電気方式と電線量(第2種電気工事)
第2種電気工事の勉強をしています。
電気方式と電線量の比較で参考書には
「100V単相2線式で供給する電力と同一の電力を、
同一の電力損失で同じ距離に同じ材質の電線を用いて
配電した場合」
に次のようになると書かれています。
100V単相2線式 100%
200V単相2線式 25
100/200V単相3線式 37.5
200V三相3線式 18.75
しかし、具体的な数式がわからず
100V単相2線式に比べて
100/200V単相3線式は37.5%の電線量で済むんだな、
という漠然とした理解しかありません。
100V単相2線式を100%とした場合の
200V単相2線式、100/200V単相3線式、200V三相3線式の
電線量はどのような数式によって導き出されたのでしょうか?
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参考までに自分がどんな風にこの問題を考えて
つまづいているのか書いておきます。
仮に100V単相2線式に繋がれた合成抵抗が10Ωなら
線路電流は10A、電力は1000W。
電線の抵抗を二つで1Ω(0.5x2)とするなら
電力損失は10Ax10Ax1Ωで100W。
テキストには同じ電力と書かれているから
200V単相2線式の場合も電力は1000Wにならなくちゃならない。
ってことは1000W=200Vx5A
電力損失も同じだから、5Ax5AxR=100W R=4Ω
同じ電力、電力損失なら
200V単相2線式は4倍の抵抗の電線が使える。
「同じ距離」で4倍の抵抗ということは
断面積は4分の1でいいことことになる。
つまり銅線量は100V単相2線式に比べ25%でいいことになる。
多分、こういう考え方で200V単相2線式は合っているのではないかと
思ってるんですが100/200V単相3線式、200V三相3線式に至っては
どんな風に計算していいのか想像すら沸きませんでした。
お力添えをお願いします。
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