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なぜ走者がいると投手はセットポジションを取ることが多いのか
基本的な質問ですみません。 走者がいる場合、ほとんどの投手はセットポジションを 取りますが、どういう点で有利だからなのでしょうか? というのも、ワインドアップポジションを 取ったからといって、投手板を外すこともできますし 走者にプレート上からけん制球を投げることもできますよね? (アマでは内規があるようですのでプロに限ります) 単にセットポジションの方が早く投げられるからと いうことなのでしょうか? でも、ワインドアップポジションからノーワインドアップで 投げればそんなに差はないようにも思います。 その「ごくわずかの違い」のためなのでしょうか? よろしくお願いします。
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こんにちは。 >その「ごくわずかの違い」のためなのでしょうか? そのとおりです。 「セットポジション」の場合、モーションを起こしても、牽制球を投げるのかホームに投げるのか、足の上げ方の微妙な角度の違いを見分けなければなりませんので、盗塁がしにくいです。 これに対し「ノーワインドアップ」の場合、モーションを起こした瞬間に本塁へ投げることがわかってしまいますから(投げないとボークになります)、モーションを起こした瞬間に走ることができます。 この差は大きいと思います。
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- supernova1
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第一の理由はやはり盗塁阻止でしょう。 赤星選手や荒木選手など足の速いランナーがいるときにワインドアップでなげると100%盗塁されます。 セットで投げると球速が落ちますが、盗塁阻止率はぐっとあがります。 またクイックモーションで投げれる投手ならなおさら阻止率はあがります。 満塁の時や2アウトで二塁や三塁にランナーがいるときはセットを使わないこともよくあります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >赤星選手や荒木選手など足の速いランナーがいるときに >ワインドアップでなげると100%盗塁されます。 そうですね、プロだと問題外でしょうね、セット以外は。 ただ、草野球レベルだと、猫も杓子もセットでなくても いいんじゃないか、というのが疑問の発端だったんです。 ノーワインドアップなら1秒違わないですし セットよりは一塁けん制が有利。 状況によってはランナーがいてのワインドアップポジションも ありえるのではないかと(^-^)。
補足
ポイントですが、みなさんほぼ同内容でしたので 以下のようにさせていただきました。 足の位置のご指摘が私にとって説得力がありましたので まず2番さん。 セットですらクイックで投げる必要があるとの ご指摘があった複数の方で迷ったのですが その中で早さを優先し4番さん。 ご回答いただいた皆さま全員に感謝しております。 またどうぞよろしくお願いいたします。
- nekoneko37
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nekoneko37です。 すみません、さっきの補足です。 ツーアウトで、且つ自分の球に自身がある場合、 ランナーがいても振りかぶったりすることがあります。 それは「絶対このバッターで討ち取ってやるから 走者なんか関係ない」という気迫で自分に暗示を かけて気合いを入れるためでもあります。 ツーアウト、ツーストライクでランナーがいた場合、 昔野球部で私がピッチャーの時、時々やっていました。
お礼
> ツーアウト、ツーストライクでランナーがいた場合、 > 昔野球部で私がピッチャーの時、時々やっていました。 2死一塁、「ノー」ストライクからやると もっとかっこいいかもしれないですね。 3球でしとめてやる、三塁まで勝手に行け、とか。 監督に怒られますか(^-^)。
- nekoneko37
- ベストアンサー率52% (19/36)
「そのわずかの差」のためです。 振りかぶると、ランナーがいない場合は途中でやめても ボークになりませんが、ランナーがいる場合、途中で やめるとボークになってしまうのです。 ランナーから見ると、振りかぶりさえずれば投球フォームに入った瞬間にスタートできてしまうのでほとんど100% 盗塁成功になります。 ワインドアップからノーワインドでなげてもプロクラスの 足になればほどセーフになってしまいます。 プロは、投手が牽制をし、クイックで投げても、それでも セーフになるように足を鍛え、投手の癖の見つけ方やら タイミングやらを研究し尽くして試合に臨んでいます ので、セットポジションでない投げ方をしたら楽々セーフ になってしまうんです。 投手としては、セットポジションで牽制をし、 クイックで投げたりしてうまく工夫しなければランナーは 全員盗塁で三塁まで行ってしまうわけです。これでは ファボールと外野フライでノーヒットで延々と点を 献上しなくてはなりませんね。 ですので、セットポジションでなければとても試合に ならないんです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お、投手経験者さんですか。 4番さんのお礼にも書きましたが 「ワインドアップポジションからでも足の置き方しだいで クイック投法はできませんか?」と質問の仕方を変えた場合 いかがでしょうか? 例えば、こんな感じで両足を接近させて置く(□はつま先)。 ----- ■■□ ----- □ ■ ■ で、ここから、自由な足を踏み出すだけで、 振りかぶらずに投げるわけです。 セットと足の移動距離はそう変わらないと思うのですが、 やはり、半回転するクイックじゃクイックになりませんか(^-^)。
- cha-chako
- ベストアンサー率33% (179/539)
失礼しました。意味を取違えていたようです。 >足を接近させてワインドアップポジションを取り 足を後ろに引かずに踏み出し、ノーワインドアップで投げます やっと理解しました。 ワインドアップポジションって体の向きを言ってらっしゃるんですね。 かつて巨人の斉藤投手が打者と相対した構えからの、 ノーワインドアップ投法で投げていたことがありますが、そのイメージの話ですね? 動作に入る前には、必ずきっかけとなる小さな動作が入ります。そこから、踏み出すまでの時間的な差がどの程度になるかですが、 多分0.8~1秒程度の差でしょう 単なるセットポジションでも、「時間がかかりすぎ」ということで、クイック投法が義務付けられる昨今ですから・・・・ プロの世界ではかなりの差になりますよね。 斉藤投手の場合でもランナーのいる場合はセットポジションでしたから。
お礼
> ワインドアップポジションって体の向きを言ってらっしゃるんですね。 あ、分かりにくくてすみませんでした。 日本ではどうも「ワインドアップ(モーション)」と 「ワインドアップポジション」が混同されて使われている 節がありますが、野球規則の「ポジション」の方です。 公認野球規則8.01(a)より ---------------------------------------------- ワインドアップポジション 投手は、打者に面して立ち、その軸足は(略)全部投手板の上に置くか、 投手板の前縁に触れて置き、他の足は、投手板の上に置くか、 投手板の後縁およびその延長線より後方に置く。 ---------------------------------------------- 質問の仕方を変えれば「ワインドアップポジションからでも 足の置き方しだいでクイック投法はできませんか?」に近いかもしれません。 ただ、半回転しなければいけない分、早さでは絶対にセットには勝てませんし 投球動作かどうかも分かりやすい=走りやすいってことなんでしょうね。 ありがとうございました。
- cha-chako
- ベストアンサー率33% (179/539)
こんにちは! ボークって判りますか? 簡単に言えば、 ピッチャーはプレートを踏んで動作を起こしたら、打者に対して投げなければいけません。 その動作を途中でやめれば、ボークが宣言され、走者に進塁権が与えられます。 ワインドアップ(ボールとグラブを頭上に振りかぶる)モーションでは投球までに、約3秒かかります。 動作に入って、キャッチャーに届くまでに、ランナーは楽に次の塁に進めてしまいます。 セットポジション(ノーワインドアップの一種)は、牽制のために、プレートを外す動作に入りやすいのと、打者に対して投げる動作が短くて済むため、走者が走りにくくなります。 ピッチャーが打者に対して投げる動作の前に、静止という規定のため、モーションにはいってからキャッチャーに届くまでの時間の差は大幅に違ってきます。 >ワインドアップポジションからノーワインドアップで これは、ちょっとどういうことをイメージされているのかが・・・・?スイマセン。
お礼
あ、お礼欄と補足欄を間違えた(^-^) >>ワインドアップポジションからノーワインドアップで > これは、ちょっとどういうことをイメージされているのかが ワインドアップポジションを取ったって 別に振りかぶる必要はありませんよね? ワインドアップポジションは取るが ワインドアップモーションはしないということです。 俗に言うノーワインドアップ投法です。
補足
ご回答ありがとうございました。 > ワインドアップ(ボールとグラブを頭上に振りかぶる)モーションでは > 投球までに、約3秒かかります。 ワインドアップポジションを取るだけで ワインドアップはしないことを想定しています。 足を接近させてワインドアップポジションを取り 足を後ろに引かずに踏み出し、ノーワインドアップで投げます。 振りかぶりませんので、セットポジションと そう違いはないのでは、というのが疑問の発端なんです。 この場合、ご回答は変わりますでしょうか?
- shippo
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そのごくわずかの時間で盗塁ができるようになります。 見ていてわかると思いますが、盗塁(主に1~2塁)の際にキャッチャーからセカンドにボールが到達してタッチする瞬間に走者はベースに到達するかどうかぎりぎりのせんです。 これがセットポジションではなくワインドアップから投げるとおそらくコンマ数秒~1秒近くは余計な時間がかかり盗塁が成功しやすくなってしまいます。 また、ダブルプレーなどもとりにくくなると思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございました。 2番さんにまとめさせてください。
お礼
1番さん、2番さん、ご回答ありがとうございました。 ああ、やっぱりそのわずかの違いですか。 ただ、ワインドアップポジション(WP)だと 打者の正面に向く形になりますよね、普通。 だったら、右投手の一塁けん制は、 半回転しない分WPの方が有利じゃないのか、と安易に(^-^)。 WPでも、あらかじめ足をそろえておいて 後方に引くことなく踏み出せば、 本当に微々たる差だと思うんですよね、セットと。 コンマ1の違い、ないんじゃないでしょうか? この有利・不利を合わせると、WPの方が 走者のリードを抑えることができる分 より有利にも思えたりして…。 > 足の上げ方の微妙な角度の違いを見分けなければなりませんので ああ、足か。そうですね。 足をそろえてWPを取っても、投球かどうかは 分かりやすそうですね。 紛らわしいことすれば即ボークを取られそうですし… これが正解かな。 #1日ほどは開けておく主義ですのでご了承ください。