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漢数字の新聞の表記は二つありますが・・・?
新聞記事で、数字を表すとき、例えば「34」なら「三十四」と「三四」と二つあります。また、年数や%は普通、漢数字の羅列表記(例えば「二〇〇四年」「八五%」と縦書きで記されますが、なぜ「2千四年」や八十五%」とは書かれていないのでしょうか。何かルールがあるのでしょうか。どなたかおわかりでしたら、教えてください。お願いします。
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手元に「朝日新聞の用語の手びき」というハンドブックがありまして、二十数年前にベストセラーになった古い本ですが、これを拾い読みしたので投稿してみます。 まず、数字の縦書きの場合は、原則として漢数字で表記するようです。 漢数字には原則として単位語(十、百、千、万など)を付けますが、いくつかの例外(羅列表記)があって、御質問の西暦年や百分率は、これに該当するようです。 その他の例外について、二十項目くらい出ています。例えば、選挙の得票数、気象関係(緯度・経度、気圧、気温など)、身長・体重、角度、周波数などです。 つまり、データとして数値が明確になっているものが、例外扱いになっているのかなと思います。
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- kankasouro
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使いわけの大まかな基準は、数か言葉かによります。一般的にいって数と思われるものは「一二三」式(「自民党の支持率五七%」「参加者一二三人」)、言葉と思われるものは「百二十三」式(「百%ありえません」「友達百人できるかな」)ですが、どちらとも決めがたいものもあり、内規はあるものの実情は使う人の判断という感じです。最近では数のほうを洋数字に置きかえる新聞も多いようです。 漢数字と洋数字の混ぜがきはまた別の問題で、通常は「数の単位」(万、億、兆と0000四つごとにある。英語で言うとサウザント、ミリオン、ビリオンに相当)を漢字で、それ以外を数字で書きます。123,456,789,012円は「1234億5678万9012円」(洋数字を使わない新聞では「一二三四億五六七八万九〇一二円」。億、万は言葉、そのほかは数として扱う)。日本語の数の数え方は、一、十、百、千/万、十万、百万、千万/億、十億、百億、千億、と規則的なのでこれが便利なのです。