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ペンティアム4のNorthwoodとHTとの性能差
ペンティアム4のNorthwoodは性能がいいと聞きましたが、HTバージョンと比べて何が違うのでしょうか? また、Northwoodバージョンの性能がいいなら、何故HTに切り替えてるのでしょうか? それと、エンコードするならペンティアム4がアスロン64よりいいといわれてますが、どちらのバージョンがいいのでしょうか?HTバージョンでもいいのでしょうか?
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NorthWoodがよいというのは、PrescottよりもSSE3とHTの性能を除けばNorthWoodのほうが(同クロックでは)性能が高いことが多いのに、消費電力や熱の点で大きく悪化しているからです。 その辺を気にする人には特にNorthWoodの方を好むわけです。 また、NorthWoodにはHT有りのものとない物があります。HTはFSBが800以上のPen4とPen4 3.06GHzで使うことができ、NorthWoodはFSB533ものもあるからです。 エンコードはPen4のほうがよい傾向にありますが、使うソフトやエンコーダーによります。2CPUに対応したソフトを使えばHTがあるほうが早いですが、対応していない場合はHTを無効にしたほうが早いかもしれません。(HTは無効にすることができます) しかしエンコードの際にフィルターをかけたり、Athlonが得意なソフトを使ったりするとAthlonのほうが速いこともあります。 TMPEGnc3を使うのならPrescott Pen4でHT有効でするのが一番速いでしょう(SSE3に対応しているソフトはこれ以外聴いたことがない)
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- oja
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>では何故、掲示板などで、わざわざNorthwoodのペンティアム4搭載機を自慢したり、ショップでNorthwoodペンティアム4入荷が宣伝文句になったりするのでしょうか? >HyperThreadingTechnology搭載が可能な製品をNorthwoodというならば、現在のペンティアム4はみんなHTになってるので、強調することではないと思うのですが? PrescottはHTの機能をより効率よく動作させるために改良された物と考えてください。 しかし実際にはHTの機能を十分生かすには対応するアプリケーションなどが必要です。 現在HTの機能を十分に引き出して使う場面はほとんど無く、通常の作業においてはNorthwoodでの作業とほとんど結果に差が無いのが実情です。 であれば、使用条件の厳しいPrescottよりは安定して使えるNorthwoodのほうが条件的には有利となるのです。
- basaker
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実際のところ、私が試したベンチマークではN.W3.4CGhz+I865&875とPrescotto550+I915&925では、ベンチ結果は後者のほうが優秀なスコアを出すことが多かったです。 しかし、なぜN.Wが根強い人気があるのかというと、CPUの変更に、メモリ、電源、M/B、HDD、など現在使用しているほとんどのパーツを総入れ替えしなければならないということがあります。わざわざそこまでして買い換える必要があるのかということです。 それと、消費電力の問題もあります。ちなみに我が家の電気代は、PCを変えてから5000円あがりました(泣。 だからといって、N.Wを使っている(逆もしかり)からといって人に自慢することではないと思いますが・・・ 素朴な疑問ですが、PC購入をご検討中ですか? 中には使ったこともないのに他人のPCを馬鹿にするような書き込みをする人もいるので、あくまで参考程度に留めておいてください。 我が家にはP4 3.4C(N.W)、550(プレスコ)、アスロン64 3500+がありますが、ハッキリいって、数秒のパフォーマンスアップを求めるなら話は別ですがどれを使ってもあまり変わらないですよ。
お礼
お返事ありがとうございました。 つまり、NWの方が安くてベンチマークも差がないからもてはやされてる、ということでいいのでしょうか?
補足
ちなみに、みなさんの今までの解説を総合すると、現在PCの多くに表記されてるHTテクノロジ インテル® Pentium® 4というのは、Northwood版と考えていいわけですね? 昔の単なるPentium® 4と表記されてるものや、Prescotto版は違うわけですよね。 まだ間違ってたら指摘してください。
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10152)
Q/ペンティアム4のNorthwoodは性能がいいと聞きましたが、HTバージョンと比べて何が違うのでしょうか?Northwoodバージョンの性能がいいなら、何故HTに切り替えてるのでしょうか? A/既に回答があるように、Pentium4の中でもHyperThreadingTechnology搭載が可能な製品をNorthwoodといいます。その前の世代のPentium4(Willamette)は既に出荷されていませんので、今は全てNorthwoodかその後継となるPrescottとなります。 ということから、HTがHyperThreadingのことなのであれば、Northwoodから搭載された機能の一部に過ぎません。 Q/エンコードするならペンティアム4がアスロン64よりいいといわれてますが、どちらのバージョンがいいのでしょうか? A/何を何にエンコードするのでしょうか?エンコードというのは符号化/暗号化/圧縮という意味で使われるEncodeから来ています。Pentium4が強みとしているのはSSEとマルチタスク処理に強いエンコードに限り、用途としてはMPEG2などの映像圧縮に強みを発揮することが多いということになります。 ただし、これはあくまでペガシス社のTMPGEnc Expressを利用した場合の比較で表されている数値であって、DivX圧縮ではAthlon64が逆転するという症例があります。 このことから要は、ソフトウェアがどのプロセッサにより最適化されているかによって、同じエンコードでもPentium4にアドバンテージが発生する場合と発生しない場合で別れることになります。 ちなみに、TMPGEnc 3 Expressを使った場合は、northwoodよりPrescottコアのSSE3とHTTを実装したPentium4の方が高速になります。 このような結果になります。 どちらも、極端に大きな差があるわけではなく、僅かな差です。まあ、一度に数時間の映像を絶え間なく処理するというならそれでも大きな差になりますが、その場合であれば、Opteron DualやXeon Dualでワークステーションマシーンを組んだ方が効率的な処理が出来るでしょう。そうでなければ、好みの問題です。 Pentium4は、命令の構造がNetburst Micro Archtectureに最適化されていないと、分岐ミスが多く発生し、ミスが発生すれば処理をキャンセルしもう一度同じ処理を最初に戻し別のルートからするということが多く起こります。最適化されたソフトなら分岐ミスが軽減され、周波数なりに近づいた処理ができるようになり、周波数の低いAthlonより高速になることがあるのです。 ただ、どうしても分岐ミスは効率化を進めたAthlonより多くなるため、周波数はAthlonより絶対的に高くないといけません。そして、その欠点が今表れています。 周波数を高めることが出来ればそれでも良いのですが、ここ2年、Pentium4は既にほとんど周波数を上げておらず、Athlon系のプロセッサとの差はほとんどなくなり、Athlonが逆転する処理が増えつつあります。さらに、64bit化も、Athlonより遅いことを考えると、将来も踏まえて速い物をとなると、Athlonの方が高速になる可能性が高くなります。 要は、どういう使い方をし、どこまで使うかで、今速いだけが良いのか、そうでなく将来的に有用性があるものが良いのかは変わると言うことです。別にNorthwoodが速いわけではない。PrescottだってSSE3最適化済みソフトが増えれば、速くなります。Athlonは64bitOSになれば速くなる。後は、予算の問題や消費電力などの効率コストの問題があります。 個人的には、CPUで選ぶよりはプラットフォーム全体(マザーボード構成なども含めた総合的な構成)で選んだ方が良いと思うが・・・
お礼
お返事ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
補足
>今は全てNorthwoodかその後継となるPrescottとなります。 では何故、掲示板などで、わざわざNorthwoodのペンティアム4搭載機を自慢したり、ショップでNorthwoodペンティアム4入荷が宣伝文句になったりするのでしょうか? HyperThreadingTechnology搭載が可能な製品をNorthwoodというならば、現在のペンティアム4はみんなHTになってるので、強調することではないと思うのですが?
Pentium4 の高クロックである理由の一つに段数が多いパイプラインがありますが、それが通常の処理では、効率的に埋まらないのと、同様の実行ユニットも高利的に並列で動作しにくい。 そのために、CPUを仮想的に二つに見せかけて、別のスレッドを動かすことで、パイプラインの空きを埋めてと実行ユニットを効率的に動かそうと言うのが、Hyper thresd だと思っています。 しかし、Hyper Thread では、マルチスレッドのアプリケション又は、OSではないと効率的に動作しません。(もっとも、さらに色々な条件はあるとは思いますが) しかし、インテルのプロモーションのおかげか、今はHyper Thred 対応のアプリケションも多く、また Windows XP は、Hyper Thred 対応です。 そのため、Hyper thread の性能を発揮しやすいのではないか。 AMDのAthlon と同じクロックでは性能で負けると言うのも大きいかと。 エンコードの速度に関しては、Hyper Thread に対応しているものならば、Pentium 4 の方が高速になるかと思われますが、他は条件が色々有りますから。
お礼
お返事ありがとうございました。 参考になります。
補足
例えば、エンコードではなくて、単なるキャプチャや動画編集だけの場合でも、ペンティアム4の方がアスロン64よりいいのでしょうか?
- basaker
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HTバージョンとはハイパースレッディングのことでしょうか? Northwoodとは、ペンティアム4に使われているコアの名称です。その他にプレスコット(775Pinの5○○のモデルNo及び478Pinの○○EGhz)、ギャラティン(EE)等があります。 HT機能は、搭載したタイプの方が高性能です。Northwood(478Pinの○○Ghz)もHTを搭載したものがあります。特にエンコードをするなら威力を発揮してくれるでしょう。フィルタをかけないエンコなら処理速度はアスロン64を凌ぎます。
お礼
お返事ありがとうございました。 質問がわかりにくくてすみませんでした。
補足
エンコード処理速度ですが、アスロン64とペンティアム4ではどのくらい違うのですか? 同じ容量の動画を同条件でエンコしたら、どのくらいの時間差があるのですか? また、仕上がりの質にも違いがあるのでしょうか? ペンティアムの方が綺麗に出来るとか。
お礼
お返事ありがとうございました。 Prescottの良さを活かす場面が限定されるから、ほとんどNorthwoodで足りてしまう。Northwoodの方がコストパフォーマンスがいい、と考えればいいのですね。
補足
みなさんの今までの解説を総合すると、現在PCの多くに表記されてるHTテクノロジ インテル Pentium4というのは、Northwood版と考えていいわけですね? 昔の単なるPentium4と表記されてるものや、Prescotto版は違うわけですよね。 まだ間違ってたら指摘してください。