配線用遮断器へのわたり線接続
下の写真を見てください。自宅の分電盤の中の一部です(実際は、分電盤は無くて、壁に直付けです。これも問題があると思いますが、今回は、置いといて。)
自宅は、単相二線式で、配線用遮断器は20A(8個)、主幹の漏電遮断器は30Aです。それで、漏電遮断器から配線用遮断器への配線は、わたり線で各配線用遮断器へ配線しています。
わたり線で配線すること自体は問題ないと思うのですが、配線用遮断器の一次側の各端子にそれぞれ、黒2本、白2本ずつ差し込んであります。通常、ソルダーレス端子の配線用遮断器の場合、複数接続の場合は、電線サイズが、Φ1.6とΦ1.6 Φ2.0とΦ2.0以外の複数接続はしないように明記されています。(パナソニック 安全ブレーカHB型)
http://dolphin.va.panasonic.co.jp/ideacontout/2012/02/07/2012020700050033.PDF
しかし、漏電遮断器30A 配線用遮断器20A間の接続の場合、IV線3.5sq以上で配線しなければいけないと思います。つまり、この場合、わたり線で接続する場合、最低、IV線3.5sqで配線用遮断器のそれぞれの端子に2本ずつ差し込むの正解だと思うのです。
しかし、この配線用遮断器の端子の場合、Φ2.0同士までの複数接続(Φ2.0は、sqにすると、約3.14sq)までしか許容されていないので、IV線3.5sqを複数接続することができなくなり、わたり線を使っての配線ができなくなると思います。
つまり、この写真の場合、必然的にΦ2.0同士で、配線用遮断器の端子へ複数接続していると思われますが、そうすると、許容電流の点で問題になります。
また、仮に3.5sq同士で、配線用遮断器の端子へ複数接続していたとすると、下記の記述の点と矛盾します。(私個人としては、線の太さから言って、3.5sqを使用していると思うのですが)
複数接続の場合は、電線サイズが、Φ1.6とΦ1.6 Φ2.0とΦ2.0以外の複数接続はしないように明記されています。(パナソニック 安全ブレーカHB型)
皆さんのご意見をお聞かせ頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。内線規定、電技には特筆されていない(気がする)ので詳しい根拠を知りたいのですが・・・。ありがとうございます。