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「必死のぱっち」、「ちょちょいのちょい」の語源って…。
つまらない質問で申し訳ないのですが、昨日友人と話していて「必死のぱっちやな。」って出てきたのですが、そもそも「必死のぱっち」の「ぱっち」ってどこからきているのかわかる方教えてください。 私は関西在住なのですが関西弁なのでしょうか? そこから気になる言葉がたくさん出てきたのですが、「ちょちょいのちょい」・「余裕のよっちゃん」・「あたりきしゃりき」の語源など何かわかる方いらっしゃいましたら是非教えて下さい。 つまらない質問ですみません。
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1.必死のぱっち この「必死」は、将棋での、王手を受けなければ詰む状態の「必死を掛ける」が「必死の<上っ張りを>掛ける」→上着どころか下着も下着「必死の<ぱっち=股引>を穿(は)かされた」どうにも身動きの取れない状態をいう、地口(じぐち)とか口合(くちあい)から変化した駄洒落となった類と考えたらどうでしょう。 もともと朝鮮語(Patch)由来の江戸時代には絹のふっくらした「パッチ」のだったようですが、その後、大阪では綿の長股引(ももひき)など全体に半濁音の「パッチ」あるいは濁音化した「バッチ」と呼ばれるようになったらしいです。そういう意味では関西弁ともいえなくはないでしょうが、むしろ将棋指しや麻雀・ギャンブルなどの周りで使われだしたものではないかと想像してみました。 もちろん「1980年代大阪の学生の造語」(「日本俗語大辞典」)というのが正解なのでしょうが。 2.ちょちょいのちょい これは「ちょい」という言葉を、前囃子(はやし)で飾って語呂合わせにしてものではないでしょうか。 「よよいのよい」「ちょちょんがちょん」などと同様にです。 3.余裕のよっちゃん こちらはいわば「二つ名」風の、最も一般的で単純な語呂合わせとか駄洒落の類でしょうか。「参ったさん、成田さん」など。 4.あたりきしゃりき 「当たり前」を崩して強めて「当たりき」とか「当た棒よ」に。その「…りき」から「力(りき)」をもじって「車力(しゃりき)」と語呂合わせにしたもの。更に続けて「当たりき車力けつの穴馬力」などとも。 大阪人のしゃれ言葉好きは浪華の反骨の伝統なのでしょうか。なるほどと感心させられてしまいます。 赤子の行水→盥(たらい)で泣いてる→金が足らなくて往生している。 いとさんの癇癪(かんしゃく)→怒って八つ当たりで琴(こと)を割る→お断りする。 えべっさんのトンド→笹を焼いている→囁いている。 淀川の杭→(大河だから)大杭の長杭→大食いの長食い。
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- popoponopo
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韻を踏んだり、言葉のリズムを楽しんだりするのは、昔から日本人の得意とするところだったようですね。 最近では、 「余裕のよっちゃん」「平気のへっちゃん」「冗談はよしこさん」「困った困ったこまどり姉妹」「しまったしまった島倉千代子」などなど。 語源というほどのものはないと思います。 軽いノリで、リズミカルな言葉のやりとりを楽しんでいるだけ。 あまり乱発するのもどうかと思いますが、コミュニケーションを円滑にするために、私もたまに使います。 碁会所に行くと、この手の会話がぽんぽん飛び交って、すごいですよ。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 碁会所に行ったことがないので、参考になりました。 言葉のやりとりをさらに楽しくすると私も思います。 回答ありがとうございました。
- satoshilove2
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質問文を読み笑っていたら、娘に不審がられております。 さて、私も関西に住む(生まれも育ちも)40代後半のオバちゃんです。 私が子供の頃使っていた記憶があるので、結構古いです。 「吉本新喜劇」・・(土曜のお昼の楽しみ)かなあと思ったりするのですが、 藤田まことさんの出世作「てなもんや三度笠」あたりでは・・。 意味は何かわかりませんが、言葉遊びかな? 楽しい質問でしたので参加させていただきました。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 私も言葉遊びかな。と思っていました。 ご参加いただき嬉しいです。 回答ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 大変丁寧に答えていただき、感謝致します。 とてもわかりやすく、勉強になりました。 回答ありがとうございました。