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ウィルスと細菌の違い
よろしくお願いします。 12月に入り、子供の病気が気になる季節となりました。 さて、今回教えていただきたいのは、ウィルスと細菌の違いです。 どちらも言葉はよく耳にしますが、どう違うのかがあまりよくわかりません。 分かりやすく教えていただける方、是非回答の方をお願いします。
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生き物と非生き物の違いですね。いわばウイルスというのは遺伝子をもつ高分子ですよ。自ら子孫を作らないばかりか、自らの体もエネルギーも作りません。だから生き物ではないのです。 細菌と言うのは、これらの活動、すなわち生体活動をしていますので、立派な一人前の生き物です。実はその間にはリケッチアとかクラミジアという、どこか一部欠けている、生き物の成り損ないがいます。 最近は、プリオンといって遺伝子まで持っていない病原体が注目されていますね。それでも複製を作らせることができるのですから驚きです。 細菌というのは、単細胞生物ですが、人間のような真核生物ではありません。同じ単細胞生物に真菌というのがあります。酵母とか黴ですが、これは人間と同じ真核生物です。 病原体には、さらに多細胞となる原虫や寄生虫がいます。だんだん人間に近づきますね。単純に生き物と言いますが、生き物とそうでないものの間にも色々あるわけです。
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- Aqua-Kisaragi
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お子さんの病気が気になるということなので少し観点を変えて... 正確にではありませんが、細菌が原因の病気は通常、抗生物質で治療します。大抵の場合治癒することができるようになってきました。ですが、未だ死に至るようなものもありますので注意は必要です。 ウィルスの場合は身体の免疫に頼るしかなく、ウィルスを消滅させるのはなかなか難しい様です。ウィルス性の病気では免疫力を高めるための薬や、対処療法的な薬が処方されることが多い様です。このため、ウィルス性の病気は体力が落ちた時などに、免疫力が落ちて再発することがあります。普通の人は何種類もウィルスに感染していて体内に保持しています。正確では無いと批判されそうですが、おおよそこんな感じだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり、同じような熱や咳が出ていても、病気の原因によって、治療法や薬も違うのですね。よくわかりました。 ありがとうございました。
- miisima
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ほとんどの細菌は、外側を細胞壁に覆われた単細胞生物で、その内側には細胞膜におおわれた細胞質があります。 一方、ウイルスの基本構造は核酸(DNAかRNAのどちらか。ウイルスは、いずれか1種類だけ)とそれを保護するタンパク質の殻からできています。 で、細菌は人工培地で発育可能ですが、ウイルスは生きた細胞内でないと、発育・増殖できません。 また、大きさですが、細菌類はだいたいマイクロメートルであらわす位の大きさですが、ウイルスになると、ナノメートルであらわす位の、違いはあります。 つまり、細菌はいちおう自己完結できるけど、ウイルスは誰かにヤドカリして、生きる‥‥って、感じでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。専門的なご意見が聞けてよかったです。この知識、しっかり覚えておくと、今後役に立ちそうです。 ありがとうございました。
- rmz1002
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「大きさ(細かいことは忘れましたが、ある基準より大きいのが細菌、小さいのがウィルス)」と「増殖方法(自力で増殖できるのが細菌、他の生物に取りつかないと増殖できないのがウィルス」の違いです。
お礼
ありがとうございました。 なるほど、いちばんの違いは、そう言う事なのですね。 基本的でわかりやすいご回答、ありがとうございました。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございました。 となると、ウィルス性の病気と細菌による病気とでは、使う抗生剤も違ってくると言う事ですよね。 ありがとうございます。参考になりました。