おはようございます
数年前に30歳代の男性の友人を自殺で亡くした者です。彼の奥さんと、一人娘のお嬢さんとも近しかった為、また、彼の自殺した日とわたしと彼らの思い出にちょっとした因縁もあり、それはそれはショックでした。あまりにもお気の毒で、ご遺族には声をかける事もできませんでした。
でも、年賀状のやりとりだけは、彼女(奥様)が送ってくれない年があっても、わたしの方からは続けていました。最近は毎年送ってくれます。そして、そこには亡くなった友人とそっくりになって来たお嬢さんの写真があったりして、「親は無くとも子は育つ」とは、まさしくこういう事をいうのかもしれないなどと勝手に思ったりしています。
実は、わたしは今年の4月に20年以上をかけて愛した人を病で亡くしました。事情があって、ここ3年ほどは会っていませんでしたが、虫の知らせがあり、最期のお別れをすることもできました。別れていたとはいえ、わたしにとっては、親兄弟の次に大切な存在の人でした。
現在、わたしは精神的に少々過酷な職場で働いており、その影響もあったのですが、熟睡できなくなり、心療内科に通っています。自分でも驚いていますが、鬱病との診断です。彼がなくなってからは、毎週末はお酒を飲み、泣いて、眠り、目覚めてお酒を飲み、泣いて・・・の繰り返しでした。もう、その状態は自粛するようにはしていますが、やはり、何もしたくないし、誰にも会いたくないし、できれば一日中ゴロゴロとして眠っていたいという感じです。そして、常に泣き崩れそうになる自分を抑える日々が続いています。彼との関係が「その程度」のわたしでも、そんな状態です。tsumasuyaさんのお姉さまのお気持ちは、察するに余りあるものだと思います。
お姉さまのお気持ちは、やはりお姉さまでなければわかりません。どんなに身近な人があれこれ考えたところで、残念ながら推測の域を出ません。
悲しみが本当に深いと、人は拒食傾向になると言います。わたしは、過食過飲傾向にある為、更に自責の念を感じています。心療内科のドクターは、今はそれで良いのだと肯定してくれます。例えば過食によって体重が増えれば、後で減らせばそれでいいのだと。むしろ拒食の方が怖いと。そして、自殺して亡くなった作家の江藤淳氏の奥さんも鬱になり、結局後追い自殺をしてしまった例を挙げます。脅かすわけではありませんが、それが最悪のケースです。
わたしは、tsumasuyaさんには、今はお姉さまに対し、ただただ話を聞いてあげ、あれが良いとか、これをしたらとかは言及なさらず、そっとしておいてあげた方が良いのではないかと思うのです。そうしながら鬱の兆候がないかどうかを観察していて下さい。tsumasuyaさんにとっても大変な作業だとは思いますが。
年長の知人にアドバイスをされました。四十九日を迎え、新盆を迎え、お彼岸を迎え、一周忌を迎え、そうして行って三周忌を迎える頃までは、以前のように戻るなんて無理よと。ですから、tsumasuyaさんにとっても、愛するお姉さまを守る長期戦となる訳です。
人にはそれぞれ性格があり、傷を癒す最適な方法も当然異なると思います。
わたしの場合は、酒量を減らせるようになった頃から仏教の本を読むようになりました。自分で求めたものです。
わたしは、もし可能なら、毎日でも彼のお墓参りに行きたいくらいです。
お姉さまが亡くなった義兄さまのことを、そういう風に身近に感じていたいか、それともできるだけ今は避けていたいかによっても、接し方は異なると思います。
とにかく、今はお姉さまのやりたいように出来うる限りしてあげて下さい。
大丈夫です。女は、まして母親は強いです。時間が解決してくれるものと考え、お姉さまの自己回復力を信じて、お姉さま想いの貴女の優しい心で助けてあげて下さい。文章が乱雑になりました。
わたしのお薦めは、もし義兄さまが仏教でご供養されていれば、その宗派の教本や、法華経(日蓮宗)や修証義(しゅしょうぎ:曹洞宗)などで、誰が読んでも理解しやすい現代文に訳されたものです。
月並みな表現ですが、どうぞがんばって下さい。
わたしも、わたしなりにがんばっています。
お礼
ご自身の体験を交え貴重なご意見をありがとうございました。 姉は同じ立場の方との会話を望んでいるようです。同じようなことが世の中で起きていることを実感するだけでも自分も強く生きなきゃとエネルギーにつながるようです。 姉の強さも信じていますが、できればショックを和らげてあげたいというのが今の本音です。本当にありがとうございました。 追伸…ちなみに私は7歳下の弟です。念のため。