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郵政民営化の影響

銀行に勤める予定をしているのですが、郵政公社が民営化されると銀行のはどのような影響がありますか?あれだけ規模の大きい郵政公社が民営化されるとなると心配です。。。

みんなの回答

  • ionized
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回答No.2

郵政公社が民営化された場合に、どのような形で民営化 が為されるかによって、銀行への影響は異なってきます。 通常、郵政公社の競争力は、所得税や固定資産税の免除 に代表される特権によって説明され、民間とのイコール・ フッティング(同一競争条件)となれば、郵政公社の 競争力は下がるのではないか、と言われています。 しかし、郵政公社は、他の金融機関に比べて人件費、 物件費共に安く、加えて全国に張り巡らされたネット ワークの利益が存在します。 これに加え制度的、潜在的に国の信用がありますので、 民営化された場合、JRやNTTがそうであるような、 規模の経済性と国の信用を利用しながら民間の競争力 を取り込んだ上での、民間におけるガリバー企業になる 可能性は高いと思われます。 現実に、フランスやドイツでは、公的金融機関を 「民営化」した結果、著しい競争力を持つに至り、 商業銀行を圧倒し、国際合併によってさらに高い 信用力を得ていくというケースもあります。 この場合、日本で言えば、特に都市銀行以外の地方 銀行や、第二地方銀行(旧相互銀行)、信用組合と いった小さな金融機関が、地方のリテール業務を 巡って激しく対立するという事がありえます。 地方金融に置いて、国への信用の強さが相対的に際 立つ傾向にあるためです。 従来、郵便局は貸出業務を個人に対してのみ行い、 残りは政府系金融機関という迂回的なチャネルを 通じて行っていた為、貸出の面で郵便局が直接的 な競争相手となる事はありませんでした。 しかし、現在でも預金競争の上では郵便局は都市 銀行並の信用力を持ち、地方銀行を圧迫しています。 これに加えて貸出が自由化されれば、特に地域経済 の中で、郵便局が突出した競争力を持つという恐れ は、十分にあり得ることです。 このため、政府の郵政事業民営化推進論者は、 JR方式や、独自方式により郵便局を地方に分割する ことで、集積の競争力を弱めようとしています。 但し、これは都市銀行に比較した競争力を弱めるだけ なので、地方銀行や第二地方銀行に対しては、郵便局 の競争力が相対的に高くなることはあり得ます。

  • otakara
  • ベストアンサー率37% (17/45)
回答No.1

かつては郵便局が好きだった人間です。 郵政公社のここ最近、ゆうパックシール廃止やゆうパックの送料改定などで、だいぶ切羽詰った状況であると感じております。 民営化前に何とか少しでも・・・という考えすら伺えます。 10年前と比べればポストの数・郵便物取扱所?も減りましたしね。 但し、民営化になり、銀行と対立する事はどうでしょうか? 私の予想ですが、郵政公社の現在の規模が大きくとも、民営化されれば縮小せざるをえないと思います。 どちらの銀行にお勤め予定かは定かではありませんが、優良企業であれば、そちらをお選びになる方が得策ではないでしょうか?

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