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卒論で研究しています
アメリカ人の色彩感覚について調べています。アメリカ人の色使いについてどうおもいますか? 私がこのことに興味を持ったきっかけは海外ドラマ、フレンズのリビングのセットの壁がパープルでとても衝撃をうけたことです。皆さんの個人的な意見や小さな発見、またこのことに関する資料についてなど、どうかコメントくをください!お願いします。
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#3です。 海外のインテリア雑誌は洋書を扱っている本屋に行けばあります。アメリカに特化するなら、ちゃんとアメリカ向けの雑誌を買ってくださいね。(同じElle Decor=エルデコで英語で書いてあってもイギリス版、オーストラリア版などいろいろありますからね) アメリカに特化するというのは難しいですねぇ。アメリカの雑誌で紫の壁が山ほど見つかっても、ヨーロッパでそうでない事を同時に提示しないと”アメリカ人は紫の壁が好きだ”とはいえないでしょう?そういう意味でアメリカ人の色の好みを見つけるというのは他の国との比較になるわけですよ。 ほかの方の意見を拝借すると、ある特定の商品でいろいろな国にあるようなもの(例:ポテトチップス、板チョコ)のパッケージを比較する事である程度アメリカの色彩感覚がわかるかもしれませんが。 私は海外でインテリア関係の仕事をしていますが、インテリアに関していえば、ヨーロッパのほうが色は派手、というか色に冒険します。アメリカはくすんだ色が多いです。 また、世界の色彩感覚について言えば、気候が重要な要素となるという考えを持っています。トロピカルなところ(例:ハワイ)では派手なアロハシャツが良く見えるが、同じシャツを日本に持ってくるとどうもしっくりこない。これは日光が強いところでは色の微妙な差が良く見えなくなる事に関係していると思います。曇りがちな国ではくすんだ色が良く見えるようです。そういえば、アメリカでも、フロリダあたりとNYではずいぶんインテリアが違います。 私は家の壁がパブリックスペースとは思いませんが、あれはプライベートスペースで、個人の思考と趣味のステートメントと思いますが。 >日本では、紫などの嗜好性の強い色や赤などの圧迫感、刺激の強い色は、パブリックゾーンには不適切とされ、一般的に優れた色彩設計とはいえません その通りでしょうけど、逆説的に言えば、学校で習うようなこういうことにとらわれるインテリアデザイナー、建築家が多いので日本のインテリアは(西洋的観点から言えば)色彩的に面白くもなんともないのだ、という事もいえると思います。デザインするほうもデザインするほうだし、住む人も無難に無難にやっていくわけです。 海外なら、アパートを借りたら壁の色を何色に塗ろうとかまわないので、みなインテリア雑誌を見ながら銘々勝手な色に(自分で)塗り、気に入らなければ塗りなおす。その繰り返しで好みというのを見つけていくのだと思いますが。(出るときに現状復帰などといわれないし…) また追加あれば質問してください。
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- a-mo-chi
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専門的な意見が多い中、恐縮なんですが、短大のときに何の授業でだったか忘れたんですが、外国人と日本人の違いについての話がありました。 その中で、欧米人(主に白人)は目の光彩が淡い色の人が多いので、露光オーバーな感じで見えているので、あいまいな色の違いを認識しにくいと聞きました。 たとえば私たちはソメイヨシノの花びらを一枚だけ見てもうっすらとピンク色をしているのがわかりますが、光彩が淡い色の人にとっては白に見えるんだそうです。 日本人の私たちからすれば、ちょっとびっくりするような色使いも、もちろん文化的な背景もあると思いますが、色の見え方そのものが少し違うせいかもしれません。
- POKIE
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#3です。 >論文に参考意見として拝借してよろしいでしょうか? どうぞご自由に。 誤字訂正:思考→嗜好 壁の色に特化するとですね、もともとヨーロッパの宮殿なんかに行くと、壁の色はいろいろあります。真っ赤、鮮やかな緑、薄緑などの壁が結構あるんですよ。そこに金色の額のファミリーポートレートなんかかかってて。 そういう意味で色つきの壁というのは歴史的なものです。西洋のはそういう流れだと思います。 感ですけど、昔は真っ赤(鉱物系のような色)や、緑の顔料は非常に高価なものだったのではないかなぁ。そういう高価な顔料をも浮かべ一面に塗ってしまうところがステータスシンボルだったとか… パブリックスペースといったって、日本の金閣寺はどうする?まっ金ではないの。昔の日本の寺院は復元された状態を見ると派手ですよねぇ。 ま、こんなところで。
補足
確かに日本の昔の建築物は派手だったりしますね。でも一般住宅と城や寺院は別なような気がするのですが。。伝統的なものとしても、いくら城が派手でも一般庶民の色使いは地味だったりする気がします。ヨーロッパが宮殿などの色使いを現代の日常に受け継いでいるとしたら、日本が寺院の派手さを受け継いでいないのはなぜでしょう?? ステータスシンボルとしての色彩は各国様々にあったようですね、日本では染料の関係で高価な色とそうでない色があったようで(紫草や紅花など・・)。位階色もありましたし。(関係ないのかなぁ;)そのあたりの時代の庶民の「四十八茶百鼠」等の文化が今まだ精神的に文化影響があるのでは、と個人的には思っています。 もし面倒でなかったら、意見をお願いいたしますm(。。)m
- jyuu
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多民族国家で文化が入り混じっている国の特色をひとくくりに説明するのはなかなか難しい様に思います。 ただ、相対的に見て欧米人はハイコントラスト、比べて日本人はハーフトーンがを好む傾向があるようです。例えば、TVスタジオのライティングで、アメリカではよく顔に影ができて立体感を出す、もしくは背景を暗くして顔が浮き立つようにするのですが、日本だと影を消すように照明をあてるそうです。結果、全体が明るくなります。 それから、個人的には確かに原色、彩度の高い色彩が多いかな、と思います。これは狩猟民族と農耕民族の違いが関係してるらしいですけど。彼らの生活スタイルを見ていると、自然と一体になって暮らす、という生活観が全体的に日本人に比べて乏しい気がします。ごみのリサイクルとかぜんぜん普及していないし。 加えて、グラフィックデザインなど人目を惹くための商業製品にはそういった色彩は鮮烈でセンスを感じますが、一方で、生活に密着してしまうプロダクトデザインやインテリアデザインに対する色彩感覚からは、日本人として短絡的で即物的な印象を受けることも否めないです。ちなみに渋い色がよく使われる「侘び寂び」はアメリカでは、悪いデザインの代名詞としてデザイナーの間ではよく使われます。
お礼
専門的なご意見ありがとうございます。確かにアメリカを一つの嗜好にひとまとめにするのは危険ですね。教授からは柔軟に気づいたことを推し進めて行けばいいと指示をいただいているので、JYUUさんに様々提示していただいた意見、一概にそうと言えないにしてもそのまま参考とさせていただきますm(,,)m ありがとうございます。
- POKIE
- ベストアンサー率33% (266/784)
また#3です。 ちょっと調べてました。 もう研究されている方がいますが… 色彩心理学国際比較 http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2002a/960o.html 色彩イメージは国境を越える http://www2.athome.co.jp/academy/culture/cul08.html アメリカにおける色彩の好み(性別、年齢などによる違い調査。面白い) http://instruct1.cit.cornell.edu/courses/pam323/Readings/Week4/Color%20by%20numbers.htm まだまだあるので簡単に http://www.hju.ac.jp/~fhd/profile/okuda.htm http://saito.human.waseda.ac.jp/saitoprofessor.html http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=807295 ググる場合は、色彩 嗜好 国際 比較 色彩心理学、当たりが良いようですが。
- aoaoao
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アメリカ人の色使いに対する感想を書けばいいんですかね? アメコミや子供用お菓子のパッケージなどからはすごくサイケな感じがします。たぶん「目を引く色彩の組み合わせで不快感を伴わないもの」の定義が日本とは違うんじゃないかな?と感じます。
お礼
ありがとうございます!確かに文化の違いや感覚の違いはありますよね。日本と比較するのに良い題材なにかありますか?やはり、おっしゃる通り雑誌系やお菓子のパッケージには顕著に見て取れますね。。
- POKIE
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ちょっとポイントがはっきりしないのですが、色彩感覚の何の話ですか。 卒論というともう少しアカデミックな事ですよねぇ。 色彩感覚の差といえばソシュールなどのいうシニフィアン/シニフィエの問題として言語による色彩の切り取り方の違い(例:どこまでが紫でどこから赤か)というような事が思いつくのですが、そういうことですか?そうすると言語ではなく国によって色彩の切り取りが違うということ? でも気になっているのはフレンズの壁の色のようだからちょっと違いますかね。紫の壁のどこが衝撃ですか?miimiiさんは(海外の)インテリア雑誌は見ませんか。赤、紫の壁は結構スタンダードだと思いますが。どうしてアメリカ人が紫の壁が良いと思うか、という観点でしたら、フランス人もイギリス人も、西洋人は一般に紫の壁に拒絶反応はないと思うので、なぜアメリカ人という限定をされたのかがわかりません。私は個人的には自分が家を建てるなら、ダイニングルームの壁は赤、寝室は紫にしようと決めていますが… もう少し補足していただけるとありがたいです。
補足
返信ありがとうございます。私が調べているのは色彩と言語についてではなく、単純に色彩に対する考え方などです。世界規模で考えると国によりそれぞれ特色があり、話が大きくなりすぎると教授に指摘され、興味を持ったアメリカに限定することにしました。様々な面から日本との比較をしたいのですが、資料に困っています。色彩といえばヨーロッパが有名のようで・・(><)海外のインテリア雑誌などはどこで見つけることができるのでしょうか? 日本では、紫などの嗜好性の強い色や赤などの圧迫感、刺激の強い色は、パブリックゾーンには不適切とされ、一般的に優れた色彩設計とはいえませんが、そのことについてはいかがお考えでしょうか? どんなコメントも参考にさせていただきます、どうか意見お願いいたしますm(。。)m
昔ホームステイに行った子に見せてもらった写真に驚きました。 手作りケーキなんですが、ピンクのクリームをベースに青、黄色のクリームをたっぷり塗りたくってました(-_-;) カラフルで楽しそうではありますが、淡いパステルカラーを好む日本人にはちょっと・・。 日本人はわりと自然にある色を好むように思います。 よくいえば控えめ。 アメリカやほかの国の方は、既成概念にとらわれず色を楽しんでいるように思います。 いかにもHAPPY!て雰囲気ですよね(^^ゞ 卒論頑張って下さいね~(^o^)丿
お礼
貴重なご意見をありがとうございます! 個人個人の意見もとても参考になります。あちらの方に言わせれば日本人の色使いは地味なようですよね。食品でいえば、紫色のケチャップが販売されていた事実にびっくりです。もし、他に日常で気になったことなどあったらいつでも教えてくださいm(::)m
- musimusi29
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個性的というか、原色はっきりした色使いが多いですよね。やはり自己主張(個性)かなと思ってます。人と同じものは嫌というか、国民性でしょうか。
お礼
ありがとうございます。確かに原色は多様されていますね。しかしただ雑然と用いるのではなくトーンが揃っていたり、センスを感じます(・v・)国民性という視点からも積極的に調べていきたいと思います。
お礼
とっっっても参考になるご意見をありがとうございます!!!私の脳みそは、日本の色彩学という視点からしか物を見る能力が無いので、文献等から様々な知識を身につける必要があると痛感いたしております。参照なさって頂いたサイトを活用させていただきますm(。。)m 私はリビングダイニングはパブリックゾーン(紫などは絶対NG)として学んだため、そのような色彩がアメリカではOKとされるのならば、アメリカではどのような色彩学の観念があるのかが興味深く思います。関連する資料が見つかることを祈りつつ文献などを読み進めていきたいと思います。 またPOKIEさんのご意見を、論文に参考意見として拝借してよろしいでしょうか? 承諾していただけると幸いです。 お返事待っています。