タービンとは簡単にいえば風車のようなものです。したがってこの回転を使って発電機を回せば電気が起きるという仕組みです。
基本的には火力発電でも原子力発電でも、それぞれの発生する熱を利用して水を沸騰さ、高温・高圧の水蒸気をつくり、この水蒸気をタービンに導きタービンを回転させます。この回転の力を使って発電機を回します。タービンを通過した水蒸気は温度と圧力が下がりますが、この状態でもまだかなりの温度を持っていますので、この熱を利用してお湯を沸かしたり、さらに低い温度で動作するタービンを回したりしてエネルギーを徹底的に利用するシステムが一般的です。
火力発電の中には水蒸気を利用せずにガスタービンと言って燃料を燃やした時に燃焼ガス自体が高温・高圧になるのを直接使って発電機を回す方法もあります。これは、ジェットエンジンの噴射口に風車を取り付けたようなもので、比較的小型の発電システムで使われています。
ガスタービンにせよ蒸気タービンにせよこれらは一種のエンジンです。これらのエンジンを用いて発電機を回すという仕組みです。
ちなみに発電機自体の基本原理はご存知ですよね・・?
もしも、この部分が不明なのであれば、補足として再度投稿してください。
お礼
分かりやすい説明と参考HPのおかげで、疑問がとけて、すっきりしました。回答有難うございました!