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アメリカの電話の歴史
グラハム・ベルと、トーマス・ワトソンが電話を発明した 際、実験において電話越しに「ワトソン君、ちょっと来て くれ。会いたい」と言ったエピソードは有名ですが、その 実験にまつわる詳しいエピソードを知りたいです。 それから、当時の電話の利用目的がコンサート等を加入者 に聞かせる等、放送に近い用途だったそうですが、この件 についても詳しい方いませんか? もしくは、それらに関する書籍等もご存知でしょうか?
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発明当時の電話の利用法についてですが、 吉見俊哉, 『「声」の資本主義』, 講談社選書メチエ に詳しいと思います。また、最近出版されたもので自分はまだ読んでいない(書店で目を通しただけ)のですが、 クロード・S・フィッシャー, 『電話するアメリカ』, NTT出版 も参考になると思います。 お役に立てれば幸いです。
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#1の回答についたお礼を読む限り、Napooさんは対面コミュニケーションと電話を介したコミュニケーションの関係に関心をお持ちのようなので、もう一冊文献を紹介しておきます。 吉見俊哉・若林幹夫・水越伸, 『メディアとしての電話』, 弘文堂 この著作は、日本の事例で電話というコミュニケーション・メディアを考えていますので、グラハム・ベルの事例に関心を持たれているNapooさんの関心とは多少ズレるかもしれませんが、優れた洞察を含んでいるので参考になると思います。 また、先に紹介させていただいた二冊を含めて、三冊とも大きい書店の書棚ではよく見かけますので入手は難しくないと思います。ちなみに、フィッシャーの本はちょっと値段が張ります。
お礼
日本における電話の文化や事業にも関心を持ってますので、参考にさせていただきます。
- yosikun
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あまり詳しい情報ではありませんが、参考になるかもしれない断片的な情報を・・・ ・実験をしたのは1876年3月10日 (グラハム・ベルが29歳の時) ・言葉は「Mr. Watson, come here, I want you.」 ワトソン君、来てくれ、君に用事がある。 ・実験とは関係ありませんが、その当時、ベルの門下生だ った日本人留学生(伊沢修二と金子堅太郎)が訪ねて、 日本語の通話を試みた。 http://park.org/Japan/NTT/MUSEUM/html_ht/KA001500_j.html これまた余計な情報ですが(^^; ・真の電話発明者は誰か http://www1.neweb.ne.jp/wa/tushin/history.htm お望みの情報以外の情報ということで・・・自信なし
お礼
親切に回答くださいまして有り難うございました。 直接の面会を必要とせずコミュニケーションを完了できる電話を使ったにもかかわらず、ベルがそれを介して「会いたい」と言ったのは、異空間のコミュニケーションが未発達な当時の社会とそこに生きる人を象徴していて面白い出来事だと思っています。ですからこの実験を詳しく知りたいと思っています。それから、後半の質問である、アメリカの当時の電話サービスがどのように利用されていたのかもご存知ないですか?
お礼
kick_aさん、有難いご意見をいただけて嬉しいです。今回挙げていただいた2つの出版物を早速探してみます。出版されたのは比較的最近でしょうか?書店をあたったほうがいいかな。それとも図書館でもならんでいるかな・・・。