キリスト教には出家にあてはまるものはありません。あえていえばカソリックの修道士、修道女でしょうか。これは受洗のうえでさらに修行をつむわけですから、もしあなたがクリスチャンでないならば、お近くの教会に出向いて信仰を持ちたいことを相談し、しかるべき儀式をあげてもらう必要があります。司祭さん、牧師さんははじめての人であってもきちんと対応してくださいます。できれば週末のミサや行事ごとの準備でいそがしい時期を避けて、平日のあまり遅くならない時間帯などに相談しにいってみてはいかがでしょう。
仏教の場合は宗派によってまったくまちまちなうえに、お寺によっても受入れかたの差が非常に大きいのでいちがいにはいえません。が、もし仏弟子として一生をお過ごしになるというおつもりであれば、どの宗派、どのお寺でもきちんとした対応をとってくれるはずです。ご実家のお寺さんなどにいちど相談してみるのはいかがでしょう。
もし、人生を見つめなおす、というほどの意味でいちどそうした信仰の生活を体験したい、というおつもりであれば、特に禅宗系統でそうした短期間の出家生活を経験するシステムが整っています(むろん、出家は一生のことなので、実質的にはお寺での短期の修行期間の終わりが明示されているもの、ということです)。鎌倉五山や京都五山などに問合せてみるのはいかがでしょうか。
いずれにしろ出家は信仰生活に裏付けられていなければ無意味です。一足飛びにそうした生活に入るのではなく、まず信仰や宗教に触れてみることが大切なのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 こんな漠然とした質問をして批判的な答えが返ってくるかとおもいましたが親切な回答をありがとうございました。もう一度自分の心と向き合ってみます。