- ベストアンサー
鷹と鷲について
先日TVで鷹と鷲は大きさの違いで厳密な差異は規定されてないと言ってましたが、するとHawkとEagleもそうなんでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本語としての鷹と鷲では厳密な区別はなく、同じワシタカ類に属していますが、英語でも同じか、とお聞きなんですよね? 英語でもそうです。ほとんどの場合、hawkとeagleは同じタカ目(タカ科)の猛禽を指し、大きめの~~タカ(~~ hawk)も、それよ小さなワシ(~~ eagle)もいます。日本の大型タカを代表するクマタカは英名でもMountain Hawk Eagleといいます。(英語の面白いところは、Hawk-Eagleという名前の鳥がいるところです。) が、基本的なルールとしては大きい猛禽をEagleと呼び、小さめの猛禽をhawkと呼んでいるのは日本語とほぼ同じです。 トビなどはBlack-Eared Kiteと呼び、hawkでもeagleでもないところ、小型猛禽類でもタカとは姿の違う生き物は日本語では英語でも違う語が当てられている種が多いのが個人的に大変興味深いです。(ミサゴがOsprey、チュウヒがMarsh harrier、~ノスリに~Buzzard、など) 英語も日本語も、見た目だけで名前を呼び分けているらしく、たとえば~タカとつかない種でもタカ科に属していたり、その逆もいます。タカ目ハヤブサ科に属するハイタカなども-hawk(Sparrow Hawkなど)といった名前を持つなど、俗称と学名、分類学上の名前が完全に一致しているわけではありません。 また、ワシタカ類の分類の仕方は、見直しすべきという意見もありますので、将来は変わるかもしれません。 少し質問の意図を捉えきれていないと思いますので、mersesさんの疑問が解決されたか不安ですが、 「英語も概ね、hawkとeagleは大きさのみで分類している」と考えて頂ければあっていると思います。 これはよく知られているように、クジラとイルカも同じです。 上手く言えませんが、海外でも猛禽は猛禽であり、昼行性の捕食する鳥に名付けたわけですから、ワシとタカが実は同じ類に属する近縁である事実がある限り、言葉が違っても同じだと思います。