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赤血球は何故核がなくなって一人前なのでしょう?
はじめまして 以前どこかの本で、赤血球は何故核がなくなると聞きました。どうしてでしょうか? 確かカエルの赤血球には核があるそうですが それでちゃんと活動できるのがとても不思議です。 理由をご存知の方いらっしゃいませんか?
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1,核がないとエネルギー消費が低く抑えられる。 赤血球は酸素さえ運べばよいので,活発な細胞である必要はない。むしろエネルギーを消費が少なくなるので都合がよい。赤血球自身の酸素消費も少なくなる。(数ヶ月の使い捨てです) 2,核が無いことで中央にくぼみができる形態になる。 外界との接触効率が高くなる。(球体だと,中央部分は外界と触れにくい)また,形が変型しやくすくなるので細い血管に入っていくのに有利。 酸素を運ぶ仕組みは化学反応なので,必ずしも活きている細胞である必要はないのです。実際にヘモグロビンを袋つめした人工赤血球も開発中です。 赤血球は核がないほうがメリットが多いのですよ。
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- yamaimo30
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回答No.2
赤血球が脱核するのは、哺乳類だけみたいです。脱核の過程はマクロファージが核を取り込んで核分解酵素で分解するのです。(この分解酵素が他の動物にはないか機能してない) じゃあなんで、脱核するのかは現在不明みたいです。アポトーシスとの関連しているみたいですので、チョー熱いテーマっぽいです。 でも、哺乳類のが核を持つと貧血症をおこすがそれ以外のが持ってて貧血症を起こさないのはもともとそれで生きてたからとしか言えないです。 ついでに赤血球にはミトコンドリアもないです、酸素運搬中に消費させないためです。
質問者
お礼
大変分かりやすいお返事有難うございます。ほう…アポトーシスですか、確かにこれは熱い話しだ^^;長年の疑問がとけました!
お礼
早速のお返事有難うございます^^酸素との結合は鉄自体が安定的な酸化鉄になる反応を利用してるので、無理の起こさせたり止めたりする必要がない分「司令塔」の核はいりませんね、大昔の海中で起こった酸化現象だし、現在の鉄鉱石の原材料も自然な化学反応ですものね^^中央の接触効率はハンバーグ構造の様で変わりやすいですね^^(あれは火の通りを良くしてるためですが…) うーん成る程!