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深基礎

建築条件付の土地を購入し現在建築中です。 ベタ基礎ですが、一部駐車場スペースに接する部分は深基礎にする必要があり、基礎を通常より1mほど深くしてもらう計画でしたが、設計者と現場監督の連携ミスで深基礎がされずに基礎工事を終了してしまいました。 もちろんクレームを入れ深基礎にしてもらったわけなんですが、一度ベタ基礎で仕上げた基礎の一部(幅3mくらい)に後から深基礎を追加しています。継ぎ目がなんとなく分かるようになってます。 こういう対症療法的な工事はよくあることなんですか?また強度的には問題はないのでしょうか?35年ローンの一世一代の買い物なので心配です。専門知識のある方、是非教えてください。 ちなみに施工業者は小さい会社ではありますが、怪しい業者ではありません。むしろ建物の品質やデザインには評判が良く、設計者や現場監督もとてもいい人です。今回のミスについても非を認めた上で、『問題のない方法で対処します』と言って迅速に動いてくれました。 ちなみに木造在来工法の2階建てで、既に上棟も済んでます。

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noname#16670
noname#16670
回答No.3

回答/ご投稿されました文章からの判断になり、現場を見ていませんので一般的な推測が入りますが、 「重大な問題を残す状態」とは思えません。 過度のご心配は不要かと思いました。 私は理学部の講師「環境心理学専攻/工学部建築学科出身」。 建設会社、設計事務所の人間ではありませんので、内容は一般論です。 職業柄多少理屈っぽいですのは、ご容赦下さい。 論拠・説明/今回muron様の住宅新築工事におきまして、 一部施工上のミスが発生し手直し工事をされました様ですが、 この手直し「基礎の部分的な施工し直し」については、文中から推測しましても 下記3点の問題を含んでいませんので、重大な瑕疵につながる可能性は 低いと判断致しました。 大学等で、建設工事の施工中「手直し工事/設計変更工事/追加工事を含む」で 問題が多く発生し、過去に分析した事例として。 (1)/基礎工事について、土木工学/土質工学の基本から、基礎工事等で土を掘った場合、 掘り終えた所が必ず、砕石地業等の基礎の最底面にならないといけません。 土の性質で、地盤は長期の年月の間に、自然圧密状態として体積が安定しています。 一旦掘り起こすと、体積は空気等を含んで膨れ上がります。 土を外部から運搬して、敷き均したり、埋め戻しを行いますと 「長期圧密沈下」と言う、土の体積が収縮して地盤面が下がる問題があります この膨張分を元に戻す為に、ローラー転圧とかランマ転圧等の作業が行われる場合がありますが、 大規模に施工した場合は正直なところ、施工管理が適切で無いと心配が残ります。 今回は、逆に深く掘り直して、下にさげた事例ですので、この(1)に該当しません。 (2)/施工に特殊な機械を使用する事例とか、施工技術に高度な熟練を必要とする工事が含まれていません。 この点は、地盤が砂層を含んでいて「表層改良とか地盤改良を必要とし」その関連工事の手直しではありませんし。 又、気象条件が氷点下になり「コンクリートの硬化途中に凍結とかが発生する」問題も含んでいません。 工事は、通常の地盤の堀方工事とコンクリート打設工事です。 一般的な工事内容ですので、作業をされる方も慣れておられると思います。 (3)/手直しの部分が、一部分ですんでいます。 この点は、基礎全てを施工し直すとか、過半の施工済みの部分を除去する手直し工事と なりますと、施工会社の金銭負担が相当なモノになります。 営利を目的とした建設会社ですので、自社のミスは直すのが鉄則ですが、 おうおうにして、損を取り戻すために「手抜きとか、突貫工事が行われ」 施工の精度が低下する事例が多くありました。 しかし、一部分であれば、施工会社の方の人間性にもよりますが 良心的な工務店さんの様ですし、今回は問題が発生しないと推測致しました。 Q1/『こういう対症療法的な工事はよくあることなんですか?』 Q2/『また強度的には問題はないのでしょうか?』 A1/建設工事は人間のすることですので、ミスは起こります 問題はその解決方法が、適切なモノかどうかです。 この部分はいつも、工務店さんの営業姿勢とか技術力、並びに人間性が出てくるところです。 良心的に工務店さんであれば、信頼されて、工事を見守られるのが好ましいと思いました。 A2/前記(1)(2)(3)の問題を含んでいませんので、現実的な話として過度なご心配はご不要かと思いました。 ところで。少し余談ですが。 私がこのOK_WEBに投稿して、毎回同じ事を言っています。 「住宅の保証制度の事です」 数年になりますが、欠陥住宅の問題が相当に深刻化した時期がありました。 問題の発生場所は 国民生活センター「The National Consumer Affairs Center of Japan (NCAC)」 http://www.kokusen.go.jp/ からです。 住宅購入並びに住宅を建設すると言う事は、個人の方にとって、大変高額な財産を取得される事になります。 住宅等の不動産物件が、法的に不的確なモノであったり、価格にそぐわない低品質なモノであれば、 その不動産を購入される方にとって、相当問題を発生させる事になります。 (muron 様が建設される住宅の完成後の保証につきましては、 10年の第三者的な保証機関等を関与させた、保証対象物にされる事が適切かと思いました。 この点に付きましては、私の以前の投稿をご参考に見て頂ければ幸いです。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1055325 回答番号7番 「基礎手直し関連のご質問」 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1066203 回答番号4番 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1030904 回答番号4番 「瑕疵問題関連のご質問」 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1038455 回答番号4番並びに6番 「地盤改良関連のご質問。」 ご参考になりましたら、幸いです。

muron
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 何度も読み返し、理解できました。 アドバイスをいただき少し安心いたしました。 その後も、窓の位置や大きさ、扉の位置など打ち合わせと違った部分が発生しましたが、全て改善してもらいました。 完成まであと一ヶ月。 どんなにミスがあっても大工さん、設計者なしには家は建ちませんので、上手くやっていきたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

信じられないようなミスです。外面は温和でニコニコしていても、内では「気がつきやがって」位のことは、思っているかも知れません。そういうスタンスの会社はありますよ。充分注意下さい。 本論ですが、補修部分の鉄筋の接合・コンクリートのはつり方法(残した基礎を傷める可能性がある)・打ち継ぎ目処理等が適切に行われていれば、見栄えは少し悪くとも問題はないと判断されます。 また、全般的な住宅構造の良否は基礎そのもの良否もさることながら、住宅の構造・荷重・地盤の硬軟等が互いに関連しています。一概には判断できませんが、問題なしを前提とした上での判断です。

muron
質問者

お礼

信じられないミスですか・・・・。 通常ではありえないということですね。確かにあってはいけないとは思います。 もともとは強い岩盤なのですが、切り盛りした造成地なので、表層地盤は弱いらしく基礎の淵に何本もの杭を打っています。今となっては建物がほぼ形になっている状態なので後戻りできませんが・・・。 アドバイスありがとうございます。

noname#113407
noname#113407
回答No.1

うちから見ればうらやましい限りの基礎ですね。 良く僕も見てはなかったのですが、駐車場は深基礎ではなく小さな栗石をばら撒きその上にコンクリートを流し込んでいたみたいです。 muronさん所の基礎はなんら問題ないのではないでしょうか。 うちは犬走りを追加でお願いしたのですがコンクリートの継ぎ目は色が少し違うのですが問題はありませんし当方の伝言ミスでしたから今も気にならずに生活しています。

muron
質問者

お礼

大きな買い物なので、小さなことでも気になってしまいます。アドバイスありがとうございます。少し気が楽になりました。

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