訴訟の費用は誰が負担するか

質問

訴訟の費用（主に印紙代）を裁判（民事）に負けたほうの負担にすることもできるようなのですが、負けたほうが払うというのが一般的なのでしょうか？　また、原告が払うのと裁判に負けたほうが払うのとでは、どのような違いがありますか？（例えば、裁判官の印象は？）

回答No.2

utama · ベストアンサー

法律上は、訴訟費用は敗訴者の負担となっているので、判決で、原告、または、被告（負けたほう）の負担とすると指定されます。

ですから、仮に、被告負担の判決が出れば、原告は被告に立て替えた分を請求できます。ただ、通常は、負けた相手に対する裁判費用の請求は行いません。

訴訟費用の清算は、裁判が終わって、勝ち負けが決まってから、相手に請求するか、しないかという話ですから、裁判官の印象を気にする必要は無いと思うのですが、何か気になるのでしょうか？

もっとも、相手に請求するためには費用確定の手続きをしなければならず、この処理が非常に面倒ですから、申し立てた場合、書記官に嫌がられることは間違いありません。

お礼

＞ただ、通常は、負けた相手に対する裁判費用の請求は行いません。

なるほど、そういうものなのですね。知りませんでした。

＞裁判官の印象を気にする必要は無いと思うのですが、何か気になるのでしょうか？

訴状に裁判費用を誰もちにするのかを書いておくものだと思っていました。裁判費用まで相手に請求すると、あいつかましいやつ、と裁判官に思われるのでは？　とただなんとなく思っていました。

回答、ありがとうございました。たすかりました。

回答No.1

shippo

民事訴訟法の第６１条に「訴訟費用は、敗訴の当事者の負担とする。」という規定がありますので、訴訟費用は敗訴者が負担することになっています。
ですから、裁判官の印象などは問題にならないですよ。

お礼

回答、ありがとうございました。そのような条文があるのですね。わかりました。