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「今夜」は「今日の夜」か「今この夜」のことか?
くだらない質問ですみません。 深夜のテレビ番組で日付を跨ぐものがありますが、番組の終わりに「では、また今夜」と表現することがありますよね。 この場合の「今夜」は今日の夜のことを指していますが、何か妙な感じがしてなりません。 実際のところ言語的に定義のようなものはあるのでしょうか。 ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
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江戸時代・・(以前もそうですが) 1日の始まりは,午前0時ではなく“日の出”でした。 夜中に1日が変わるといういわゆる「午前様」みたいな感覚はありませんでした。 (この事から初夢は元旦の夜見る物・・というのに繋がってます) 1日は日の出に始まり日の出前に終わる・・と言う事から考えれば・・ 「今夜」というのは本来,昼間から考えた時の今日の夜,もしくは夜における日の出までの時間・・・という解釈になります。 時間を西洋風にとらまえる習慣と共にこの辺の言い回しがおかしくなってきたのではないのでしょうか・・ おっしゃる事と,感じられている事はかなり当然です。
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- babu-tatsutaka
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間違ってはいないと思いますが、妙な感覚に同感です。 今夜=たった今の夜と解釈すると、今夜は今過ごしている夜にだけに使うのが適当のような気がしますね。 アナウンスの適切な表現は「では、また今日の夜」とか「日没後の同じ時間に」とかがいいですね!!
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ご回答ありがとうございます。
ある番組が午後11時に始まり翌日の午前1時に終わった場合、アナウンサーが「では皆さん又今夜まで」と言ってもおかしくはないでしょう。但し、視聴者が時間を意識せず単に深夜番組を見ている場合は違和感があるかもしれません。昔の日本の時間は不定時法といって一日のうち日の出直前の曙から日没後の黄昏までを6等分、夜間を6等分という大雑把な分割をしていたので、庶民は定時の感覚がなく、午前一時でも今晩(前日の黄昏後の続き)だと感じたことでしょう。takkyさんは当時の人の感覚を強く身につけて(無意識に)おられるようです。早くから時計を使用し定時法に慣れていたヨーロッパ人は午後と午前を厳密に使い分け、パーテイなので真夜中を過ぎて別れる時の挨拶はgood mornig(直訳はオハヨウ、意訳はお休み)です。 江戸時代でも学者などは一日の始まりは午前零時からとしていたそうですが、庶民は時計の時代になっても、それ以前の習慣から抜け出せなかったようです。 英語でもmorningは1)日の出から正午まで 2)午前零時から正午までと ふたつ併記されています。これはヨーロッパの古代社会(ローマなど)が一日を日没から始まるとしていた名残りだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。
わたしは「今日の夜」って意味で使っていましたけど、 「この夜」って意味もあるみたいですね。 下のURLでみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 わかりやすい説明で、納得しました。