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「お疲れ様」は目上の人には使えない?
ある本に「お疲れ様」という言葉は、目上の人には使わない、というようなことが書いていました。 そうなのでしょうか? 私はずっと目上の方に「お疲れ様でした。」と使っていたので、そうだったら改めたいと思います。 そうだとしたら、目上の方には、そう言う意味合いのことはなんと言えばよいのでしょうか? 「ご苦労様でした。」は構わないのでしょうか? どうか正しいところを教えて下さいm(__)m
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#13です。 > 目上の人に、「ねぎらい」は不適切なのですか? Web の国語辞書 Excite、インフォシーク、Goo 等を調べましたが、全て 労うは 『同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する』 と出ていました。 > 具体的に書くと、病院で、目上のドクターが手術を終えられ、戻って来られた時や、そういった日々の引けの時間に使う言葉です。 確かに、御疲れ様 以外適切な言葉が思い当たりませんね。 思うに#13さんの言われているように 御疲れ様が元々の労いの意味からはなれ、挨拶言葉的に使われるようになっているのかも知れません。 又は近年日本の職場が特に使う言葉の上下格差をなくす機運があり(例えばさん付け呼称)そういう風潮の中で、例え目上の人でも身近な人(格式ばらなくても良い人)には、このような元々は労いの意味をもつ言葉が目上の人に対しても違和感なく使われるようになったのかも知れません。
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- gorou3
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私が就職した二十数年前は、先に帰る人には「ご苦労様でした」と言え、と教わったものです。 それが、平成4,5年頃からかな、「ご苦労様でした」は言ってはいけない、そもそも、殿様が家来に対して言う言葉であるというようになりました。そして変わりに「お疲れ様」がでてきたのです。(それまでお疲れ様はほとんど使われていなかったのに) そして、NHKで一時間番組で「ご苦労様」を使ってはいけないという内容の番組が流れました。 しかし、(このへんは#18さまとある程度同じですが)「お疲れ様」は肉体的疲労(スポーツとかステージなど)に対して用いられるものではないか。 また、「ご苦労様」は、心労(複雑で大変な仕事)に用いられると解すべきではないか。昔、殿様が家来に言ったのは「御苦労」であり、それを現代的に「様」を付けて使えるようにしたのではないか。そもそも、殿様が家来をねぎらうのは大変なことだったのではないか(失敗すれば切腹モノの仕事ですね) 何年かして、NHKの番組に出た出演者は、本を出して考えが変わったわけではないが、批判がすごかったので「ご苦労様」がダメだとはもう言わないと書いています。 しかし、すでに「ご苦労様」は撲滅され、「お疲れ様」ははびこりました。 因みに、NHKの番組でもそうでしたが、言ってはいけない代表例として講師の先生、お経を上げにきていただいたお坊さん(以上はNHKの例)、社長とか総理大臣を上げるのはいかがなものかと。(NHKの例では「ありがとうございました」が正解) ですから、(今となっては)会社で言えば、ヒラなら、係長、課長まではどちらでもいいのではないか。(気持ちが通じていればですよ) 平成版「白い巨塔」では最終回に財前五郎のお母さんがいいますよね、「ご苦労様でした」と。
お礼
お礼がさらに遅れてもうしわけありませんm(__)mご回答ありがとうございます。 そうなんですか、NHKでそのような番組があったのですね。見てみたかったです。 >講師の先生、お経を上げにきていただいたお坊さん< これらの方達には、自分側が「していただいている」「与えていただいている」が根本にあるので、当然といいますか自然に「ありがとうございます」という言葉になると思います。 やはりその日の仕事や手術を終えられたドクターには、同職場の人間としては、心から「お疲れさまでした」かな、と思っています。
- goof
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すみません訂正させてください。 #15で >思うに#13さんの言われているように・・・ は間違いで #14でした。
- neues_knife
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私は「お疲れ様」に同意します。会社などの組織においては上下関係があるにしろ、「共に働く立場」なわけですから「お疲れ様」でいいと思います。 また、「ご苦労様」は多くの方が仰られているとおり、現代においては「自分より明らかに立場が下の人」への言葉として定着しているようです。 目上の方に対するねぎらいの言葉は存在しないというのは私も初めて知ったことですが、それは「直接的な言葉を避ける」ということに重点をおいた時代の話であって、現代においては「何も言わないことは失礼」にあたるのではないかと思います。 現代社会は立場の上下に関係なく、なんらかの「労わりの気持ち」を言葉で表すことが必要な時代なのだと思います。
お礼
お礼がさらに遅れてもうしわけありませんm(__)m ご回答ありがとうyございます。 >現代社会は立場の上下に関係なく、なんらかの「労わりの気持ち」を言葉で表すことが必要な時代なのだと思います。< 私もこの御意見に賛成です。そうあらねばいけない時代のような気がしています。昔あったものも尊重しつつ、時代とともにより良い変化を、言葉に限らず遂げるべき世の中かなと。 とても参考になりました。
- sirayukihime
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こんにちは。 日本語には目上を労うことばが存在しなかった、というのは私も初耳でした。いつ頃まで、そうだったのでしょうね。うまく、語尾を濁して・・・という説もあるそうですが、そういうところが日本人の良くないところ、という見方も出てくる時代ですから、やはり、ことばというのは変化していくものですね。 さて、この問題は文法的な立場からの議論ではなく精神論的な面での問題のようですから悩ましいですね。確かに語尾を濁しつつ会釈というのは、いかにも日本人らしい態度でしょうが好悪が分かれるところではないでしょうか。 厳密に、ことばのニュアンスだけを考えてみると 「御苦労」また「御苦労様」というのは、たとえば企業組織のなかなどですと、仕事や作業に不慣れな者が懸命に頭を使って、からだも使って命じられた仕事や義務を、ようやっと果たした、というイメージが濃厚ですよね。もちろん経験豊富な手だれ、大ベテランに対して持つイメージではないです。「むろん朝飯前でいらっしゃいましょうとも」という心であれば、そぐわない言い方だと感じます。 でも「お疲れ様」というのは少なくとも頭脳的な面に関しては「御苦労様」ほどの強いニュアンスがないように感じられます。せいぜい首から下の疲れ、というイメージですね。(もっとも精神的な病を指して婉曲に疲れているという言い方をする場合もあるようですが)ベテランであろうが頭脳優秀であろうが目上であればあるほど「からだが疲れる」くらいはあって当然だろうと思いますし(マッチョとかって自負してる人なら喜ばないかも知れませんが)日常ことば遣いに厳格な人よりは明るく愛想良くことばをかけてくれる人を理屈抜きに好む人のほうが、ずっと多いのではないかと思うんですが・・・。ことばって潤滑剤の役割も持つわけですから。
お礼
こんにちは。ご回答ありがとうございます。 実は最初は、わりあい気軽に質問したもので、この問題の深さに驚いてしまいました。日本語、日本の礼儀の難しさ。ご指摘のように、文法的なことだけではすまされず、精神的な意味合いが絡むのが我々が現行使う「言葉」という表現手段にあると思います。なので一筋縄でいかないな、と。 けれど、そこここで、環境によって失礼にならない新しいものに繋げていくのも大事かと思いました。でも無理矢理、おかしな言葉に(ら抜きももう定着していますね)変える必要はないしそれは賛成できません。私自身は目上や、格式や風習や伝統は、軽んじるべきでないと思いますので、そういう精神性を大事にしつつ、しかし私達の時代になくてならないコミュニケーションを持って言語という方法でうまく伝えたいものです。 お礼が遅れてすみませんでしたm(__)m 仕事と風邪でいっぱいいっぱいでした。回答者様も風邪、気を付けて下さいね☆
- goof
- ベストアンサー率17% (13/73)
#13、#15です。 すこし追加させていただきます。 > 無言で会釈は失礼ではないとしても、そっけない気がするんです。 これは推測ですが、お疲れ様は、多分近年の言葉で、その場面にふさわしいコミニュケーションの言葉を捜すのに苦労した結果発案された新語かも知れませんね。 近代日本の多くの生活・仕事の場面で使い勝手が良くて定着したものではないでしょうか。 この辺は専門家にお聞きしたいのですが。 ただ、これの乱用には注意が必要と思います。 個人的には目上の人でも身近な人で、違和感の無い範囲にとどめるべきと思っています。 そういう意味では小企業で、毎日社長と一緒に仕事をしている関係ではいいと思いますが。大企業で社長が自分の名前も知らないような関係の時は、廊下ですれ違って、お疲れさんと言ったら少し変だと思います。 こんにちは(おはようございます、こんばんは) なら良いと思いますが。
お礼
さすがに、こちらだけがお顔やお名前を知っている程度の方には会釈ですませます。そっけないかな、と思うのは普段から、しょっちゅうお顔見るし言葉も頂く方へです。大企業と中小企業、また病院という場、それぞれではかなり環境も違いますから、使い方も違ってきますよね。 御意見追加を御丁寧にありがとうございます。ここに質問したお陰様で、なんだかものすごく学べました。
- sunasearch
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テレビのマナー講座で、総理にしょうゆを取ってもらいたい時の台詞は、 お願いすること自体が失礼に当たるので、 「あの総理、、しょうゆ、、、」と語尾を濁すのが正解と言ってました。 #11の方のおっしゃられるように、目上の人に対してしてもいいことと、そうでないことという観点での区別が、厳密にはあるみたいですね。 しかし、要は気持ちの問題ですので、失礼のない(聞き手が失礼と感じない)範囲であれば構わないのではないでしょうか。 個人的には、ご苦労さまはNGでお疲れさまは許容だと思います。
お礼
うーん。難しいですねー。びっくりです。まあ総理とは仕事しませんからいいですが、私達、病院ではハッキリ伝える事が原則というか当然で基本なので、例え目上の方でも「○○お願いします」と言わないといけません。語尾を濁すなんて医療過誤にも繋がりますからね。で、話を戻しまして、やっぱ「御苦労さま」はやめます。これを知る前は「お疲れさまでした」ばかりも芸がないようで、たまに「ご苦労様でした」を盛り込んでいましたので^^; お礼が遅れてすみませんでしたm(__)m 仕事と風邪でいっぱいいっぱいでした。回答者様も風邪、気を付けて下さいね☆
- ysk26
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一般的には「ご苦労さま」は失礼で「お疲れさま」は許容されると感じる人が多いみたいですね。私の会社も同じです。 いくつか回答が出されているように、「お疲れさま」も厳密に考えれば「疲れただろう、ゆっくり休んでくれ」というような気持ちを含んだねぎらいの言葉であって目上の人に使うのは失礼だという考え方もありますし、それはそれで一応筋は通っています。 しかし、たとえば「こんにちは」はもともと「今日はよいお天気ですね」等の挨拶の後半が省略された形だそうですが、だからといって現代の日常生活で「こんにちは」と挨拶されて「今日は…何なの?」と疑問に思う人というのはほとんどいないでしょう。厳密な本来の意味を離れて、挨拶言葉として機能しているわけです。 「お疲れさま」もだいぶそういった種類の言葉に近づいてきたように個人的には感じます。ですから、とりあえず一般的なビジネス書の類に従って「お疲れさま」と言っておいて、もしも相手がちょっと眉をしかめたりしたら、そのとき初めて悩めばいい問題ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。やっぱりお疲れさま、でいいかなという考えに落ち着いてきています。でも「お疲れさま」にしろ「ご苦労様」にしろ、眉をしかめるような不粋な上司はそういないように思います。内心では「若僧が」と思っても、ほとんどはポーカーフェイスでやりすごす大人な存在が多いのではないでしょうか。なので、こちらが「使えない」ことを知ってしまった以上はできるだけ失礼にあたる事はこちらから改めたいと思い質問した次第でして、その後、あまりにも諸説紛々の回答に悩んでしまったと言う経緯でございます^^; お礼が遅れてすみませんでしたm(__)m 仕事と風邪でいっぱいいっぱいでした。回答者様も風邪、気を付けて下さいね☆
- goof
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#7、#11の回答に同感です。 基本的に、 ご苦労様でも お疲れ様でも 目上の人に使うと ねぎらいの 意味になり 不適切と思います。 但し 私は 同僚に対しては 、お疲れ様は言いますがご苦労様は言いません。 又 ご苦労様は たとえ目下の人に対しても上下関係をことさらに強調するようで、私は使いません。 それでは目上の人にどう言うのでしょうか? それは、状況によると思います。 自分がその行為なり仕事などに感心(感激、感謝)したらそのことを適切な言葉に表せばよいのであってそうでなかったら何も言わなくて良いと思います。 あくまでも目上の人とのコミニュケーションであり表現力が必要なところだと思います。 その辺は目下の人にも同じで単にお疲れ様と言うだけでなく、その状況にあった言葉を添えるなどしてお互いの気持ちが通じ合えるような表現力が望まれるのでは無いでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >目上の人に使うと ねぎらいの 意味になり 不適切と思います。< すごくびっくりしたのですが(私が無知だったせい)、目上の人に、「ねぎらい」は不適切なのですか? >その状況にあった言葉を添えるなどしてお互いの気持ちが通じ合えるような表現力が望まれるのでは無いでしょうか。< その通りなのですが、状況的に、言葉で表現するしかない場合です。お疲れ様でした、以外の、それに相当する言葉はあるのでしょうか。こちらの気持ちはまず「大変だっただろうな」「お疲れになっただろうな」というのが正直な気持ちです。 具体的に書くと、病院で、目上のドクターが手術を終えられ、戻って来られた時や、そういった日々の引けの時間に使う言葉です。たいてい、ドクターのほうも「よ!」とか、言ってくれますので、無言で会釈は失礼ではないとしても、そっけない気がするんです。 日本語って、日本の儀礼?って、難しいですね。
目上の方には『お疲れ様です』で、目下の人には『ご苦労様』で社内統一しています。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考にしたいと思いますm(__)m
こんにちは。 テレビ番組で、日本語研究の金田一春彦先生の息子さんが言っておられましたが、 日本語で、目上の人の労をねぎらう言葉は存在しないそうです。 「会社の廊下で、社長にバッタリ遭遇したら、どう挨拶するか」 という問題で、正解は 「あっ、社長、・・・どうも・・・(語尾濁す)」 だそうです。嘘みたいな話ですが。 ただ、実際には「お疲れ様です」は目上の人にも使われます。 正しくはないが、他に代用できる言葉が無いので仕方なく、と下の方も仰ってますけど、 ウチの会社でもそんな感じです。
お礼
こんにちは。 >日本語で、目上の人の労をねぎらう言葉は存在しないそうです。< これには驚きました。 それに、言葉を濁す方が、なんとなく失礼な気もするのですが、そんなものなんですね。 私が見た「ある本」は、金田一春彦さんも関連する書物でした。 ご回答ありがとうございました。
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お礼
ご回答ありがとうございます。あれから機会があったので目上の気軽に話せる上司に尋ねてみました。労うについてです。やはり日本の儀礼的なものとしてはありえないが、そうした旧いものは変化していく必要性のあるものもあるとのことでした。格式は格式として重んじる事も大切だが、だからといって古臭さを現代に無理やりにあてはめる必要もないと。回答者様が仰られる通りですね。 お礼が遅れてすみませんでしたm(__)m 仕事と風邪でいっぱいいっぱいでした。回答者様も風邪、気を付けて下さいね☆