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サマワ派遣延長についてのディベート

はじめまして。matuo-basyouといいます。唐突ですが 私のクラスの国語の授業で急に、ディベートをする事になり論題が「自衛隊はイラクから撤退するべきだ」 に決まりました。そこまでは良かったのですが、インターネット等々で調べても、いくら話し合っても、肯定はできても、否定をすることができません。どうやったらうまく、否定することができるでしょうか? とても難しい問題で誠に申し訳ないのですが、なにとぞよろしくお願いいたします。

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  • cse_ri2
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回答No.4

イラクの自衛隊駐留を継続する理由は、以下の二つかと思います。 1.イラクでの人道支援活動 2.日米同盟重視の日本の安全保障戦略 1については、自衛隊以外にイラクで活動可能な組織は ありません。武装組織に殺害された香田さんの例にある ように、武装しない民間人がイラクで活動することは、 無謀な情勢です。 自衛隊についても、100%安全とは言い切れませんが、 一番手を出しにくい相手であることは確かです。 なお犠牲者を出してまで人道支援活動を継続する必要が あるかどうかについても、ディベートの対象となるかと 思いますが、それについては、これから日本が世界平和に より貢献するため、世界での発言力を高めるために必要 なのだという主張を、盛り込む必要があるかと思います。 2については、日米安保を堅固にするため、イラク問題で 困っているアメリカを支援するという意味合いがあります。 広大なイラク領土ではサマワはごく小さな地域にすぎま せんが、日本が駐留し続けることは心理的に大きなプラス 要因となっています。 北朝鮮をめぐる拉致問題・核問題が解決していない今、 これらの問題を解決するために日本とアメリカの協力は 欠かすことができません。 そのために、イラク問題でアメリカに貸しを作ることは、 非常に有意義な手段と言えます。 さらには、日本の平和が半世紀以上も保たれたのは、 日米安保と自衛隊の役割が大きかったことについても、 主張しておく必要があります。 しかし上記の主張は、基本的に大人の事情に基づくもので あり、学校の中でのディベートではあまり有効ではない かもしれません。 なぜなら現在の学校教育では、日本国憲法の平和主義を 堅持するために、いかなる軍事活動と言えどもそれを 肯定するような教え方は、していないことがほとんど だからです。 現実の国際情勢は、極めてドロドロとしたものであり、 日本国内だけで通じるきれい毎の論理は、まったく無意味 であるのが実情ですが、学校という閉鎖空間の中では 理解を得ることは難しいと思います。 しかし、このディベートで勝利するとしたら、理想と 現実の違いを、どれだけ多くの人に認識させるかが、 大きなポイントとなりそうです。

matuo-basyou
質問者

お礼

皆さんお忙しい中、ご指摘、ご意見誠にありがとうございました。これからのディベートにとても参考になりました。これからは、皆さんのご迷惑にならぬよう、よくよく考えた上で、質問するように心がけていきます本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#9014
noname#9014
回答No.3

私は私なりに否定する理屈を考えてみましたが、 果たしてそのまま答えて良いものかどうか、 ためらってしまいます^^;私は結構世話好きなので、 答えたくてウズウズしてしまいますが、 matuo-basyouさんはもう少し自分の頭で考えるべきではないかと思います。 まずは自分自身の立場や先入観を捨て去り、 自分自身を完全に否定の立場に置いて、 徹底的に考えてみることです。 肯定するための理屈を否定する理屈を考えてみるとか、 肯定の立場を攻撃するための理由を考えてみる 等のいろいろな方法があると思います。 イラク戦争発生当時から今まで、 日本政府がどんな立場を取ってきて、 どんな見解を示してきたか、どんなことをしてきたか イラクの状況はどうなっているのか、 国内世論はどうか、国際世論はどうか、 アメリカ政府はどう言っているのか、 イラク政府はどう言っているのか、 他国の政府はどう言っているのか、国際関係はどうか、 よくよく調べた上で、徹底的に考えてみてください。 その上で何かわからないことがあるのなら、 何がどうわからないのか、具体的に質問すべきです。

  • 04taka
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回答No.2

まず、ディベートは勝ち負けがあるものではなく、ある議題について色々な立場、意見から発言をし、物事を深く理解していくものだと思います。この問題について否定的な意見を覆すだけの肯定的側面というのはあまりないと思います。別にそういう内容でもいいのでは?とも思います。  敢えて考えるなら、イラクとの国益(西側諸国の中で、日本は飛びぬけて友好的な関係だった。アメリカと一緒に現在占領軍と思いかねない軍隊の駐留を続けているのを、復興支援に来ていると言う事で、立場を明確にし、イラク及びアラブ諸国との関係を修復する狙い)の問題、また、自衛隊の存在意義(戦力はあるのに、まったく発揮出来ていなかった自衛隊を活動させる事で、自衛隊の存在意義と有用性を認識させる。ひいてはその事により軍備を強化し、自衛隊だけで日本の防衛を出来るようにする。)この2点が論点になるかと思います。アメリカ関連は他の方が丁寧に解説されているので、割愛します。参考になれば幸いですが。

  • 110119117
  • ベストアンサー率48% (178/370)
回答No.1

 こんばんは。ご質問は、「自衛隊はイラクから撤退するべきだ」を、否定するということで「『自衛隊はイラク派遣を継続するべき』の理由」ということでよろしいでしょうか。  これについては、よく言われているのが「アメリカとの同盟関係」です。日本とアメリカの間には「日米安全保障条約」というものがあるのは知っていますか。この条約に基づいて、日本国内にはアメリカ軍が駐留しているわけですが、このアメリカ軍、いざというときには、日本を守ってくれます。  いざというとき、とはどういう状況かというと、日本の周りには危なっかしい国がいくつかありますよね。世界中とつながっているネット上なので、具体的な国名は避けますが、「誠意を尽くした」といって赤の他人の骨をよこしてくる国とか、人の領海に勝手に侵入してくる国とか(昔なら戦争に発展しますよ…)。こういう国が、例えばミサイル攻撃を仕掛けてきたら、自衛隊はもちろんアメリカ軍も一緒になって日本国民の命を守ってくれるのです。  こういった「いざというとき」=「有事」のときに日本を守ってくれるアメリカの「ご機嫌取り」をしておく必要がどうしてもあるわけです。アメリカが日本の協力を求めているときにはそれに応えてあげる、そのかわり先のような、いざというときには守ってもらうという、そういうことです。  最後に、私は「同盟関係」という観点に軸を置いて回答させていただきましたが、自衛隊が実際にイラクの人たちの役に立っていることも事実です。こういったこともちりばめながら、立論すればよいのではないかと思います。(学校の先生にはいわゆる「左翼」的な方がいらっしゃいますのであまり「同盟関係」とかいうことに詳しいと「何だこいつは」ということになりかねませんので)それから、読売新聞や産経新聞といった比較的政府に近いメディアの社説は参考になるかもしれませんよ。

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