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学校適応指導教室の指導員の職務について
学校適応指導教室の指導員の募集があり、応募したいなと考えているのですが、どのような仕事内容なのかが具体的にわからず、躊躇しています。 また、私は養護教諭の経験しかなく、応募資格は満たしているとのことでしたが、教科指導が中心となるならば、不安があります。それとも保健室登校での関わり方のような感じなのでしょうか?それとも全然違うのでしょうか? 漠然とした質問になってしまいましたが、実際に学校適応指導教室の指導員をされている方のお話を聞けるとうれしいです。よろしくお願いします。
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#2です。 勤務内容が不登校の児童生徒の指導ということなのでそうすると、#1さんの回答された内容の「適応指導教室」のようですね。いずれにしても養護教諭の経験があったら大丈夫だと思います。 大切なことは勉強を教えること以上にいかに子どもたちと信頼関係を築けるかにかかっていると思います。 こどもは一人一人、性格も個性も不登校になってしまった背景も全部ちがいますからむずかしいですが、一人一人との関係を大切にしていけば大丈夫だと思います。 応募したとのことですが、採用されるといいですね。 回答者:tanita530
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- tanita530
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私は2003年4月から中学校の適応指導教室で働いています。 NO1の0913さんのいう「適応指導教室」というのは学校の敷地に足を踏み出せない子どもたちが学習や集団生活になじめるように援助し、ゆくゆくは学校に返すための取り組みのようですが、私が働いている「適応指導教室」は、学校には行けてもいろいろな事情で教室には行くことのできない子どもたちに適応指導教室という部屋(学校の中にある教室とは別の部屋)で家庭教師のように勉強を教えています。時にはジグゾーパズルをやったり絵を描いたりUNOやトランプをすることもあります。 質問者様が働いてみたいという「適応指導教室」がどちらなのかはわかりませんが、どちらであっても養護教諭の経験があったら大丈夫だと思います。 ちなみに私は、現在は4人の中学生のこどもたちとかかわっています。最初、昨年の4月から教え始めた2人は、いろいろな事情で小学校のときから不登校やいじめなどで教室では勉強できず、基礎的な勉強をしてこなかったために学力もとても低く、中学に入学してからも教室には行けず適応指導教室で過ごしてきた子どもたちです。私が4月に初めて会ったときには、劣等感もあるために何かをやらせようとしてもできない、わからないと言って勉強をやる意欲は全くありませんでした。 そこで私はまず自信をつけさせてあげようと漢字テストの練習を10日間くらい毎日毎日させました。そして同級生たちと全く同じ問題で2人とも92点を取ったのです。今まで一桁しか取ったことのない2人ですから大喜びしました。そのことをきっかけに勉強する意欲も少しづつ出てきて国語は漢字の練習、数学は簡単な四則計算、英語はアルファベットの読み書きを中心に毎日勉強をしていきました。しかし、小学校のときからの基礎学力が全くないために、数学は指を使わなければ足し算もできず、英語の単語などなかなか覚えることができませんでした。それでも、毎日毎日繰り返し同じことを勉強してやっていくうちに夏休み前までには足し算も指を使わずに計算ができるようになり、英語の単語も200くらい覚えることができました。そのうちの一人A子さんは、今では英語の単語は400くらい覚え、1年生と2年生の教科書をすらすら読めるようになりました。これは、適応指導教室でマンツーマンで教えたからこれだけできるようになったのであって適応指導教室がなければただ何もできないで終わってしまったでしょう。 この子どもたちは、教室で勉強するのはとても難しい状況の子どもたちで、学校の中に適応指導教室があったからこそ継続してこの子たちの勉強をみてくることができました。正規の教員たちはそろぞれの仕事があってとても忙しく、普通教室でもない、特殊教室でもない適応指導教室で系統立てて指導していくにはとても無理があるように思います。毎日毎日同じことを繰り返し勉強することによって、少しづつ勉強ができるようになって子どもたちが喜んでいく姿をみることは私にとっても大きな喜びであり、このような子どもたちに今も教えることができて本当によかったと思っています。
お礼
回答、ありがとうございました。 勤務内容には不登校の児童生徒の指導とあったので、tanita530さんの適応指導教室とはちょっと違うかもしれませんが、大変参考になりました。 養護教諭でも大丈夫というお言葉に、勇気が出ました。 早速、応募してきました。何人も希望者がいるようなので、実際に採用されるかはわかりませんが、採用されたなら、 tanita530さんのように、子どもたちとすばらしい関係を築けるように一生懸命頑張ろうと思います。ありがとうございました。
- 0913
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私の住んでいる地域でも「適応指導教室」が開催されています。 「適応指導教室」は、学校の敷地に足を踏み出せない子どもたちが学習や集団生活になじめるように援助し、ゆくゆくは学校に返すための取り組みです。 異学年の子どもたちが集まってきていて、学習だけではなく、いろんな活動をしています。 調理実習や工作、体力づくりのために少し離れた場所まで自転車で校外学習、福祉作業所との交流・・・。 今の学校では到底やれないようなのびのびとした生活で、子どもたちも生き生きと学習しています。 指導員は、「先生」というより、「先輩」的存在で、子どもたちの人数も大所帯でないこともあり、一人一人の様子を良くつかんでおり、頼れる存在です。 今、うちの子は「適応指導教室」から学校の会議室に登校できるようになって、高校受験に向けて少しずつ自覚を高めています。 不登校になって久しくなりますが、「適応指導教室」の指導員や、仲間たちと楽しく学んだ経験も彼の心の支えとなっているようです。 「指導員」としての職務はさほど難しいことはないと考えますが、不登校の親として望むことは、不登校の子どもたちの状態や心を十分理解してあげてほしいということです。 ある日一歩進むことができても、次のチャンスには同じことができないこともあります。子どもなんだから当然なんですが、教育関係者の中には、 「この前がんばったから次はもっとがんばらなくちゃ・・・」とか 「後戻りしちゃいけない」と励ましてくれる方が結構あります。 元気なときには励ましがありがたいときもありますが、ちょっとへこんでいるときは無理せず休む、また元気になったらがんばるということを考えてあげてほしいんです。 多くの不登校生徒は「がんばりすぎ」や「我慢」でぺしゃんこになっている場合があります。 ぜひ、ご自分の子どものころや何かに躓いたときのことを思い出して、子ども達の手助けをしてあげてください。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。採用試験があるので、実際に働くことができるかどうかはわかりませんが、もし働くことができたら、0913さんのお話、大切にしたいと思います。 今までは保健室で子どもたちと関わってきましたが、今度は違った形で子どもたちと関われたらなあと、イメージがたくさん湧いてきました。 0913さんのお子さんも、頑張っているんですね(^O^) 私も頑張ってみようと勇気が出てきました。ありがとうございました。
お礼
2度の回答ありがとうございました。 採用の合否が決まったらご報告をとも思ったのですが、時間が空いてしまうのでここで締め切らせていただきますね。 採用してもらえるかはまだわかりませんが、養護教諭としてかの経験やtanita530さんの言葉を参考に自分をアピールしてみようと思います。ありがとうございました。 もしも採用されたらまた質問するかもしれません^^;その時はまたよろしくお願いしますね。