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少子化なのに、なぜ児童虐待件数は増えているのか?
毎年子どもの数は統計的に減っています。 しかし、 虐待される子どもの数は年々増えつづけています。 これはどのようなことなのでしょうか。 昔と比べ近年の家族のあり方が変化してきた からでしょうか。 子育てが難しくなったのかなど なんとなくイメージはつくのですが 本質的な原因がよくわかりません。 どうぞよろしくお願いいたします。
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人口学的に合計特殊出生率が2.1程度なければ人口は維持できないとされています。 今日本はそれを大きく下まわり、その数は約半分の1.29(昨年発表)でした。 現在我が国の少子化の要因として (1)核家族化の定着 (2)家が狭い (2)女性の高学歴化 (3)それによる女性の社会進出 (4)男女の初婚年齢の引き上げ (5)時代的変遷 (6)成人の精神的な未成熟化 (7)それによる心理的負担 (8)子どもにお金がかかる 等が挙げられます。 この中で一番重注目すべきは成人の精神的な未成熟化です。 (先の方がいわれていましたが‥) それは成人として社会的な責任を負担するという自覚がない状態の成人が増えているということです。 少子化の問題は全てここから始まるといっても過言ではないと思います。 仮にこのような男女が結婚した場合、 肉体的な成熟は進むので結婚すれば子どもを持つことになります。 当たり前のことですが子どもは持てば育てなくてはなりません。 その責任を忌避すれば、育児は中に浮きます。 これが教育放棄や虐待に繋がります。 まず親がゆとりを持って子どもを育てる環境とこころをもつことが重要です。 そして母親学級、育児学級、両親学級を充実させる必要もあります。 従来からこれらの学級活動は精神保健の視点が希薄で親に不安をつのらせるような内容でした。 これらを親が知識の場としてとらえるのではなく、 育児をしている親のこころを支える場と考えるように変わってきています。 このように無理をしない子育てが子どものこころの発達には重要と考えられます。 (昨年の自分のレポートを編集しました☆)
- lucidity
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表に出る事件が増えてきただけの側面もあるのでは? 一昔前なら同じ事やっても「しつけ」と理解されていましたけど、子どもの権利が耳目を集める昨今では「虐待」になるって面も。 氷山がその全貌を現し始めたと考えられるかもしれませんね。つまり、氷山の一角だったから数字が少なかったんですよ。
- kurupin
- ベストアンサー率24% (125/511)
子供の分際で子供を産んでいる。 そういう人が多いだけです。
- tochanx
- ベストアンサー率37% (12/32)
むしろ少子化と虐待は表裏一体というか、同じ問題だと思いますが。 非常に暴論かもしれませんが、一般人の私にはこんなことくらいしか思いつきませんでした。 様々な説があるでしょうが、私が一番問題だと思うのはマスコミです。 マスコミの大罪は一つ、虐待や少子化という事実を報道したこと、それのみです。それが現代を揺るがす蟻の一穴なのです。 マスコミから流された虐待や少子化といった情報は受け手の脳内に記憶されます。本来ならここでその情報の優先度を勘案するのですが、現代のように受け手の許容量を遥かに上回る量の情報が垂れ流される状況では自然に省略されてしまいます。その結果あらゆる情報が同順位に記憶されてしまいます。これが悲劇の一因です。 人間は言語を知らなければ思考はできませんしそれに基づく行動もできません。虐待や少子化が起こるのはその言葉を知ってしまったからです。それらは負の産物のはずが、記憶した時点、またはその後においてもそれらについて思考したことがないがためにその価値が分からず、子供に接する際(出産や育児に関わる際)の選択肢に加えられてしまうのです。ここに現代の家族関係・地域環境の多様化・希薄化が関わってきます。 これまでの環境では、父母が単独で育児をするケースはまれで、地域住民や親戚・両親等が参加するものが多かったと思います。人生の先達者からもたらされる生きた知識は直接育児に関わる父母の脳内の選択肢の上位に数多く蓄積されます。これであればどう転ぼうが正しい育児が行われる他ないのです。しかし上述したように現代の父母の脳内には、周囲の協力も減り、本人たちの学習、それに取り組む時間も減り、ただでさえ少ない選択肢にもかかわらず、そこに他の選択肢と同列に、虐待や少子化が存在しているのです。 つまり、今の親たちにはそれくらいしか子供にしてやれることがないのです。 人の生誕から今日までの歴史において、お互いにもちつもたれつやってきた「愛情」という観念。そろそろこの着心地の良い衣を脱ぎ捨てるときが来たのかもしれませんね。
- kanemomo
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皆様の御意見「うんうん」と頷きながら読ませていただきました。 ミンナが個人主義になったのも原因だと思います。 昔は近所に世話焼きババアが居たもんです 悪い事したらそのババアや雷親父に怒られてました・・・ 今は他人の事に首を突っ込んだら正しい事を言ってても 怒られます(^^ゞ ミンナが他人に無関心に尽きると思います・・・ あと、子供を安易に産みすぎ。 しかし、何で欲しがってる所に出来なくて 虐待や育児放棄するような奴にポコポコ出来るのか?のほうが不思議。
- ogopogo
- ベストアンサー率17% (8/47)
難しくて私に答えられる質問ではないのですが、とても気になる質問だったので、2人の子を持つ母として、個人的な考えを書き込みさせてもらいます。 やはり、よく言われるのは、核家族が増えたということも多少の影響はあるかと思います。 子育てをしている主婦は案外、孤独なものです。 自分の両親が近くに住んでいていろいろ相談できたり、あるいは配偶者がとても育児に理解を示してくれる人というなら別ですが、そうでなければ、皆、多少なりとも育児に行き詰まりを感じてしまう瞬間っていうのはあると思います。 でも実際は、配偶者が育児に協力的でない家庭のほうが多いのではないかなぁと推測します。そういった状態は母親にとってはストレスになると思います ママ友を持つことはいいことですが、場合によってはこれも母親のストレスになることもあります。 理由はなんにしろ、母親自身のストレスは育児には悪影響を及ぼすと思っています。 皆誰でもストレスは多少あるものですが、子供が小さかったりすると、行動の制限も多かったりなどで、どんどんストレスをため込んでしまいます。そしてそれが押さえきれないほどになってしまったとき、子供が言うことを聞かなかったりすると、虐待してしまったりすることもあるのではないでしょうか? 質問者の方は、本質的な原因はなにかとおっしゃってますが、私の個人的考えでは、虐待の本質は今、親となっている世代の子供時代に起因するのではないかと思います。 つまり親世代の親子関係のひずみではないかと思います。
- nemutaiazarasi
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虐待・・・社会的にクローズアップされてきてるというのも一因ではないでしょうか? ニュースなどでよく見かけるようになったとかで、身近に知りえる出来事になったし。 家族のあり方もあるでしょうけど、個人個人の親としての自覚のなさ・親になった自覚のなさや子供を育てる意識の低さ・親の無知(人としての無知)や自分の感情をコントロール出来なさ過ぎとか・・・・ 親になる前に「赤ちゃん」や「幼児」に接することが少なくなってきていることもそういう背景にあるのではないでしょうか? いろいろなケースがあるので一言ではいえませんが、みな精神的に余裕が無くなってることかなあとも思えませんか?
- snoopy-ELMO
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若い世帯と仕事上接する機会が多いのですが、 「子供は2人が最も多い」 「一人子の家庭は少ない」 …事実です。 独身男女がいかに多いか~… (平均値一人は人口比です。結婚しないのが少子化の主な原因だと思います) 虐待が多いのは、できたっちゃ結婚が多いからでしょう! 出会う→見かけだけでつきあう→相手の性格ほとんど知らない→子供ができた→とりあえず結婚する→結婚相手を間違った事に気づく→離婚する→本当にすばらしい相手に出会う→再婚する→2人目の子供ができる→連れ子が邪魔→虐待! 虐待にもいろいろなケースが多いですが、ほとんど上記のケースではなかろうか? 腹痛めて出来た子の気持ちを可愛がるのが普通でしょう。 「安易な結婚」 理由がここに私はあるような気がします。 以上(私の勝手な意見です)
- kikero
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別に矛盾しないと思います。 少子化は「子供は要らない」ですし、自動虐待は「子供が可愛くない」、「育てるのが面倒くさい」ですから、同じメンタリティーの穏やかな結果か激しい結果の差だと思います。 生物は何十億年と子孫を残す方法を進化させて来て、「DNAを残す事」、「生き続ける事」が生物の生きる目的になっている様に思います。 DINKSなどと自分達の生活を謳歌していても、子孫を残さない固体は確実に滅んでしまい、生物の目的が達成できません。(ご先祖様に何とお詫びする?) 「少子化」も進化論の自然淘汰要因の一つですね。