- ベストアンサー
医療控除の確定申告について
今年は出産のため高額医療となったため来年確定申告をしようと思ってますが、ロ－ン減税を受けている場合は除外されるのでしょうか？
- みんなの回答 （1）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
除外されるというわけではありません。 所得税の計算について説明してみます。 まず収入金額から必要経費を引いて所得金額を求めます。 そこから、医療費控除・社会保険料控除・生命保険料控除・扶養控除・基礎控除等の所得控除額を控除して課税所得金額を算出します。 それに対して税率を乗じて所得税を算出しますが、ローン減税については、税額控除ですので、この算出した所得税から直接控除できます。 但し、給与所得であれば、実際に源泉徴収された金額が還付金の限度となります。 ですから、もし年末調整を受けている場合は、ローン減税分により、還付は受けているはずですが、天引きされた源泉徴収税額の全額を控除済みであれば、それ以上還付される所得税はありません。 源泉徴収票の「源泉徴収税額」の欄が０円になっていればそういう事です。 逆に言えば、０円でなければ、医療費控除により還付される金額がある事になります。 ただ、所得税で還付がないとしても、住民税の計算においては、ローン減税は考慮されませんので、住民税の事を考えれば、例え所得税の還付がなくても医療費控除について確定申告された方が、来年６月以降に支払う住民税については、その分だけ減る事となります。 医療費控除については、ご存知とは思いますが、出産であれば出産一時金は、支払った医療費から控除しなければなりませんし、そこからさらに１０万円（又は所得金額の５％）を控除しなければなりませんので、思ったほどは控除額がない場合が多いとは思います。 下記サイトも参考にされて下さい。 http://www.taxanswer.nta.go.jp/1120.htm http://homepage1.nifty.com/shikari/data/medical/medical_list.htm （ただ、バス・電車等の交通費や、場合によってはタクシー代も対象となりますので、上記サイトを参考にされて下さい、ちなみにバス・電車等の公共交通機関の場合は領収書は不要で、メモ書き等で大丈夫です。）
お礼
早速ありがとうございます。 参考にさせていただきます！