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個人事業者から法人化した方が良いのでしょうか
父が個人事業者で、兄が後を継いで一緒に働いています。 ここで調べさせてもらったら、名義を変更すると贈与税がかかるそうなので、現在変更する必要はないのはわかりました。 それも踏まえて現在、父がやっている事業の一部を分離して、兄を新たに個人事業者にする話を検討しています。(父はそのまま。収入が分離されるだけ) 現在全く経営に問題はなく借入もない状態ですが、兄が父の事業を継ぐ、また一部を分離して独立する事を心配しています。 兄は仕事はきちんとしますが、金銭にルーズで問題を起こしたこともあり、今後、経費過多で立ち行かなくなったり、設備投資をしたりする際に、借入を起こす必要があっても返済が滞ったりするのでは、という心配です。 この場合、個人事業者では個人資産が担保になったり、事業と個人が切り分けできないのではないかと思うので、実家がなくなったり、兄弟である私に何らかの被害が及ばないかと心配です。 現在の父の事業を法人化する、又は一部分離して兄を個人事業者にするのではなく、そちらだけは法人化する等すれば、たちゆかなくなった際に個人資産との切り分けが可能になるのかな、と思ったり、父に何かあった時の相続や代表変更等も面倒な事にならないのかな、等と勝手に思っていますが、今後の心配に先手を打っておくにはどうするのが良いのでしょうか。 教えてください。
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- kaichoo
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法人にする目的が借入金が返せなくなった場合のことを考えてのことのみの考えでしたらあまり意味はないかとおもいます。 銀行やローン会社もそれほど甘くはありませんので、有限責任である法人のみに無担保で貸すということはよっぽどの企業でないかぎりまずありません。 借入をするためには、銀行であれば一般的には、銀行利息とは別に保証協会に保証料を払ったうえに代表取締役が連帯保証人になることになります。 開業して間がない会社や利益がでていない会社、代表取締役が資産をもっていなければ、さらに別の保証人か担保をいれなければ貸してはもらえません。 最近は銀行でも利率は6%前後と高めですが、無担保、無保証で貸してくれる商品もでていますが、それでも代表取締役の連帯保証人は必要です。 要は銀行も、いざとなれば回収ができないところには一銭も貸してくれないということです。 大企業に対しては債権放棄しても、中小零細には厳しいですので。
お礼
個人事業者としては余りに資産が多いようで、銀行はその後ろの資産もみて個人事業者のままでいいといいますが、法人化にあたって設備投資の融資くらい受けられる程度の資産を切り分けすればいいかな、とも思ったもので。 父と話してみます。ありがとうございました。