように気をつけてくださいよ」私はバグダットへの飛行機で横に座った女性にそう忠告した。「とんでもない、」と彼女は答えた「そんな心配はいりませんよ。私たちは虐げられているイラク人の味方です。イラク人が私たちを誘拐するなどありえません。」 同じリポーター仲間を批判するのは聞こえが良くないかもしれないが、ズグレナはジャーナリズムの恥である。「貴方のような一般的なジャーナリストがイラク人を支持しないなど有り得ない」と彼女は機内で私に言った。ズグレナと同行していた二人のイタリア人女性リポーターもアメリカが大嫌いだった、「アメリカ人は人類の最大の敵」と彼女たちは私に言った。 私がセキュリティを確保するために米軍と同行することを知ると、彼女たちは私のことを散々に貶した。とにかく安全性に対する話題には全く興味を示さなかった。「貴方は事情がわかってない、私たちは反帝国主義者で反資本主義者の共産主義者です」と彼女たちは言った。「イラク人が誘拐するのはアメリカの同調者だけ、私たちアメリカの敵は何も恐れる事はありません」」 (参考「オランダ人記者の見たジュリアナ・ズグレナ」) http://nullpo.2log.net/home/boj/archives/blog/main/2005/03/09_152337.html はじめから「アメリカが嘘から始めた戦争」というような“結論ありき”で 「反米=平和活動」と自己陶酔する勢力は、イラク復興にかかわるすべての人々の安全を阻害するだけだから、政治思想に関係なく「良く思わない」でしょうね。 「戦闘地域での命は誰が守ってくれるのかということ。 軍人の場合は、自らが銃を取り自分の生命を脅かす敵を払いのけることができるし、兵隊同士のチームワークによって生命が維持される。 特に、戦闘に至っては、綿密な作戦計画によって秒刻みの行動によって維持される。 これに対して、文民は自ら戦うことなく、綿密なチームワークも期待できない。自らの生命を維持するための手段がほとんどないに等しいのだ。 真っ当な危機管理能力があるとすれば、「近づかない」「関わらない」ことが一番となる。 しかし、取材など何らかの理由で足を踏み入れることとなった場合、結局文民の身を守る役割が軍隊に課せられることになる。 しかし、綿密な計画によって維持されている軍隊にとって、指揮系統に全く従わない文民が入り込んでくることは、いわば致命的な穴を作り上げることにほかならない。 特殊部隊など他人の命を救うことを使命とする部隊もあるが、大部分の軍隊は自ら(軍人)の命を相互に助け合うためで精一杯だ。 軍隊で上官命令が絶対というのは、内容がいいか悪いかではなく従わねば(一致団結しなければ)死ぬという危機管理から発生しているものであるが、いいか悪いかの判断で動く文民は,その行動系統を阻害するだけなのだ。 今回のイタリア女性記者を引き取りに行ったイタリア情報局員が死亡したのも,上記の欠陥によるものである。 文民の中には自分の身は自分で守っていると錯覚している輩も多いようだが、結局の所、生命の維持のためには多くの人の助けを借りているということを忘れている。 亡くなったイタリア情報局員はどの程度危機感を感じ、死ぬかもしれないと思っていたかはわからないが、このイレギュラーな任務に対して、果たして死に値する代価を得ていたのだろうか。 多分、イタリア情報局員の本来任務の範疇であれば、そうそう死に直面することはなかっただろう。 この事件を米軍の誤射と非難する向きもあるが、米軍兵は正当な危機管理に基づいて行ったと思われるのであって、むしろ危機管理のなかった文民にこそ一人の命の重みを感じて貰うべきであろう。 平和、生命の維持のプロセスはどのようにして勝ち取られてきたかをよく考えてみるべきである。」 (参考意見 『かぽんのこだわり道場ミリタリー館』「伊情報局員米軍銃撃で死亡に思ふ」) http://plaza.rakuten.co.jp/kapon2/diary/200503060001/ 証言では何百発も弾を打たれらしいですが、そのわりに車は原型を留めているようです。それにアメちゃんが本気で暗殺計画を練っていたのなら、確実に処理していたでしょうね。 (参考『他事某論』「伊記者の護送車写真発見」) http://plaza.rakuten.co.jp/bosc1945/diary/200503130000/
お礼
antieverythingさん、yuhkohさん書き込みありがとうございました。 大変参考になりました。 私は英語に疎いので、日本でもメディアに記事が書かれる事を待つしかなさそうです。 ありがとうございました。