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敗血症多臓器不全について
敗血症多臓器不全について質問です。 先日、友人のお父様が敗血症多臓器不全という病気で亡くなりました。 この病気は突然発症するするのでしょうか? それとも、長い間?入院等をして治療をしたが、 亡くなってしまったのでしょうか? その友人とはあまり連絡を密に取っていたわけではないのですが、みんなと電報を打つことになり、 その文を考える上で必要です。 教えてください。
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こんにちは。 この病名の意味は、「敗血症」という病気で「多臓器不全」を起こしたというものです。 敗血症とは、細菌が血液の中に侵入して、血液の中で増えてしまう状態をいいます。 通常、ちょっと位の細菌が侵入しても白血球などがやっつけてくれるのですが、体の抵抗力の弱ってる人や、体のどこかに化膿してるような部分があり、そこから持続的に細菌が血液中に流れ込むような場合や、ある種の細菌では、白血球では抵抗できず、ちょっとでも入ると血液中で大繁殖してしまう場合もあります。 長期入院などで体の弱っている人が起こしやすく、辱創などから起こる場合もあります。 敗血症になると、血液自体に菌が沢山いる状態で循環するので、至るところの臓器が侵されてしまい、多臓器不全(多くの臓器が機能を停止する事)を起こしてしまいます。 また、DICといって、血管の中のあちこちで血が固まってしまう病気を引き起こす場合もあり、この場合は非常に急激な転帰となり、つい数日前まで普通に会話もできてた人が突然死亡してしまう事もあります。
お礼
こんにちは。 どうもありがとうございました。 こんなに丁寧に書いていただいて、、とっても参考になりました。