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銀行勘定調整表の方法
冬です。ただいま簿記の勉強中で少し疑問です。 銀行勘定調整表を作る方法に、両者区分調整法、企業残高基準法、銀行残高基準法という3種類があると思いますが、後者2つは何か意味があるのでしょうか? 両者区分なら正しい当座預金残高が出てくるので意味があると思うのですが、後者2つは何の意味があるのでしょうか?
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いちおう日商簿記1級を持っています。 簿記というのは絶対的に正しいものを表現するものではなく、ある統一の基準に沿って企業の財務状況を表現すると言う性質のものなのです。 事実を表現するために、いくつかの基準や方法があり、そのどの方法を選択するのも企業の自由です。 結構何をもってして正しいのかといのは考え方によって違いますよね。銀行残高が正しいと考えれば、銀行残高基準法で帳簿を合わせますし、企業の帳簿が正しいと考えれば企業残高基準法で銀行残高を合わせます。 ただ、企業が一度選んだ評価方法をころころと変えることは基本的にダメとされています(ここも別の原則によりヨシとするものもあります)。 まだるっこい言い方になりますが、簿記は企業の状態をどう認知し、どう表現するのかというツールに過ぎないんだって考えるといいと思いますよ。 簿記の勉強がんばってくださいね。
お礼
どうも回答ありがとうございました。 あと数週間の勉強がんばります。