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普通養子について
養子に出して、5~20年たった後。親として養親さんが悪い人間だったと分かったとき。 実父(実母とは離婚。復縁しない)のみで復縁できますか?
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基本事項は次のとおりです。 ・養子が15才未満である場合には、実父及び養親との協議で養子縁組の離縁が可能です。 ・養親が協議に応じない場合は、家庭裁判所へ審判の申し立てを行うことができます。 ・養子縁組が解消した場合、法定代理権が実親に発生します。 第811条 縁組の当事者は、その協議で、離縁をすることができる。 2 養子が15歳未満であるときは、その離縁は、養親と養子の離縁後にその法定代理人となるべき者との協議でこれをする。 3 前項の場合において、養子の父母が離婚しているときは、その協議で、その一方を養子の離縁後にその親権者となるべき者と定めなければならない。 4 前項の協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、家庭裁判所は、前項の父若しくは母又は養親の請求によつて、協議に代わる審判をすることができる。 5 第2項の法定代理人となるべき者がないときは、家庭裁判所は、養子の親族その他の利害関係人の請求によつて、養子の離縁後にその未成年後見人となるべき者を選任する。 6 縁組の当事者の一方が死亡した後に生存当事者が離縁をしようとするときは、家庭裁判所の許可を得て、これをすることができる。
養子縁組したあとの縁組を解消する場合は、成年であれば本人と養父母との協議離縁か家庭裁判所の調停・裁判を利用した離縁、未成年であれば家庭裁判所に申し立てることになります。 未成年の場合ですが、養子縁組を解消したからといって、実父に親権が戻るわけではありません。 次の親権者は裁判所が決めます。 成年であれば親権は意味を成さないので関係ありません。 苗字については離縁(縁組解消)のときに前の姓に戻すなり何なり出来ます