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ハーディ・ワインベルグの法則
集団内の遺伝子頻度がA:a=p:qである場合(p+q=1)の任意交配は、 (pA+qa)^2=p^2AA+2pqAa+q^2aa で、代を重ねても変化しない。 この任意交配が代を重ねても変化しないというのは、どういう意味なんでしょうか? 数式中のどこにそれが現れているんでしょうか?
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#1です。 (pA+qa)^2=p^2AA+2pqAa+q^2aa これは、この集団内に、AAという遺伝子をもった個体がp^2個、Aaが2pq個、aaがp^2個存在していることを意味しています。 これらがこの集団内で任意交配するときを考えます。 p^2AA が減数分裂すると、p^2A、p^2A 2pqAa が減数分裂すると、2pqA と 2pqa q^2aa が減数分裂すると、q^2a と q^2a よって、この集団内の全配偶子は2p^2A、 2pqA、2pqa、 2q^2a。 このときのAとaの比率を計算するとp:qとなることから、次の世代も遺伝子頻度の割合はA:a=p:qとなります。 ということなのですが、大丈夫でしょうか? ハーディ・ワインベルグの法則とは遺伝子頻度が一定に保たれる集団(メンデル集団)内で、世代を繰り返しても遺伝子型の割合は変化しないことをいいます。 つまり、この質問の式は、何代も世代を繰り返してもAとaの割合はp:qで一定であるということを意味します。
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- enjulit
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>集団内の遺伝子頻度がA:a=p:qである場合(p+q=1)の任意交配は、 (pA+qa)^2=p^2AA+2pqAa+q^2aa これが減数分裂すると 2p^2A、 2pqA+2pqa、 2q^2a となります。これをA、aで整理すると、 A:a=(2p^2+2pq):(2q^2+2qp) =2p(p+q):2q(p+q) =p:q よって次の代でも遺伝子頻度がA:a=p:qとなります。 以上のことから、代を重ねても遺伝子頻度は変化しないということだと思います。
補足
>これが減数分裂すると >2p^2A、 2pqA+2pqa、 2q^2a >となります すいません、ちょっとここが理解できませんでした。
お礼
あ、そういう意味だったんですか。 >p^2AA が減数分裂すると、p^2A、p^2A >2pqAa が減数分裂すると、2pqA と 2pqa >q^2aa が減数分裂すると、q^2a と q^2a こうやってばらばらにしたものに対する頻度なわけですね。